昨日は京都では電工2種の試験が行われたので受けてきました。
場所はみやこめっせ、琵琶湖疎水のほとり平安神宮の近くです。
電車では何かと不自由な京都府北部、例によって近場までは自動車です。ゼストに止めて鴨川沿いにでます。橋を渡ると琵琶湖疎水が並走しています。それが発電所に向けて向きを変えるところに「田辺橋」って橋が架かっています。琵琶湖疎水を開削した田辺朔郎氏を記念してるんですね。
田辺橋の下で疎水は向きを変えるんですが、オーバーフローすると鴨川に流れ出るようになってます。
疎水沿いの道を歩いてしばらくすると・・・
勢いある水音がして発電所の放水口に出てきます。
近江盆地と蹴上の落差を使って蹴上の発電所が造られたのですけど、さらに平安神宮近辺と鴨川沿いのわずかな落差を使って発電しているわけです。蹴上の初代水車はペルトン水車開削当時はまだ反動水車の技術が発達してなかったんでしょうね。もちろん今の蹴上発電所はフランシス水車です。この発電所はチューブラ水車といって横軸カプランと同期発電機を一つのチューブに組み込んで水管の中に入れてあるんですね。
発電所上流側、鴨がゆったり泳いでいます。
船溜まり、かつて疎水は水運を目的に開削されました。今は上水と発電も京都の電力の主力を担うものではなくピーク対応のガバナフリーの部分が主でしょうけど・・・
船溜まりにも鴨たちが。
泳ぎつかれたのか芝生の上でくつろいでいる鴨たちもいました。人間慣れしているのか私が通っても何食わぬ顔してのんびりしています。
鴨たちに癒されて、疎水をさかのぼってみやこめっせへ行きました。
皆さん熱心に復習に余念がありません。私も参考書を見て部品の取り付けをおさらいです。
京都の出題は№13
試験開始と同時には工具の音はほとんど聞こえてきません。どうやら大半の方は複線図書く派みたいです。
私は複線図を描かないのでVVRの接続から、電工ナイフで作業していきます。
大体25分で組みあがりますが、工具の音が結構聞こえてきますので、これでも早いほうなのかもしれません。
試験が終わると同じ道を帰るんですが、いやぁ暑いのなんのって!!ww