鎌倉駅に21時半ごろ出発する大阪京都行の夜行バスがある。
時々飛び乗りたい衝動に駆られる、後ろ姿。
「私を京都に連れてって」
金沢、山陰辺りもいきたい。
今年はまだ旅行の計画はないが、温泉に行きたい。
素朴な地場の地の恵み、海の幸の食事と、切れの良い辛口の日本酒、
それだけあればいい。
北海道を家族旅行した際、洞爺湖湖畔の宿の温泉は、湯船の深さは130センチほどあった。
首までつかり、対岸の街の明かりを眺めながめながら「旅行はこうあるべき」
としみじみ思った、
大洗から車を積んで、心ゆくまで北の大地を横断した。
娘の夏休みを利用、細かい計画を省き、泊まるところだけを抑えたその旅は、
「家族」をしていた時の、懐かしくも、大切な時間の記憶です。
旅行は、少し無理をしても行くべきですね。