ジャン・アレチボルトの冒険

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乃木坂21st選抜は15thの再現か?1期への配慮、2期枠数制限、3期トップ5構想、1億再生MVへの視点 [03Jul18]

2018-07-03 01:30:00 | 芸能

2018年7月1日(日)深夜に放送されたテレビ東京『乃木坂工事中』において、21枚目シングル「タイトル未定」の表題曲を担当するメンバーが発表されました。

感じたことを率直に述べると、1期トップメンバーへの配慮、2期の枠数制限、3期フィーチャーの三つが非常に目立った、過剰な保守性を感じさせる起用と配置だった。

生駒里奈「卒業」後に初めて結成される選抜として、新しいコンセプトの提示や新人の思い切ったトップ3投入を密かに期待していたけど、期待とは程遠い、現状維持が際立つ陣容になっている。


新選抜の人数構成は20枚目「シンクロニシティ」と同じ、1列目7人、2列目7人、3列目7人の合計21人ですが、各列メンバーの顔ぶれは、実は、ほとんど前作と同じで、極めて変化に乏しい。

まず、フロントの7人は前作と全く同じ、2列目も、生駒ちゃんと一時「休業」を発表した久保史緒里の空いた2枠に、3期の初選抜メンバーが入った以外、残り5人は全く同じ。

さらに、3列目は、樋口日奈と寺田蘭世の枠に、アンダーから斉藤優里と鈴木絢音が入る一方、上位列、すなわち福神への「昇格」は1人もなく、ここでも残る5人は同じ顔ぶれ。


つまり、合計17人のメンバーが、1列目、2列目、3列目すべてにおいて、前作から今作へ、そのままスライドしている。

21枚目発売の翌々日に20歳となる齋藤飛鳥が、3回目のセンター、単独としては、15枚目「裸足でSummer」以来となる、2回目に抜擢されたことは、前向きに評価できるものの、前作からの動きがここまで小幅だと、停滞感が漂うのは避けられない。

運営の中に、出来るだけ現状を変えたくない、行けるところまで今のままで行きたい、という発想があるのかもしれない。


とりあえず、新選抜のメンバー構成からデータを見ていきます。

(表1) 21枚目シングルを担当する選抜メンバー

21st選抜 [7-7-7(21), 14福神=1, 2列目全員]「タイトル未定」

(3列目) 高山一実(21/21) 斉藤優里(09/21) 若月佑美(19/21) 鈴木絢音"(01/15) 星野みなみ(19/21) 新内眞衣"(07/15) 井上小百合(16/21)
(2列目) 秋元真夏(18/18) 衛藤美彩(14/21) 大園桃子^(03/04) 梅澤美波^(01/04) 岩本蓮加^(01/04) 松村沙友理(21/21) 桜井玲香(21/21)
(1列目) 生田絵梨花(20/20) 与田祐希^(03/04) 西野七瀬(21/21) c齋藤飛鳥(14/21) 白石麻衣(21/21) 堀未央奈"(13/15) 山下美月^(02/05)

# 客席側から見た左右でメンバー名を並べている
# 名前に色が付いているメンバーは、前作20th選抜から列移動のあった人で、前作の位置を1列目青色2列目緑色3列目オレンジ色アンダーはピンク色で示している
# 名前に続く(A/B)は、(選抜入りした回数/選抜抜擢対象となった回数)
# 「"」は2期、「^」は3期、「c」はセンター

[参考]
20th選抜 [7-7-7(21), 14福神=1, 2列目全員]「シンクロニシティ」
(3列目) 井上 新内" 高山 星野 若月 樋口 寺田"
(2列目) 桜井 松村 久保^ 生駒 大園^ 衛藤 秋元
(1列目) 山下^ 堀" 生田 c白石 西野 飛鳥 与田^
選抜発表 : 2018年03月11日(日)深夜『乃木坂工事中』
CD発売 : 2018年04月25日(水)


