民主党は人からコンクリートへ軌道修正か？

政府は政務三役による整備新幹線問題検討会議を開き整備未着工の
３区間の着工認可をしました。

３区間は北海道新函館札幌間２１１Ｋ。３５年開業
北陸新幹線金沢敦賀感１３Ｋ。２５年開業
九州新幹線長崎ルート諫早長崎間２１Ｋ。２２年度武雄温泉長崎間
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一括開業

で、地元に取っては大きな喜びとなるでしょう。

事業費は３兆４００億円何処から財源を捻り出すのでしょうか？

その殆どは地方自治体負担の様ですが、大部分を占めるのは国費です。

財源再建が叫ばれて居る中でよくまあ堂々と国民に対して発表出来る
ものですね。

此を発表した羽田国交大臣は下を向き相当苦しそうな感じを受けたのは
私一人だったのでしょうか？

民主党が政権交代した際大きな声でこれからコンクリートから人へと大
きく変貌するのだと言い、着工途中の公共事業に次々とまったをかけた。

あれから２年経ってないのにこのザマです。

これは計画したのは必ず着工すると言う国交省の官僚に押しきられと見る
のが妥当と言う声があります。

長崎県にとっては今度の認可は喜ぶべき事と歓迎していますが、長崎ルート
は今回の諫早長崎間の１２００億円を含め５０００億円と膨れ上がった。
またスーパー特急方式がフル規格になったが、武雄温泉肥前山口間は複線化
されても在来線と共有です。
従って新鳥栖武雄温泉間５１Ｋは在来線と共有の狭軌を走ります。

長崎ルートに走る予定のフルリーゲージトレインは、今だ台車の問題で開発
途中で果たして開業に間に合おうかとさえ言われて居ます。

此だけ大きな金をかけて短縮される時間は３０分を少々切るだけと言う
お粗末で乗車料は思い切り高くなりそうです。

また在来線を利用できなくなってエセ新幹線利用となります。

長崎ルートに関しては何か全て見切り発車で、此は諫早開拓開門問題と
関連しているのではと勘ぐりたくなって来ます。