鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

私の本棚

2018年04月23日 | 日記

林真理子に畑正憲が寄り添っている。

大江健三郎と小川糸が背比べをしている。

孤高の横顔は三島由紀夫だ。

図書館に行くと、私は悲しくなる。

一生かけても読み切れない,沢山の本が世の中にある事が。

若い時、何故もっと本を読まなかったのか悔やまれる。

学校の図書室には小学校の頃はよく通った。

貸出カードで友達の名前を見付け、何故かうれしくなった思い出も。

中学時代は、学校の図書室、行かなくなりました。

受験が関係していたのでしょうか?

その代わり、町の図書館によく通った。

そこで出会った他校の男の子に片思いしたりして・・・、

その男の子が、どんな本を読んでいるのか知りたくて必死になった。

可愛かった(赤面)

本を読もう!とにかく読もう。

今読んでいるのは、斉藤孝「人生は動詞で変わる」(集英社文庫)

動詞は、その人の生きる姿勢に投影されやすいという。

人によってフィットする動詞が違い、自分の動詞「マイ動詞」を意識することで

生活の構え方が変わってくるという。

例えば著者は「泳ぐ」「浮く」「踏ん張る」「挑む」

こんな動詞で心を整えるという。

自分は何が得意で、どういう場面で実力を発揮できるかがわかってくる。

すなわち、自分の戦い方がわかってくるというのだ。

納得の1冊です。

私の動詞?内緒です。

 

 

 

 

 

 

 

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1万円選書

2018年04月23日 | 日記

 

NHKプロフェッショナル仕事の流儀「一万円選書」を見た。

本が売れないこの時代の目からうろこの「セールス」技。

技というより知恵、知恵というより「真心」と思った。

北海道のある都市の一件の本屋さん店主が、閉店の危機を何度も乗り越えて

「1万円選書」にたどり着く。

早い話、店主に1万円で自分に今合う(?)本を選んでもらう。

店主は1万冊を読破しているという。

その選書は、問屋さんが送り込んでくる「流行り」の本とは明らかに違う。

その書店は、自分の目線、自分の心に響いた本のみ並べている。

お客様の評判を呼んで今3000人待ちという。

お客様は事前に店主にカルテを書きこみ、自分の近況や

読書の履歴を伝えている。

そこから現在のお客様の置かれている状況を察知、

おそらく誰もが、生涯出会わない、出会えない運命の本が届く。

1万円は大体10冊ぐらい。

それはまるで、心のサプリメントのようだ。

何故、自分は本屋なのか?何を伝えられるのか?

いつも仕事に、自分に疑問を投げかけ、次の世代に「本を読む」という

大切な使命感が店主を支えてきた。

素敵な方の素敵な仕事、仕事の可能性は「人」にある。

 

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