初めて選抜入りしたメンバーは、15回目にして遂に名前が呼ばれた鈴木絢音、21枚目に映画『劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人』主題歌「空扉」が収録され、その舞台『七つの大罪 The STAGE』でヒロインを演じる梅澤美波、さらにグループ最年少、まだ14歳中学3年生の岩本蓮加の3人。

また、斉藤優里が19枚目「いつかできるから今日できる」以来となる9回目の選抜入りで、「夏だからゆったん」という言葉を、2015年の夏曲「太陽ノック」以来3年ぶりに思い出しました(笑)。


一応、前作からの列移動を、以下に示しておきます。

(表2) 21st選抜各列における前作からの列移動

アンダー ➡︎ (休業) 北野" (卒業) 相楽" ちはる
↑↑樋口 寺田"
↑3列目
↑なし
2列目

アンダー
↓鈴木" 優里
3列目
↑↑なし
↑2列目
↑なし
1列目

アンダー
↓岩本^ 梅澤^
↓3列目
↓↓なし
2列目 ➡︎ 久保(休業) 生駒(卒業)
↑なし
1列目

3列目
↓なし
↓2列目
↓↓なし
1列目


冒頭に述べた通り、20th選抜に起用されたメンバーで、今回、列移動を経験したのは、3列目からアンダーへの樋口日奈と寺田蘭世だけで、その枠にアンダーから斉藤優里と鈴木絢音が入り、「卒業」生駒里奈と「休業」久保史緒里の2列目2枠に、アンダーから梅澤美波と岩本蓮加が抜擢。

結局、変更のあったこの4枠以外の20th選抜17人は、全員が列移動せず、そのまま同じ列に留まっています。

運営も、あまりに動きが少ないと感じたのか、例えば2列目に関しては、20thで左翼の桜井・松村と右翼の衛藤・秋元を、21stにおいて左翼が秋元・衛藤、右翼は松村・桜井と、線対称的に移動させていますが、何か意味があるとも思えず、かえって小手先感が漂っている。


次に、各期へ割り振られた枠数が、どのように推移しているかを載せておきます。

(表3) 乃木坂シングル選抜の枠数の変遷

凡例
総定員数 [選抜入りした1期の人数 / 2期の人数 / 3期の人数] : シングル番号 CD発売日 タイトル (その期間に起こった特徴的な出来事)

#「CD発売日」の「13/11/27(水)」は、2013年11月27日(水)発売
#「選抜入りした2期の人数」は「07th」から、「3期の人数」は「18th」から記載

16人 [16] : 01st〜06th
========== 2期加入 ==========
17人 [16 / 1] : 07th 13/11/27(水) バレッタ(堀未央奈大抜擢)
16人 [14 / 2] : 08th 14/04/02(水) 気づいたら片想い
17人 [16 / 1] : 09th 14/07/09(水) 夏のFree&Easy(松井玲奈選抜入り)
16人 [15 / 1] : 10th 14/10/08(水) 何度目の青空か?
18人 [17 / 1] : 11th 15/03/18(水) 命は美しい
18人 [17 / 1] : 12th 15/07/22(水) 太陽ノック
16人 [16 / 0] : 13th 15/10/28(水) 今、話したい誰かがいる
17人 [16 / 1] : 14th 16/03/23(水) ハルジオンが咲く頃(深川麻衣卒業)
16人 [14 / 2] : 15th 16/07/27(水) 裸足でSummer
========== 3期加入 ==========
19人 [16 / 3] : 16th 16/11/09(水) サヨナラの意味(橋本奈々未卒業)
21人 [17 / 4] : 17th 17/03/22(水) インフルエンサー
18人 [14 / 2 / 2] : 18th 17/08/09(水) 逃げ水(選抜発表に3期参加)
19人 [16(23) / 3(11) / 0(12)] : 19th 17/10/11(水) いつかできるから今日できる
21人 [14(20) / 3(11) / 4(12)] : 20th 18/04/25(水) シンクロニシティ
21人 [13(18) / 3(10) / 5(12)] : 21st 18/08/08(水) タイトル未定

