旅の恥はかきすてです

旅行が好きです。
いままで行った国は41、都市は160以上。
世界遺産は140以上!
そんな旅行を書いていきます。

01月05日 マドリッド観光

2016-01-05 | 2015年12月 マドリッド・モロッコ
最終日。
フライトは20時からだから、18時に空港着けばいいから、17時ぐらいまで時間があります。
今日は、Solを中心に観光します。
マドリッドの見どころと買いものどころは、Solに集中しています。(と思う)
Solに宿取っていて本当に良かった。

朝は早くに目が覚めます。
でも朝暗いので、明るくなるまでスマホでYouTubeとかをみてました。
これがいけなかったのか、結局最後は中途半端なことになり。。。
あんまりガイド見てなくて、"観光効率"を考えていませんでした。
ふらふら歩いて出会ったもので、という考えだったのだ。
今日の第一目的は"コンシード"というマドリッドの郷土料理を食べること、その次は王宮に行くこと、その次はハモンを買う事でした。

チェックアウトして荷物を預かってもらう。
宿を出て少し行くと「ムセオ・デル・ハモン」という、バルとハモン屋さんが一緒になったお店があります。
ここでまずお土産用のハムを物色。
バルでは朝食用にハモンサンドを出していて、食べてる人がちらほら。
本当は体重が怖いんで、今日の朝はランチの"コンシード"のためにひかえようと思っていた私。
でも食べたくなって、ハモンINクロワッサンとカフェコンレチェ(カフェオレ)を頼む。
クロワッサンに挟んだハモン、おいしかった~~~
ハモンがパンからはみ出してます。
少し甘いクロワッサンと塩けのあるハモン、あわせると最高です!
クロワッサンは日本でみるより、大きいです。
カフェコンレチェもうまい。
これで3€です。
朝マックぐらいのお値段。

マドリッドは3回以上来ています。
そういえば前に来た時は、こんなお店はなかった。
ここらにハモンだけ売ってるお店があって、そこでハモン買って,朝食かなんかの残り物でとっておいたパンと飲み物となんかで、やっぱり安いホステルで夕食にした事があった。
いかにもお肉屋さんのおっさんという初老の男性が、ハモンを切ってくれた。
一瞬いろんなところの思い出と混じってるのかな?と思ったけど、その時は夕食用にハモンを買って、それからトレドに行こうと思ってて、チケットはもう購入済みだったから時間がなくて焦っていた記憶がある。
やっぱりここらにハモン屋さんがあったはず。
そういう古いタイプのお店がなくなり、今はバル&ハモンの今風のお店に変わったのか。。
なんだかなぁ。。。時代の流れなんですね。。


その後、王宮に行くのにマヨ―ル広場を通ると、出口のところで靴屋さんに遭遇。
これはもしやカタルーニャの伝統靴ではないか!?
「TVでスペイン語」のバルセロナ編で、昔からの伝統の形の靴を買う場面があったのだ。
その靴がかわいくて、今度バルセロナ行ったら絶対買おうと思ってたけど、忘れてました。
たぶん伝統靴は底が藁で上が布の靴だと思う。
今はヒールがあったりして、アレンジしています。
見て思い出した。
まだ10時ぐらいで早かったので後から来ようかとも思ったけど、お店には韓国人のお客もいたし、後の事はわからないからちょっとお店に入ろうと思い、入った。
ショーケースにはいろんな靴が並んでました。
スリッポンタイプか、夏用のサンダルかのどちらかにしようと。
韓国の人が買ったサンダルが良かったので、その靴のサイズ違い色違いを出してもらう。
私サイズだった。
私サイズの靴がスペインにあるなんて思わなかった。
私の靴サイズは22.5。たぶん、子供用なんでしょうね。
もう少しちいさいものでもよかったので「ペケニョ(小さい)?」と無愛想で少し怒った表情を崩さない女性に聞いてみるも、彼女は首を振る。
本当は「もう少し小さいのない?」と聞きたかったのだが、たぶん「小さくない?」と受け取ったんだと思う。
ああ、もう少しスペイン語を知っていれば。。。
でもこれでも大丈夫そうだったので、即ご購入。
21€でした。履いてみないとわからないけど、安いと思う。
衝動買い。満足!
買った靴は後でのせます。たぶん。。。


