日々好日

さて今日のニュースは

首相法案成立へゴウーサイン・益々居丈高になる自民党

2012-06-04 06:55:09 | Weblog
最後通告と見られた野田・小沢会談どうしても噛み合わず平行線で終わりました。

野田首相は社会保障と税一体改革への小沢氏の賛同を得られなかった。
法案成立に多くの賛同を得て成立させたい。
小沢グループがどうなるかは考えてないとのコメントを出した。

小沢氏は無原則に大増税を強行するなら、それは談合であって国民の理解は得られ
ない。採決には反対。自民党の協力も得られず、衆院で否決され内閣総辞職に追い
込まれるだろうとの見方を示しました。

中に立った輿石幹事長は国民生活第一と言う政権交代の理念に立ち返り結束して
行く様に汗をかきたいとコメント発表しました。

野田首相も此を受けて今障害になって居る参院で問責決議受けた2閣僚と、中国
大使館員のスパイ疑惑に関連鹿野農相の責任問題・それに小川法相弁護士報酬問題
等関連でこの4閣僚交代の内閣改造に着手する模様です。

此の成果に気を良くし一気に自民党は気勢をあげ居丈高にたたみ込んで来て居ます。

消費税増税を柱にする社会保障と税一体改革関連法案の修正協議に即応じる事。
そのため早期に、法案反対の小沢切りを迫ります。
野田政権に民主党政権公約全面撤廃を迫る。
早期の衆院解散・総選挙確約を取り付けたいと攻め立てて居ます。
予算執行には不可欠の公債発行特例法案を人質に、内閣不信任決議案提出。
野田首相の問責決議案提出も辞さぬ構えで追い込む作戦の模様。

此に対し野田首相は話しあい解散を約束する事は非常に難しい。
小沢氏との会談は決裂したが、党内融和を求める声も多く法案先送りの目が潰れた
のではないとの声もまだあります。

民主党も修正協議で自民党が国会提出予定の社会保障等の対案を丸呑みして全面降伏
を強いられては、政権与党の面目丸潰れで存在価値が危うくなります。
その上民主党の09年のマニフェストの公約違反を詫びて、全面撤回を迫られては
民主党としては解党を迫られたも同然でこれは譲れない事項でしょう。

さて此が何処まで容認され妥協点が探れて法案成立・解散総選挙となるのか?

または協議不成立で、内閣総辞職と言う展開になるのか?

しかし自民党も下手な深追いで国民の支持を失う事を恐れて居ます。

今の処全く予想がつきません。


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