今日は中秋の名月。
横浜駅のホ-ム、鎌倉の神社の鳥居の上からも、それはそれは神々しい月が望めました。有り難うございます・・・、と誰にともなくつぶやいていた私。
昨日書いた「百花」の続きです。母を看取ってから、今月の3日で10年がたちました。その間、私は極力、認知症関連の本も映画も、あえて見ないようにしていた。見れなかった。
偶然、10年という区切りに、一昨日有隣堂様の東口ルミネ店で「百花」を手にした。単行本が出ていたのは知っていた。映画化され、この秋、公開されるという。
詳しいことは分からないが、おそらく、祖母様の生涯が色濃く描かれているのでしょう。
段々遠いところに行ってしまう母を、私も見ていた。「お母さん」「お姉さん」と微笑ながら、私を呼んだ時の憤りと悲しみを、何に例えればいいか・・・。
「記憶が消えていく」|誰もが抱える、「認知症」への不安。勿論私も。
日書いた「百花」の続きです。