☆映画の旅の途中☆

色んな映画をどんどん観る旅

『最後のマイ・ウェイ』(2012)

2013年11月21日 | 西洋/中東/アジア/他(1990年以降)
『最後のマイ・ウェイ』(2012)

フローラン・エミリオ・シリ監督、ジェレミー・レニエさん(クロード・フランソワ)、ブノワ・マジメルさん
(ポール・レダーマン)、モニカ・スカッティーニさん(シュファ・フランソワ)出演。






【STORY】
1960~1970年代にかけてフランスで人気を博し、フランク・シナトラが歌い世界的なヒットとなった『マイ・ウェイ』を作曲、39歳という若さでこの世を去ったミュージシャン、クロード・フランソワの半生を描く。

1939年、エジプト。クロード・フランソワはスエズ運河の通航を管理する父と派手好きな母の間に生まれる。裕福な家庭に育ったが、スエズ運河が国有化され第二次中東戦争が勃発すると父は失職。モナコへ移住した後、クロード(ジェレミー・レニエ)は地元の楽団で働くようになるが…。

【感想レビュー】@theater
なんだか、観ている時からどんどん胸がいっぱいになっていきました

観ればきっと、彼の歌とパフォーマンスに恋してしまう‼…そんな映画です


彼のどうしよもなく激しい生き方、愛し方、不器用なまでの人との向き合い方は、生まれついた資質と、青年期まで過ごしたエジプトの豪邸での父親との関係が非常に深く関係しているのです。

第二次中東戦争が勃発し、父親が失職。
これまで一家の絶対的な存在だった父親のアイデンティティーの崩壊は、家族に、特に息子に大きな影響を与えてしまいました…。

愛されたい、認められたいという欲求の塊のクロード・フランソワ。


ジェレミー・レニエさんの演じるクロード・フランソワの、お顔がちょびっと苦手で、観たいと思いつつ先延ばしにしてしまっていたのですが、観ているうちに、どんどん魅力的に見えてきました

それは映画の中でも、どんどん垢抜けて、魅力的になっていくのと重なって、素晴らしかったです

もう本当に、キラっキラしていました!!

圧巻の歌とダンスパフォーマンスのシーン

女の子は取っ替え引っ替え…

最後、エンドロールで歴代の女性が出てきた時は、『あぁ、この人もいたいた!』ってなる位でした


149分と長いのですが、さらにエンドロールも長いです
終わるかな…と思うと、また始まる…みたいな…。
でもこれも、彼にあともう少しだけ付き合いましょう!っという感じで味わいました

それにしても、クロード・フランソワさんを知らなかったので、ネットでひいてみたら、ジェレミー・レニエさんは、本当に本物そっくりな役作りをされていたんだなぁ!!!と感嘆しました!!


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