# 19th以降は、期別人数の後に、その期の在籍総人数を書き込んでいる


20th選抜では、1期14人、2期3人、3期4人の割り振りだった配分が、21st選抜では、1期が1枠減り、その分が3期に回って1枠増え、総人数は21人で不変となっている。

興味深いのは、新選抜に起用された1期13人中、アンダーから選抜入りした斉藤優里以外の12人は、全員、前作からの列移動がない。

どうも、1期に関する「選抜固定」化は、単に「メンバーの固定」に留まらず、「列の固定」にまで進み始めているのかもしれない。


実際、例えば、白石・西野を2列目以降に配置すると、大きな話題になる上、本人が強い不満や不安を感じる可能性がある。

また、齋藤飛鳥や生田絵梨花の3列目も同じで、少なからぬメンバーについて、落とせない列が出来つつあり、それ故、他のメンバーには、これ以上「昇格」させるには相当な決断が要求される列があり、メンバーごとに、見えない限界ラインが引かれつつある気がします。

1期のトップメンバーは、とくにグループ内での影響力が大きい筈で、自分の選抜ポジションに納得がいかず、文句を言い始めると、説得するのは一苦労で、唯でさえ少人数のスタッフで切り盛りしている運営にとって大きな負担になる。

つまり、運営にとっては、列を動かさないのが、ゴタゴタの起こる確率をもっとも低く抑え、余計な仕事を増やさない簡便な方法で(笑)、「選抜固定」化が進む一因じゃないかと思っています。


ところで、今回、3期が5枠に増える一方、2期は3枠に抑えられましたが、そもそも1期13人、2期3人、3期5人という配分は、個別握手会の成績から考えて妥当なんでしょうか?

(表4) 20枚目「シンクロニシティ」個別握手会14次応募終了後における、各期の推定売り上げ枚数

凡例
その期による完売部数/担当部数 推定売り上げ枚数→全体売り上げ枚数に占める比率(21人選抜における適正人数) 期名 個別握手会参加人数/その期の総人数

#「適正人数」は、各期の推定売り上げ枚数の比率に従って、21枠を配分した場合の割り振り人数

279/321部 23.9万枚→35%(7.4人) 1期 15/19人
200/229部 17.1万枚→25%(5.3人) 2期 10/11人
297/360部 26.7万枚→40%(8.3人) 3期 12/12人
===================================
776/910部 67.6万枚→100%(21人) 全体 37/42人


上表では、推定売り上げ枚数の比率に従って、各期の人数を配分していますが、完売部数、担当部数の比率で配分しても、ほとんど人数は変わりません。

総定員が21人であれば、1期は8人、2期は5人、3期は8人が、個別握手会における各期のセールスを忠実に反映した配分になる。

従って、21st選抜の1期13人は、5人も多い割り振りで、本来なら、その中の2人を2期に、3人を3期に回すべきということです。


しかし、運営は、1期トップメンバーに関して、個別握手会セールス以外に、CM広告、テレビ番組、ドラマ・舞台・映画、写真集、雑誌グラビア、「乃木恋」、ライブ、CD・Blu-rayなど、様々な実績を評価して、選抜枠数を5人上乗せしているのだと思います。

シングル選抜は、あくまで音楽選抜であって、CM選抜ではなく、写真集選抜でもなく、舞台選抜でもないけど、事実上、そういった外仕事が重視され、抜擢メンバーとポジションが決められている。

その結果、選抜入りしたのに、音楽祭や音楽番組における表題曲ステージに参加出来ないメンバーが、何人も出るという驚くべき事態が、日常的に起こってしまう。


選抜メンバーが他の仕事の都合で、音楽番組をキャンセルするのは、相手に極めて失礼な話ですが、乃木坂運営は、そういった非礼が不可避であることを百も承知で、それでも、1期のトップメンバーを選抜に起用している。

