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2019年理論問1を解く

2021-05-16 06:17:08 | 電験2種への遠い道のり
この問題はある点電荷から距離を置いた2点間の電位差(電圧)の大小の比較です。

電位は電荷からの距離に反比例するということが分かっていればいいのです。
すると1/PA-1/PBという分数の引き算の結果の大きさを比較すればいいことになります。
PBの長さは暗算しましょう。電卓も使えるのに?と思われるでしょうが、あまりに簡単な足し算引き算を暗算で済ませるのも時間短縮術の一つです。それから優れた技術者の素養の一つとして暗算で大方の目星を付けながら計算機やPCで詰めていくものですよ。
単純な分数の引き算の結果が出てきたら比較するとcが一番大きくaが一番小さいことが分かりますので当てはまる選択肢は(2)になります。

結果から言えるのは点電荷から離れた2点間の電圧は、点電荷に近く2点間の距離が長いほど電位差は大きくなるということです。

写真の下に輪をかけて汚い字で計算が書かれているのは自分が回答する立場なら問題用紙にこんな風に書き込んで答えを求めてるってことです。どーですか?この解法なら1分以内で解けそうな気がしてきたでしょ?

さて、次回は電位の演習問題をもう一つ、正攻法なら計算が大変だけど電荷・電界・電位の性質を理解している、公式の意味を踏まえた暗記が出来ていればそんな計算などしなくても正解にたどり着けることを示しましょう。


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