明日は明日の風が吹く

明日の事を今日悩んだって何にも解決しない
まぁ何とかなるさ!

よきお年を

2009-12-30 17:00:08 | 日記
皆様の御多幸を祈念いたします。
よきお年を。


年末年始の行事を一気に祝ってみました【鐘つき】maru氏、エレクトーン


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たまには

2009-12-28 01:21:43 | トラウト
趣向を変えて
アマゴの香草アルミホイル包み焼き
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抽象と具象

2009-12-23 23:04:26 | 日記
私女だけど、ほろ酔い喘ぎで「ピエールとカトリーヌ」


聞いてると思わず想像しちゃうけど、フランスパンの歌なんですってww
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性懲りもなく

2009-12-20 14:52:24 | トラウト
今日もアマゴ釣り
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再びパンとサーカスについて

2009-12-02 18:53:08 | 歴史
ヘラクレイオス帝の治世下で消滅した「パンとサーカス」であるが、これがどうして発生して維持されてきたか考えてみたい。

もともとローマは市民が生産・軍事に従事し政治に参加する共和制国家であった。貴族達が元老院を構成しその代表者が統治し、方向性などは元老院の決定こそが重視された。

やがてオクタヴィアヌスが元老院よりアウグストゥスの称号を得て第一市民として帝政を開始すると、皇帝と元老院の間で権力の綱引きが始まることは当然の帰結であった。

歴代の暴君と呼ばれる皇帝たちの共通点は何かといえば元老院と対立したことにあった。五賢帝の真ん中に位置するハドリアヌスも元老院から暴君の烙印を押されようというときに後継者のアントニヌス=ピウスの懇願により暴君認定から免れたのである。

皇帝が権力を振るおうとすれば必ず元老院の反発を誘発し、対抗するには元老院をなだめすかすか、民衆の直接の支持を取り付けるしかなかったのである。

そうなれば皇帝が民衆に賜物を配るというのは当然の成り行きになる。

実際、古代民主制をかなぐり捨てて領土拡大に奔走したユスティニアヌス帝も徹底したパンとサーカスの提供で人心をひきつけたのである。

逆に民主性がマトモに機能するなら、民意が国に責任を負うことになるので、バラマキを行う指導者は民衆の懐疑の対象にされよう。公選された指導者がバラマキによって高支持率を維持するなら衆愚制以外の何者でもない。

被征服者や奴隷を裏付けにして皇帝はパンとサーカスの提供が行えるのであり、これを失ったときに終焉を迎えることは当然の帰結であった。

同時に以降はもはやこの手のバラマキで民衆の歓心を買おうという手が通用しなくなったのかもしれない。

ビザンツ帝国において民主制をタテマエとした古代ローマ帝国では見られなかった女性と奴隷の人権の向上もこうした点と無関係ではなかったと思うのは考えすぎであろうか。
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