しかも、せっかく呼んでくれた番組側に申し訳ないだけでなく、当初のメンバーが集まらず、毎回、代役が入ると、パフォーマンス自体が安定せず、十分なクオリティを保つのが難しい。

お茶の間において、乃木坂の音楽的存在感が今ひとつ伸びないのは、揃わない選抜に大きな原因があると個人的に思っていますが、外仕事の忙しいメンバーであっても、選抜入りさせることを優先し、運営が敢えてパフォーマンス面を犠牲にしているわけで、これこそが1期トップメンバーに対する最大の「配慮」だと言えます。


一方、2期と3期に対する枠数配分では、個別握手会セールスが、根拠になっているように見えます。

(表4)において、推定売り上げ枚数の比率は、3期40%、2期25%で、2期の3期に対する比は0.64です。

そして、21st選抜の人数は、3期5人、2期3人で、その比は6割で、販売枚数比の0.64に近い。


今回の選考では、19枚目「いつかできるから今日できる」個別握手会を2次応募で30部全完売し、続く20枚目「シンクロニシティ」でも3次全完売というスピードを見せた梅澤美波を、大園、久保、山下、与田の3期トップ4に加えて、トップ5としてフィーチャーしていく意図があったんじゃないかと推察しています。

そして、3期が5人であるなら、個別握手会セールスの比から、2期は、その6割である3人が妥当だと、判断したんじゃないかと。

その結果、メンバー別の売り上げ順位ならば、選抜入り圏内だった寺田蘭世や渡辺みり愛が涙を飲むことになった可能性がある。


運営は各期の枠数を事前に決めてから、メンバーを選んでいるんじゃないかと考え始めた経緯を、以下の順位表で説明します。

(表5) 20枚目「シンクロニシティ」個別握手会14次応募終了後の推定売り上げ枚数によるメンバー順位表

凡例
[順位] 完売部数/担当部数 (部数ベース完売率 @ 全完売達成次数:推定売り上げ枚数) メンバー名

#「順位」は「推定売り上げ枚数」の順。枚数が同じメンバーは同順位。但し、全完売している場合に限り、より早い次数で売り切ったメンバーを上位に置いている
#「推定売り上げ枚数」は、1期2期3期の完売1部あたりのCD枚数を750部、CD1枚の平均割り当て時間を7.2秒として計算
# メンバー名の色は21st選抜における所属列で、青色は1列目緑色は2列目オレンジ色は3列目
#「"」は2期、「^」は3期

