名古屋駅に到着
名鉄線に乗り換え、またもや１分も経たずに電車が来る
母は「気分が良いね」と言っていたが、俺は素直にそう思えなかった
無駄がないといえばそうなのだが、俺は無駄が結構好きな人種でもある
今気づいたのだがスーツケース以外の手荷物を持ってこずに外国に行くのは初めてかもしれない
俺の持ち物は「携帯」「デジカメ」「衣類」以上
衣類は全てスーツケースに入っているので、手荷物は携帯とデジカメしかない
そんなものはポケットに入るので、リュックとか手さげかばんが要らなかったのだ
外国に行くのにこんなに身軽でいいのかと思ったが、考えても持っていくものもないし大丈夫だ、きっと
電車でセントレアに向かっている間、マスクをしている人をちらほら見かける
最近、細菌兵器でも流行っているのかなと思ったが
（俺には全く関係ない）花粉症の季節かと思い、大変だなーと思った
花粉症じゃない人もいつ突発的に花粉症になるかわからない、自分もそうならなければいいがと思っているが・・・
終点の空港に辿り着く
ここに来るといつも「もう直ぐ日本とおさらばか」と思うが、着いてから待ち時間に何をするかと考えるのも毎度だ
今回は暇つぶし道具は何ももってきてないので、ちょっとミスったなと思った
チケットを購入するためにアルファベットで番号が書いてある売り場に行く
航空チケット売り場でチケットを買うときには時間、場所に関係なくいつも行列がある
当たり前だ、何故ならここに居る人たちは皆同じ飛行機に乗る人達だから
エコノミー、ビジネスクラスは知ってんいたが、このタイ国際航空にはロイヤルシルクといかいうランクがあるらしく
飛行機代だけで片道20万円だとかヽ(≧∇≦)/
一度は乗ってみたいな～、誰とって・・・そりゃ
チケットを買い、「満席のため、中央4席の真ん中2席しかなく申し訳ありません」
と言われたがそんなに珍しい事でもないので特に気にしない
トイレに行く時に一番困る席ではあるのだが
エコノミーは隣の席との間隔が殆ど無く、隣の人と当たらないようにするには結構気を使う
なので、好きな人と（以下省略
チケットを買い、今日始めて時間が余ったので、空港内の喫茶店の様な場所がある階上へ行く
のぼりとくだりのエスカレーターに挟まれて階段がある
俺は迷わず階段を選ぶ、選ぶというか両方ある場合は階段を使う事に決めている
当たり前だが99％の人がエスカレーターを使っている
・・・・・・まあ別にいいですケド
楽なほうに楽なほうに生きていると、いざって時に色々あると思うんですケドね
「食べるスープの専門店」という店で「オマール海老のビスク」というトマトベースの
海老が完全に溶け込んでいる不思議な味のスープを食べた、濃かったけど美味しかった！
母は「ゴッホのオニオンスープ」というのを頼んでいた、ちなみに母はゴッホ（の絵）が好きである
ゴッホが書いたオニオンスープの絵を真似て作ったらしい？
そしてオニオンスープにパンが浮かべてあることも今まで知らなかった
その店のテーブル席でバンコクでの行動を二人でチェックする
（バンコク経由でネパールに行くのだが、航空会社の策略でバンコクで一泊しないといけなくなったため）
今日泊まるホテルのチェックだ
が、貰った資料に地図が無くてホテルの場所が何処にあるのかがわからないという致命的な事態な陥る
しかし、俺は外国で一人で迷子になったこともあるので、慌てふためくような、やわな精神は持ち合わせてはいない
持ってきた「地球の歩き方、バンコク編」という本でホテルの場所と行き方を調べあて一安心
よく見たらチャオプラヤー川という川で、ボートがバスの様に公共交通としてあるようだ
なんかいいなそういうの
しかしここで気を抜きすぎたのが後々のあの事件に発展してしまったことは
今二人でゆっくりとスープを飲んでいる二人にとって、全く予想外の展開になることになった
