
リスボンでは”アレクリム スタジオ&ルームズ バイ ボーホー(Alecrim Studio & Rooms by BoHo”という、長い名前のゲストハウスに泊まりました。場所は、カイス・ド・ソドレーというリスボンの大きな駅の近くで、とても便利な場所にあります。ちかくに飲食店のお店も多いです。カイス・ド・ソドレーからはベレン地区に行く15番の市電が出ています。
部屋は4つぐらいあるのかな?広くて清潔でシンプルな部屋。共同バスですが、シャワー&トイレは2,3個あります。大きなキッチンもあって、ヨーロッパらしい窓際のテーブルもあります。大きな冷蔵庫や洗濯機もあります。他の住人は、このキッチンで料理を作ってました。
そして、値段も一泊32ユーロで安い!口コミ評価も非常に高いし、とってとってもいい宿なんですけどね。どうも私とは相性が悪かったらしい。。。というか、時間に余裕のある人じゃないと、こういうフロントがない宿は不向きなのかも。
今までこういう宿にも何回か泊まりましたが、そんなに問題はなかったんですけどね。チェックインに関しては前述のとおり。後の事は、後で書く。
リスボンではだいたいこういう風に観光しようと計画立てていました。まず見たかったベレン地区から攻める。待望のジェロニモス大聖堂を午前中に見ます。
8時ごろ宿を出て、カイス・ド・ソドレーの地下鉄で1日券を買う。6.5ユーロです。リスボンを1日観光するなら、1日券を買ったほうが断然楽で安い。いちいちいちケーブルカー乗るのにチケット買うのもめんどくさいし。そして1回2ユーロぐらいなのかな?3回ぐらい乗れば元とれるぐらいの値段だと思います。

最初はポルトガル名物ナタ(エッグタルト)を食べに、パステル・デ・ナタに。朝食の代わり。
15番の市電の降車ポイントでベレンの次がジェロニモスだと思うんだけど(あたしはベレンで降りてしまった)その間のジェロニモスよりにあるのかな?有名店なのですぐわかる。
ここのナタ、最高です!評判は本物。(と言っても、ここ以外では食べてない。ポルトの空港でお土産で6個入りを買って日本で食べたけど。時間たってるから、当然回りもしっとりだった。)回りはぱりぱり、中はしっとり。
かなり店舗は広くテーブルも奥にたくさんある。混んで来たら、奥のほうのテーブルを開放していました。
私はナタ2個とカフェオレを頼みました。3.3ユーロでした。1個1ユーロちょっとかな?

この日も快晴でした。この旅行中、ポルトの2日目以外は天気に恵まれました。晴天の青い空の下で見る発見のモニュメントは壮大です。
はる~か前にリスボンに来た時、ジェロニモス修道院はクローズで見れなかったけど、発見のモニュメントは外にあるので、見ました。その時は雨だった。
どんよりした灰色の空で見るのと、青い空の下でみるのとでは、ぜんぜん違ってるのでは?前はあんまり感動した覚えはないけど、今回は感動しました。
青い空の下に白い大きなモニュメントがど~んと。今にも動きそうな人物たち。性的なモニュメントではなく、動的なものを感じました。「地球の歩き方」に、”この人物がここ”と説明があるので、そう見ると「う~ん、そうか」(?)という感じ。





そして10時ぐらいにジェロニモス修道院に行くと、すでに長蛇の列が。。。ちょっと失敗したか?もう少し早く並んでおけばよかったかな?
ここではセット券が売ってて、ベレンの塔とのセット券を購入。12ユーロでした。
ジェロニモス修道院は素晴らしかったですよ。石なんですが、レースみたいな細工です。こういう細工はポルトガル独特のものだと思います。その美しい姿に、写真を撮りまくる。回廊にレースのような柱の陰が落ちています。影も美しかったです。
次はベレンの塔。ここもチケット購入のための長蛇の列でした。私はチケット持ってるので、横をすり抜けて入場。ちょっと快感(^^ゞ
ベレンの塔の中は、とくにどってことはないかな。あんまり細工はないです。上に行って、窓から海とかを見るぐらい。ここは螺旋階段が1つあるだけです。だから、係りの人が上がる時間と下がる時間を分けて、交通整理をしていました。そうなるよね~~~
ベレン地区を見終わって、15番の市電でカイス・ド・ソドレーに戻ります。
ちょうどお昼過ぎ。戻った目の前に「地球の歩き方」に載ってるリベイラ市場があったのでそこでお昼にすることにする。市場のスペースとフードコートのスペースがわかれて合って、フードコートのスペースには周りを囲むようににいくつもの店がぐるっとあります。
私はここで食事をすることはお勧めしません!だって「高い!!」だけだから。シーフードが食べたくて「モンデマール」というお店でタコのリゾットを頼みました。リゾットが14ユーロ、水が2ユーロで16ユーロだったんだけど、量は少ないし、男性なら絶対足りない。ポルトガルって量が多くて、リゾットでも多すぎて1人前食べきれない、とどこかに書いてあったけど、前菜レベルの量。私でもまったくたらなかった。GHに戻ってなんか食べたな。カロリーメイトだ。味もそんなにおいしという感じはなかった。それに混んでて、大きなスペースに大量の椅子があるけど席探すのが大変だった。。。16ユーロがもったいなく感じました。
でもすごい人多いんだな。ほかにいいお店あるんだろうか?どこもそこそこの値段だったし、モンデマールは結構有名店みたい。お客さんも多かったし。観光客が多いのかかな?。


