かけっこ倶楽部

ランニングを楽しむ仲間のぶろぐ

大エルミタージュ美術館展 (ほりうち)

2006-11-05 16:33:49 | 近況報告

 昨日(土)は、麻樹子さんとの楽しいワイン・ランチ会の後、上野公園へ直行、東京都美術館で開催中の「大エルミタージュ美術館展」を観てきました。3連休中日の土曜日の午後と言う一番混む時間帯でもあり、入館前から長蛇の列です。

 エルミタージュ美術館は、ロシアのサンクトペテルブルグ(昔のレニンラード)にある、あのエカテリーナ2世が創設した、世界三大美術館のひとつと言われています。さあ、ここでクェッションです。世界三大美術館と称されるほかの2つはどこに有る何と言う美術館でしょうか? (答は最後にあります)

 会場は、ラッシュの電車内のような混雑振りで、とてもゆっくり鑑賞という雰囲気ではありませんが、エルミタージュを代表する80点あまりの名画の数々には、圧倒されます。

 数ある展示作品の中で、私の一押しは、クナウス (Ludwig Knaus) の「野原の少女」です。強烈なメッセージ性を持った作品ではありませんが、じっと眺めているだけで、ほのぼのと心が安らぎます(同美術館Webより)。

 あっという間に、2時間が過ぎ、外へ出たら、もう夕暮れ時です。薄暗くなった、看板の前で例によって記念撮影。

 いま、上野公園では、国立西洋美術館で「ベルギー王立美術館展(http://event.yomiuri.co.jp/royal/outline.htm)」、上野の森美術館で「生誕100年記念 - ダリ回顧展(http://www.dali2006.jp/)」などが開催されており、まさに芸術の秋最高潮です。さらには、2007年1月からは待望の「オルセー美術館展(http://www.orsay3.com/exhibition/index.html)」開催が東京都美術館で予定されており、これも見逃せません。皆さん、オクトーバーマラソンで疲れ切った心身を休める意味でも、しばらくは世界の名画を楽しんで見ませんか?

 最後に、世界三大美術館のお話です。まず、パリの「ルーブル美術館」は、ほとんどの三大美術館シリーズに名があがりますが、3つ目の候補が問題です。ざっと数えただけでも、アメリカの富を象徴するニューヨークの「メトロポリタン」、大英帝国の栄華を偲ばせるロンドンの「大英」、ルネサンス絵画の殿堂フィレンツェの「ウフィツィ」、スペイン王室の膨大なコレクションを展示するマドリードの「プラド」、歴代ローマ教皇の収集品を収蔵する「ヴァチカン」、中華歴代皇帝の宝物を収蔵する台北の「故宮」などなど、困りましたねえ ... 。