この2、3日訳あって東京の、それも新宿、渋谷、神宮前という若者の街というべきエリアをけさがけに動き回った。
昨日は、仕事の材料探し、布プリントの印刷会社のはしごをしたのです。表参道辺りでは、街路樹の美しい、そして懐かしい風景の中に点在するブランドショップのウインドウを楽しむ余裕もあったが、その足で渋谷まで歩き、山手線で新宿まで出向き、布を買い込んで湘南新宿ラインの乗り込んだあたりでぐったり。
幾つだと思っているのだ、まったく。17000歩ですって。それはいいとしても、気が付いたことがあった。町の中で、身を持て余している様な若い人が、固まって点在している風景に何度か出あった。
仕事を失い、また学校にも行けず居場所がない・・・、そぅなのだろうか?地べたに座り、数人で声高に笑い、語りあっていた。でも、その姿は少しも楽しそうには見えなかった。そりゃそうだ、このコロナ下です。
若者と女性の自殺者が増えているという、この現実。先の見えない不安は、高齢者だけではないのですね。ワクチン接種が進み、ある種の心の余裕が生まれれば、何かが変わるのでしょうか?いや、変わらなくては困ります。
若い人が、あんな風に道端に座り込んで時間をやり過ごしている姿はつらい。
「若さ」は自由で、我が儘で、無茶な夢にしがみついて、たくさん恋をして、たくさん傷ついて、いっぱい、いっぱいやることあります。
とにかく経済が疲弊してしまって居ます、勿論心もです。再度言います。オリンピックですか、誰のための、何のためのオリンピックなのですか。