買った靴持って王宮に行くも、王宮はTV取材が入ってるらしく、この日は中に入れないんだって。
がっくし。。。
中はゴージャスできれいらしいよ。
通常(11€?)の約半額の5€で王宮の広場だけは入れるらしく、中に入ります。
中にはないれなかったけど、中世の人間と馬の鎧が陳列してある博物館や、まさに宮殿の中にあるという内装の美術館にも入れたし、広場もきれいだし、まあ満足しました。
それにしても馬の鎧,重そうです。
人間のも重そうだけど、こんなもん付けられた馬、気の毒。。。

次は王宮近くにある、「サン・イシドロ教会」を見学。


通り道にはかわいいメリーゴーランドが。ヨーロッパの広場にはメリーゴーランドが似合いますね。
次は王宮の近くにある「エンカルナシオン修道」へ。
ここは自由に見学できません。
ツアーで回ります。
入ると「スペイン語のツアーしかないけどいいですか?」と(なんとなくそんなこと言ってる感じが。。。)
でもツアーに参加することに。開始が12時との事で、まだ30分ぐらい時間があります。
それまで近くをふらふら。
韓国人のカップルもいましたが、ツアーに参加するようにしたそうです。
実は「地球の歩き方」にあるコンシードの有名なお店「ラ・ボラ」は、ここの近くにあるそうなのだ。創業1870年だそうですよ。
チェックしときました。
よーするに、いきあたりばったいだけど、食べること中心でしょうかねェ。
ツアーが終わって、レストランに入れば、朝食の時間からして少し早いけど、まあまあお腹にはいい時間かな、と。
特になんってことのない道とかをふらふらするのも楽しい。

時間になって戻ると、大勢の人がツアーの開始を待っていました。
ツアー開始。
ガイドの人が、事細かく説明しているらしく、大した大きさじゃないのに、なかなか進みません。
まず説明してから、自由に見て、という感じ。
もちろんスペイン語の説明はまったくわからない。
貴族の肖像画やキリストの殉教の木彫りや、骨が入ったはこが陳列された棚とか。
ガイドなしだったら、20分かそこらで見終わるところ、1時間かけて最後だと思われる教会へ。
ここでツアーをいちぬけ。




コンシード食べに「ラ・ボラ」に入ります。
入口からみると小さなお店に見えますが、トイレに行った時に奥を見て、なかなか大人数収容できそうなレストランでした。
雰囲気がクラシックな感じで、いいです。
コンシード以外のメニューもあるけど、大半のお客さんはコンシードを頼んでいるようでした。
コンシードというのはどんな料理かしらなかったのですが、びっくり!
まず素焼きのような坪が来ます。
そしてそうめんを切ったようなヌードルが入ったスープ皿が来ます。
お給仕さんが、そのスープ皿の中に坪からスープだけを注ぎます。
最初はそのスープだけを飲みます。
いろんな出汁だきいたスープでおいしいです。
次は、その坪の中味をお皿に開けます。
お給仕さんが開けてくれました。
大量の豆とお肉の塊が出てきます。
そのボリュームにびっくり!!いったい何人前ですか、これ!?
お皿がほんとうに山になってます。
そして、お給仕さんが、キャベツの酢漬けのようなものをのせます。
食べても食べてもへる気配ない。。。
スペインの人、これ全部食べるんでしょうか?
そのほかに、野菜がセットで来ます。
その上、パンも付きます。
お肉は全部食べましたが、豆は半分ぐらい残したかな。
パンはぜんぜん手を着けず。
野菜は半分ぐらい。ソースがおいしいです。
お腹パッンパン。満足満足。
ガスウオーター含めて、25€でした。