[01] 30部/30部 (1.00 @ 02次 : 2.25万枚) 齋藤飛鳥 山下美月^ 与田祐希^
[04] 30部/30部 (1.00 @ 03次 : 2.25万枚) 梅澤美波^ 久保史緒里^(休業) 高山一実 堀未央奈"
[08] 30部/30部 (1.00 @ 04次 : 2.25万枚) 伊藤理々杏^ 大園桃子^ 新内眞衣" 星野みなみ
[12] 30部/30部 (1.00 @ 05次 : 2.25万枚) 寺田蘭世"
[13] 30部/30部 (1.00 @ 06次 : 2.25万枚) 岩本蓮加^
[14] 30部/30部 (1.00 @ 09次 : 2.25万枚) 渡辺みり愛"
[15] 30部/30部 (1.00 @ 10次 : 2.25万枚) 斉藤優里
[16] 29部/30部 (0.97 @ 00次 : 2.25万枚) 樋口日奈
[17] 24部/30部 (0.80 @ 00次 : 2.24万枚) 阪口珠美^
[18] 23部/30部 (0.77 @ 00次 : 2.23万枚) 山崎怜奈"
[19] 21部/30部 (0.70 @ 00次 : 2.22万枚) 佐藤楓^
[20] 20部/30部 (0.67 @ 00次 : 2.22万枚) 中田花奈
[21] 16部/30部 (0.53 @ 00次 : 2.19万枚) 向井葉月^
[22] 13部/30部 (0.43 @ 00次 : 2.16万枚) 中村麗乃^
[23] 13部/30部 (0.43 @ 00次 : 2.16万枚) 吉田綾乃クリスティー^
[24] 25部/25部 (1.00 @ 08次 : 1.88万枚) 鈴木絢音"
[25] 20部/20部 (1.00 @ 02次 : 1.50万枚) 秋元真夏 衛藤美彩
[27] 20部/20部 (1.00 @ 04次 : 1.50万枚) 井上小百合
[28] 14部/20部 (0.70 @ 00次 : 1.48万枚) 松村沙友理
[29] 08部/20部 (0.40 @ 00次 : 1.43万枚) 斎藤ちはる(卒業)
[30] 09部/18部 (0.50 @ 00次 : 1.31万枚) 伊藤かりん"
[31] 15部/15部 (1.00 @ 02次 : 1.13万枚) 生田絵梨花
[32] 11部/12部 (0.92 @ 00次 : 0.90万枚) 相楽伊織"(卒業)
[33] 06部/12部 (0.50 @ 00次 : 0.87万枚) 伊藤純奈" 佐々木琴子"
[35] 03部/12部 (0.25 @ 00次 : 0.83万枚) 能條愛未
[36] 07部/08部 (0.88 @ 00次 : 0.60万枚) 川後陽菜
[37] 03部/06部 (0.50 @ 00次 : 0.44万枚) 和田まあや

(全日程不参加)
北野日奈子(休業) 桜井玲香 白石麻衣 西野七瀬 若月佑美


21枚目でアンダーから3列目に入った斉藤優里は、30部を10次全完売なので、純粋に完売スピードだけなら、2期は5次の寺田蘭世、9次の渡辺みり愛にもチャンスがあった筈です。

しかし、実際には、25部を8次全完売という、スピード的には遅い鈴木絢音が、2期の3人目として抜擢されている。

つまり、30部3次全完売の堀未央奈と4次の新内眞衣までは、握手会人気が適用され、最後の1枠は、個別握手会セールス以外の要素が、誰を選ぶかの判断を左右したことになる。


実は、3期も同じで、梅澤美波が初選抜でいきなり2列目中央に抜擢され、明らかに重要メンバーと位置付けられる一方、「休業」不参加の久保史緒里に代わって起用されたのが、30部4次全完売の伊藤理々杏ではなく、6次の岩本蓮加。

最後の1枠に見えるこの枠は、握手会人気だけではなく、別の要素が勘案されている。

こういった選考の仕方を眺めていると、2期は3人、3期は5人と予め枠数を定め、握手会人気の上位からメンバーを順に選び、最後の1枠だけは、複数候補の中から、売り上げ以外の評価でメンバーを決定しているように思えます。


一方、1期に関しては、21人引く2期3期8人の13人と決まった段階で、前作記事で示した「絶対安全圏」8人、「安全圏」1人、30部4次全完売までの3人を合わせた12人を起用し、残り1枠も次の握手会人気を持つ斉藤優里が選ばれた。

ただ、樋口日奈も、上表では完売29部ですが、終了会場の未発表分は不明で、10次で全完売した可能性もあって、本当に「夏だからゆったん」か(笑)、あるいは元気に弾むダンスが重視されたのかもしれません。

最後の1枠に関する選考で、握手会人気以外の何が評価されたのか、1期のケースは判断が難しいですが、2期の鈴木絢音と3期の岩本蓮加は、運営が、パフォーマン力やスター性を認めた上での、楽曲人気の向上を狙った抜擢ではないかと考えています。


