かけっこ倶楽部

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国立新美術館開館 (ほりうち)

2007-01-14 23:39:40 | お知らせ

 日本で5番目の国立美術館となる、「国立新美術館」が、1月21日(日)、六本木に開館します。


[写真:国立新美術館とロゴ(同館HPより転載)]

「国立新美術館は、コレクションを持たず、国内最大級の展示スペース(14,000m2)を活かして多彩な展覧会を開催するとともに、展覧会カタログを中心とした美術に関する情報や資料の収集・公開・提供、子どもから大人までを対象とした教育普及活動を展開して、アートセンターとしての役割を果たします。また、レストランやカフェ、ミュージアムショップなどを充実させることによって、誰でも気軽に立ち寄っていただけるような、親しみやすく開かれた美術館となることを目指していきます(国立新美術館館長挨拶より)」

 国立新美術館は、日本語名こそ「美術館」となっていますが、英語名を "The National Art Center, Tokyo" と称し "Museum" と言う名称を使っていません。いわゆる常設展示は持たずに、一連の企画展を中心に運営しようと言う、まったく新しいコンセプトのアートセンターなのです。

 まず注目されるのは、2月7日から3ヶ月にわたって開催される、フランスの近現代美術の殿堂「ポンピドー・センター」の10年ぶりの大規模展「異邦人(エトランジェ)たちのパリ1900―2005こちらでしょう。

「芸術の都パリは、今も昔もフランス国内だけでなく、世界中の芸術家たちを魅了してきました。パリに暮らす人々をモデルに人間の本質に迫ったピカソ(スペイン)やシャガール(ロシア)、モディリアーニ(イタリア)、キスリング(ポーランド)などの画家やブランクーシ(ルーマニア)、ジャコメッティ(スイス)などの彫刻家、またパリの情景や風俗を写し出したブラッサイ(ハンガリー)やマンレイ(アメリカ)などの写真家たちが、世界各地からパリを目指しました。また、日本の芸術家にとってもパリは特別な街でした。藤田嗣治や菅井汲、堂本尚郎など、今日世界的な評価を得ている芸術家たちも、パリでその才能を磨き、開花させたのです(同展紹介文より)」

 かけっこ倶楽部の皆さんも、毎日息を切らして走るだけでなく、たまにはじっくり立ち止まって、世界の名画を楽しんでみては如何でしょうか?