垂直離着陸ヘリ米国で墜落・沖縄配備はどうなる

米国が開発した垂直離着陸輸送機ＣＶ２２オスプレがまた米国で
墜落事故を起こしました。

この大型ヘリは開発当初から墜落事故が続き「後家さん製造機」
等と陰口を叩かれる程、悪名高いヘリコブターです。

このオスプレーは現在普天間基地に配備されているヘリＣＨ４６
に較べて速度は２倍。航続距離は４倍。完全武装戦闘員を２４名
載せて広範囲の守備・攻撃が可能な優秀なヘリとなって居ます。

このオスプレの日本配備は自民党政権時代に米国政府と合意した
もので、初め横田基地に１２機を仮駐機させて、最終的には沖縄
普天間基地に配備し緊迫する対中国策とするとなって居た。

処が此が７月に岩国基地に一部仮駐機させて１０月に沖縄の普天間
基地配備が決定された。

此が先般の北アフリカのモロッコに続きオサプレー墜落事故があって
は流石に日本配備も延期されるのではないでしょうか？

ただ国益優先の米国政府の事、どんな手を使って強行して来るか判り
ません。

事故が起きては遅すぎますので、政府もシッカリした対応を願います。

蠢く小沢派の苦悩？

社会保障と税一体改革の修正協議の合意の約束日を今日迎えます。

報道では民主党が難しい問題は棚上げで先送りして、小さい点で
は自民・公明案を呑み民主党案の撤回で大筋は決まったと報じて
居ます。

処が此処で一番問題の民主党内の小沢グループの動向です。

一向に戦いの鉾を収める処か益々鮮烈化した感が有ります。

先日は「消費大増税採決反対する超党派国民集会」を都内で開き
与野党国会議員１００名程が参加し気勢を上げたらしい。

殆どが民主党の小沢氏を支援するグルールの人達で占めて居たとか。

このグループは、国民は全て消費税増税反対だ、との認識に立って
国民運動と称して消費税増税関連法案採決阻止を叫んで居ます。

しかし我々には小沢氏が民主党に於ける影響力低下に危機感を持った
小沢氏独特のパフォーマンスと見えて仕方がない。

小沢氏は元来消費税増税に対しては賛成の立場でむしろ旗を振って居た
人です。

それが今は時期が悪いからとか、民主党マニフェスト違反するからとの
理由で野田首相を攻撃の的に民主党の実権奪取を図って居ると思われる
節がある。

踊らされる小沢ブループの人達も憐れです。

野田首相を初め民主党執行部は採決の際欠席しても即除名の厳しい処分
を仄めかして居ます。

現在小沢グループと言われる人は１２０名。それに同調すると見られる
鳩山派グループ３０名です。

確かに民主党衆院議員数２９２名の過半数を占めて居ます。

処がこの小沢グループも一枚岩でなく、もし造反しても３０名位ではと
言われて居るとか。

折角の政権の座に座れて国政に携われたのですから、此を手放す法はない
と見るのが誰しも考える事です。

本人が消費税増税賛成で国民向けの増税反対の化けの皮は直ぐ剥がれる
事でしょう。

その点を見越したグループ内の議員は採決後の先を読んで居る様です。

何れにしても社会保障と税一体改革関連法案が採決に持ち込めるのか？
持ち込めたらどういう展開になるのか？
それとも先送りで危機回避を選ぶのか？
全く先が読めません。

これが全て小沢グループの動向に係って居ると言う事は、小沢グループ
の議員も責任が重いものになります。

何れ来週２２日までには決着がつくのでは？