医療通訳士技能検定試験、明日、合否発表

2010-02-08 22:06:12 | Weblog
医療通訳士の重要性と必要性を叫ぶ!
医療通訳士技能検定試験、明日に合否発表

平成22年2月8日 月曜日
特定非営利活動法人 日本通訳案内士連合
東京通訳アカデミー
☎03-3233-7518 Fax.03-3294-7410
Eメール:okamura3@oksemi.co.jp

皆様のご清栄をお慶び致します。
さて、昨日は、千葉・成田空港地区を国際的な医療拠点にしようと言うセミナーが300人もの参加者を集めて盛大に開催されました。民間事業者と政府との協力が合いまってこそ、そのような大きな夢も実現に向かって前進するのでしょう。
この他にも、同様の大きな志を掲げて多くの企業や団体・個人が、一斉にメディカルツーリズム推進に向かって企画を練り、あるいは既に準備に邁進しています。
それらのセミナーや会議に於いて必ず叫ばれることが、優秀な医療通訳士の絶対的な不足です。幾ら、病院側や旅行業者などのアレンジ業者が、外国人導入や受け入れに前向きに取り組んでみても、外国人患者や顧客と病院側との言葉の橋渡しを行うべき医療通訳士が質量ともに揃わなければ、医療の国際化もメディカルツーリズムも絵にかいた餅でしかありません。
しかも、ご夫婦で健康診断受診や病気治療に訪日された場合、とりわけ中国からの場合は、男性の通訳案内士も必須です。
その意味で、通訳案内士の養成ないしは通訳案内士希望者の募集と獲得は、メディカルツーリズム推進に於いて大前提の条件です。
メディカルツーリズム推進が国策であれば、それに欠かせない医療通訳士の育成事業ないしはその資格授与活動に対しての公的な支援が不可欠です。
とはいえ、実際に公的支援が開始されると言う予測や見通しも困難な状況下であれば、精一杯に民間での洗練度を高めた内容充実の「資格」にグレードアップしていく工夫と努力が必要です。
特定非営利活動法人 日本通訳案内士連合と東京通訳アカデミーでは、1月31日に、第一期生向けの医療通訳士技能検定試験を実施しました。採点や合否判定会議も終了しましたので、明日2月9日(火)に合否発表を行います。合否の基準は、85%以上の得点者が1級合格、60%以上の得点者が2級合格です。
ちなみに、医療通訳士講座も昨年9月に開講したばかりのため、極めて優秀な生徒さんばかりが受講されて一心不乱に勉強を重ねられたとはいえ、技能検定試験受験生数そのものが僅かでした。
そこで、英語コース2名の受験では、1級合格者が1名、2級合格者が1名でした。
他方、中国語コースでは10名が受験し、6名が1級合格、4名が2級合格でした。
2級合格者については、本当に後1歩のきわどいところでしたから、3月からの新講座を再度受講していただき、7月末の第2回技能検定試験合格を目指して戴きたいと強く希望します。講座を担当された講師の先生方からも、後もう一期の受講で1級に達するような高いレベルの実力を身に付けられますという言葉を預かっています。
その折、受講料は、第一期でお支払いいただいた学費の50%が17万円から免除されます。
例えば、第一期に於いて、受講料12万円を支払われた方は、3月スタートの新学期では、正規の受講料170,000円から(12万円の50%=)60,000円を免除され、残り110,000円を追加で納入するだけで済みます。

今日も、当アカデミーの会議室では、メディカルツーリズムに関わる業者団体等が集まり事業開始に向けての諸準備や将来の見通しなどについて話し合いを行いました。
かなりの数の企業や団体等が必死になって新規有望ビジネスのメディカルツーリズム開始準備に奔走している現在、今春ないしは夏場にかけて、医療通訳士の需要は大きく伸びていくことが確実と予測されます。
更に、医療制度についての政府改革案が来週の末には決定されるようですが、この内容次第では、医師事務作業補助者についての需要が全国で爆発的に伸びる可能性があります。
この職種は、特定非営利法人「日本医療コンシェルジュ研究所」が開発されていますが、東京通訳アカデミーは強力な支援体制を組んでいます。
では、明日の医療通訳士技能検定試験の合格発表をお待ちください。