鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

弓浜絣

2016年05月13日 | 日記

知れた数のきものですが、あれこれ工夫して着回しすることはとても楽しい。

昨日単衣の話をしましたが、単衣は着る期間が短いのでどうしても数が少ないのです。

いえ、私がです。(沢山お持ちになっている方は沢山いらっしゃいます)

木綿のきものはそこへ行くと便利です、真夏以外長ーく着れます。

単衣仕立て、大体が普段着ですから家で洗濯も出来ます。

写真のきものは鳥取の弓浜絣です。40年近く着ています。

家でお水でざぶざぶ洗います。

40代で子供を産んで7,8キロ太りました。

裄が短くなり、直そうと思いながら『もう少し、もう少し』と着ています。

訳があります。亡き母が仕立ててくれたものです。

ゆかたを含め5,6枚縫ってくれたでしょうか・・・、

単衣ですから糸目の様子がよくわかります。

親子なのに、どうしてこうも違うのかと嘆きたいほどきれいな糸のそれに、

鋏を入れることなどできませんでした。

エビに魚篭の躍動感あふれる柄も気に入っているのですが、

そんなわけで、私の宝物の一枚です。

何度も水をくぐった藍の色が、最近、私の肌の色にしっくりと合ってきて、

この時期、大活躍してくれます。

いずれ娘に譲るその時、裄を直しましょう。

勿論、娘のサイズにです。

 

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衣替え

2016年05月13日 | 日記

季節が変わる。

何より「衣」が変わる、衣替え。「更衣」とも書く筈。

私はユニホームがきものになり衣類が減った。

さらに、きものをもう少し整理してもっと身軽になる予定です。

きものと言えば、お約束事が多くて面倒なものと思っている若い方も多いのですが、

最近はフレキシブルに、緩やか~に変化してきているのです。

例えば、ひと昔前は、5月までは袷と言われていたものが、地球の温暖化に伴い

「5月から単衣にしましょうよー」などと雑誌が提案してきています。

私なんて、真冬以外真夏用の襦袢着ていますし、半幅帯で遠出もしてしまいます。

なんたって楽ちんがいいので気楽なきものライフです。

お化粧3分、髪も3分、着付けも3、4分ぐらい。で「行ってきまーす」

きもの、好きです。

 

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