タイ語がメインではあるが、ちゃんと英語表記もあるので、ある程度理解できるが
それでも薄く粘っこい不安は拭いきれそうに無い
とりあえず電車に乗らなければ話にならないので、駅のホームを探す
世界的にみても大規模な空港は直接空港内に駅がある事が多いと思われる(経験談)
「to city line」という文字に矢印があったのでその方向にひたすら進む
この空港のトイレは普通だった(何故こんな事を言うのかは、秘密)
駅のホームに向かえば向かうほど何故か人が消えていく
良く分からないが、いつもこの感覚を味わっているきがする(体験談)
日本だと自動改札口が無いような駅は過疎っているが、そうじゃない駅には常にある程度人が居る
外国は何故か良く分からないがい、めちゃくちゃでかい駅なのに人が全然居ないとか
そういう事がままあるのだが、どういう事なんだろうか?
暫くするとタイ人らしき係員の制服を着ている人が近づいてきた
どうやら俺たちが微妙に困っている事を察知してくれたようだ
何も言っていないのに向こうから話しかけてくれるなんて、親切だな!
駅のホームの場所は何となく分かっていたが、何駅で降りればいいのかは現時点では分かってなかった
今思えばちょっとありえない
とりあえず俺たちは「ランドマークホテル」という場所に泊まる手はずで
その人に「ランドマークホテル、ランドマークホテル」と何度か言うと
「ア~~・・・ランドマーク?
イエー、ランドマーク**>‘”!%&’)$+*+‘=+*<」
物凄い聞き取りづらい英語を喋るのでなかなか理解しにくい、恐らくタイ語なまりなんだろう
日本人のなまりかたもかなり聞き取りづらい(ネイティブからすると)がこれも・・・
地図を見ながら身振り手振りでやっと理解できる
「マッカサン、マッカサン」
としきりに言うのでなんのこっちゃと思ったら、どうやらその駅で降りるといいらしい
それで5分ぐらいてんやわんやしながら何とか行き先が分かり、遂に駅のホームに到着
そうすると目の前に切符売り場があった
そのマッカサン駅までここから35バーツ(100円ぐらい)、何という激安、確か5つか6つぐらい先の駅だったはずだが
人数設定ボタンを押し、コインを入れる
外国に行く時に最初の壁にぶち当たるのがやはりコインだ
紙幣は数字が書いてあるのであまり迷うことが無いのだが、コインに至ってははたまに数字が書いてないものもあり
大変困惑する時がある、まあ大抵サイズの大きさと値段は比例している場合が多いが
切符を買うと何故か
「カランカラン、カランランランラン・・・」
とメダルが2枚落ちてきたような音が聞こえた
俺は数秒間(何だ今の音は?)と音の出発地点を探していたが「あっ!」と思った
販売機の左下の日本ならばお釣りや切符が出てくる場所に、オレンジ色のプラスチックで出来たようなメダルが落ちていた
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ジャッジャジャジャーン、ッジャッジャッジャッ、ジャッジャジャジャーン
遂にやってまいりました餌が!待望の至福の餌です!
ここから池にいる鯉に餌を投げかけた時の如く、スクランブル交差点に金をばら撒いた時の人の如くネタが集まってきます
文化の違い、これこそが海外旅行に行った時の最多、そして最大の至高のネタとなるのです!!!
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見てくださいこれ、これがタイ(最低でもバンコク)での切符らしいです
材質はさっきも少し触れましたが、プラスチックのような感じ、表面はさらさらで軽すぎず重すぎず
ゲームセンターのメダルぐらいの大きさと重さです
余りにも違ったので少しの間、無心で眺めてしまいました
これを見た瞬間にこれの使い方が脳裏に浮かんだのだ、メダルゲームのように穴が空いている場所に入れるのだろうと
思ったのに・・・・・・・・・思ったのにいいいいいいいい
何故、電子マネーのように
「近づけるだけで楽チン楽チン♪」なの!?!?!?!?!?
意味わかんない!!!
このデザインの意味は・・・まあ、深く考えるのは無駄ですね、文化の違いは考えたら負けなので
まあでも突っ込まずにはおれませんでした