その後、「デルカルス・レアレス修道院」へ。
ここで失敗に気が付く。
14:00~16:00までお休みで16:00~18:30開館だそうです。
要するに、シエスタ時間ですね。
ヨーロッパの国ってシエスタ(長い昼休み)を取って、お昼は家に帰って家族で食事するって聞いたけど、スペインは今でもそうらしいです。
「TVでスペイン語」によると。
お昼は軽くサンドイッチ食べて、午後は仕事場から自宅に戻ってお昼、夕方仕事場に戻って夜遅くまで働くそうです。
だから、シエスタをとっても1日に働く時間はそんなに日本と変わらないみたい。
ヨーロッパの全ての国がそうかといえば違うかもしれない。
スペインはシエスタをとる傾向が強いのかもしれない。
これだけ朝日が昇るのが遅いと、そうなるかもしれないと想像。
そう、着いたときが14時を回ってた。
が~ん、こっち来てから食べればよかった。
そうすれば飛行機までの時間ぴったりだったのに。
こっちの修道院のほうがさっき見た修道院よりよざげな感じもする。。。
こっちを見とけばよかった。。。
ここも自由には見学できません。
ツアーで内部を見ます。
一応16時ちょっと前に行ってみたけど、長蛇の列ができていて、ツアーだと一時間以上かかりそうなので、空港に向かうぎりぎりだと思われる17時を超えそうです。
涙をのんで、あきらめて列を離れました。

そんなこんなで、時間が中途半端になった。
朝下見した「ムセオ・デル・ハモン」でハモンを買い、Solに数件あるお土産屋さんを覗いたりしていた。
さすがサッカーの国、無敵艦隊スペイン(この総称はもうなくなったのかもしれないけど。この前のWCPで。)サッカー関係のお土産が置いてありました。
人気クラブ「レアル・マドリード」のおひざ元だもんね。
歩いてると、道の名前がかかれたタイルを目にします。
そのタイルのお土産があって、ほしくて買おうと思っててわすれました。
あとはお土産になりそうなマドリッドの名前の入ったキーホルダーや小さなコップを購入。
グラン・ビアなんかも歩く。
スペインの有名バックブランドのロベエもありました。
ショーウインドウ見ると、やっぱり高い。ちょっとしたバックが10万位?
そうそう、就職して初めてスペインに来た時、あのういういしかったころ(物を知らないバカ娘だったころ)、通勤用にロベエのバックを買った。
あの頃はユーロなんてものもなく、スペインペセタで、今にも倒産しそうなスペインの経済状態で、ずーとずーと今より安かった。
スペイン、変わりましたね。
その頃は、もっともっとだらだらした国だった。

1900年ぐらいからやっていると看板にあったチョコラテ屋さんで、最後にチョコラテ&チュロスを食べようかとも思ったけど、昼あれだけ食べてるから、体重気にしてこれも涙をにのんでやめて、宿に戻って荷物を引き取り、地下鉄でバスパラス空港に向かいました。
食べときゃよかった。。。今後悔。。(こんなことで後悔するあたしって、バカ!)
しかしここでボンミス。


空港行きの地下鉄8号線には、T1T2T3-バスハラス-T4 と駅がつづきます。
エアフランスのターミナルを確認し忘れ、行きがT4だった記憶があったのでT4に行こうと思って、T1T2T3の次で降りたら空港ぽくない!
隣のバスハラス駅は空港の駅ではない。その次に行かないといけないのだ。
間違えて降りてしまった私。
降りた地下鉄にはまだ人が数人のっており、不思議にも思ってた。
切符買いなおして、乗りなおし。
空港までの地下鉄の切符、高いんです、空港使用料で+3€になります。
そしてT4に着くものの、ボーディングの掲示板をみるがエアフランスがない!
インフォメーションで聞くと、T2ダという。
ショック!そして焦る!
気が弱いんで、こういう事に遭遇するとすぐ焦ってしまうのです。
ターミナル間を走るバスがあるとのことで、バス停をみたがわからず。
仕方く、また高い地下鉄でT1T2T3の駅に向かいました。
せっかく時間に余裕があったのに、まったく余裕なくなって焦ってしまった。。。
e-チケットにはターミナルは書いておらず、確認しなかった私の凡ミスです。

そんなこんなで、このシリーズの最初に書いた(マドリッドとモロッコ 予定と予算とフライトとか)内容に戻ってエアフランスの内容になります。
あたしの旅行って、まいかいまいかいこんな感じ。
決して、TVで出るような旅慣れたスマートな旅ではなく、何回海外一人旅しても毎回毎回こんな感じです。
はっきり言って、ノータリンでバカ。
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