ロシオ広場に行こうとしたが、結局わからず。でも行く途中にあった展望台で、リスボンの街並みを眺めました。ロシオ広場行きたかったな。。。
28番に乗ってエストレーラ教会に行くも、しまってて中に入れませんでした。
次はカテドラルに行く。カテドラルはポルトガル語で1文字”せ(Se')”だそうです。覚えやすいというか、"セ"でいいのか"セ"で、という感じです。
カテドラルから737番のバスが出ていて、サン・ジョルジェ城に行きます。
ここで面白い光景に出会いました。リスボンは道が狭い。だから車がすれ違ったり、ぬかしたりできない事もあります。737番のバスが止まった。そして動かない。はじめ信号かな?と思ってましたが、先を見るとゴミ収集車が止まってゴミを収集しているのです!何人かの人が手作業でゴミを運んで、車に詰めていました。「もっと効率よくできんかい!」という感じで、手で持てるだけを運んでいるのです。後ろの車は”ぶっぷー”(早くしろ)と。なかなかリスボンらしい光景なのかどうかわかりませんが、面白いなと。

この後、なぜか交通の便が悪くなる。カテドラルに戻ろうと737番バスを待つが、なかなか来ない。歩いてカテドラルまで帰ろうかと思ったけど、帰り方わかりません。。。
ようやく来て、カテドラルに戻る。もう少し奥まで市電に乗っていきたかったので、カテドラルの前で28番をまつ。しかし28番のなかなか来ない。やっと来て、28番に乗りました。
市電は細い道の間を抜いて走ります。しかし、日は暮れて真っ暗。明るかったらよかったのになー


お店はたくさんあって、悩んだ。お店の名前よくわからなかったけど、「魚のスープ」とメニューの出ているお店に入りました。魚のスープと白身の魚料理を頼みます。美味しかった。ボリュームもあった。17ユーロ。やっぱり、リベイラ市場は割高だなと思った。

リスボンではファドが聞きたいと思ってた。でも、地球の歩き方に載っていたお店を見つけるのは難儀そうだな、と状況を見て感じる。そのあとGHに一度もどり、スマートフォンを見ようとしたが、
「なななんと、スマートフォンがない~~~~」のであった。バックの中を隅々ま探し、部屋に置いていかなかったかと思い、部屋も隅々探し。でもなかったのです。。。
私はスマホはWi-Fiでしか使わない。リスボンはWi-Fiがつながるところがなかったので、その日は朝目覚ましで使って、バックの中に入れてそれっきりです。パスポートとお財布はバックのチャックの中に入れたけど、スマホは中側のポケットに入れていた。今から思えば、満員の市電の中ですられたんだろう。
もしかしたら、今日入ったレストラン パステル・デ・ナタ,リベイラ市場,夕飯を取ったレストランのどこかで落としたかもと思い、3件とも夜なのに行って聞いてみるが、「ない」との事だった。
リベイラ市場については、誰に来ていいかわからないじょうたい。
疲れ果てる私。
こんなあんなでスマートフォンなしとなってしまった私なのであった。
海外旅行でなくしてはいけないもの
1.絶対のパスポート 海外でこれがないとどうにもならん!!
2.お財布 カードも入ってるし、これがないと大変です!
3.スマートフォンかも。。。 今回は目覚ましようの時計持ってきてませんでした。スマホを目覚ましにしていた。そして、海外保険の証書なんかもプリントしていなかった。
目覚ましと、何かあった時の連絡先がないよー
私は今までに1回海外で保険のお世話になっています。ぐわい悪くなって、証書にあった連絡先に電話かけて、日本語で対応していただきました。海外保険の連絡先がないと怖いです。
2日目にしてスマホなくす。大大大、だ~~~いショックの2日目なのでした。
その日はもちろん、ファド聞かず。そんなどころではない。
目覚ましないので、寝られず。うとうとしたぐらいでした。