鈴木絢音は、昨年末、音楽祭や音楽番組で「インフルエンサー」を披露したステージに代役として数多く参加し、そのダイナミックなパフォーマンスによって、存在感を発揮しました。

とくに、『有線大賞』において、伊藤万理華のポジションで見せたダンスは圧巻だった。

あの高速ダンスを、体幹がブレずに踊れる人は少ないんだけど、まりっかに近いレベルで中軸を安定させ、手脚の動きも力強く、あーちゃんって、こんなに上手く踊れるのか!と、衝撃を受けたのを覚えています。

『FNS歌謡祭第1夜』平手友梨奈ソロダンスと生田絵梨花デュエット、乃木坂は音楽の季節に輝けるか? [10Dec17]
鈴木絢音と中田花奈、伊藤万理華ポジションが左右する乃木坂「インフルエンサー」のダンスコンセプト [31Dec17]


あのダンスを見ていると、是非とも選抜入りして欲しいと考えるのが、エンターテイメントに関わる人の普通の発想ですが、まあ、伊藤万理華や川村真洋に対する扱いが物語るように、乃木坂運営にとって、選抜選考におけるパフォーマンス力の優先度は、低いと言うか、ほとんど考慮しない印象がある(笑)。

そのため、今回、鈴木絢音が「インフルエンサー」のまりっかポジである3列目中央に入ったのには、ちょっと驚きました。

まさか、ひょっとして、楽曲パフォーマンスの向上とかが、選考者の脳裏を掠めたんじゃなかろうかと、少し心配しているわけです(笑)。


岩本蓮加は、パフォーマンスそのものは、しっかり観たことがないので、何とも言えないんですが、センターを務めた3期生曲「トキトキメキメキ」が、動画と配信の両方で、非常に好調な成績を叩き出し、いわゆる「数字を持ってる」感がある。

「トキトキメキメキ」フルバージョンMVは公開1週目(w)に累計115万回に到達、AKB48「ジャーバージャ」と「Teacher Teacher」のフルMVが同時期、112万回と128万回ですから、相当、速い立ち上がりだったことが分かります。

残念ながら、乃木坂はC/W曲のMVをすべて、CD発売日にショートへ切り替えるため、フルに関して、それ以上のデータはありません。


しかし、同時公開された「シンクロニシティ」C/W曲のショートMV4作品を比較すると、再生数の積み上げ速度は、生駒里奈「卒業」後の「Against」を上回り、断然のトップです。

(表6) 乃木坂20枚目カップリング曲ショートMVの再生回数比較

凡例
対象期間における再生回数の平均増加速度 (期間終わりの累計) 曲名 [MV形態]

#「対象期間」はMV公開から59日目までで、正確な長さは58.9d
#「速度」は「万回/日」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「累計」は「万回」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入

1.7万回/日 (100.0) トキトキメキメキ [short ver.]
1.1万回/日 (066.4) Against [short ver.]
0.4万回/日 (023.3) スカウトマン [short ver.]
0.2万回/日 (014.6) 新しい世界 [short ver.]


また、iTunesトップソングにおける200位圏内ランクイン日数も、歴代5位に食い込んでいる。

(表7) iTunes Store トップソングにおける、乃木坂46カップリング曲の200位圏内ランクイン日数ベスト5

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (50位以内/200位以内ランクイン日数; 確認できた最高順位) 曲名

# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
# 13枚目シングル以降のカップリング曲が対象
#「*」はMVのある曲

1-7-2-1-3 / 11-8-2 (14/35日; 08位) 20_Against* (1期曲; 生駒センター)
0-3-5-1-1 / 06-7-4 (10/27日; 13位) 18_ひと夏の長さより… (選抜曲; 秋元松村センター)
0-0-0-1-3 / 09-8-5 (04/26日; 38位) 16_ないものねだり* (橋本「卒業」ソロ曲)
0-0-2-0-1 / 11-1-5 (03/20日; 21位) 20_雲になればいい (藤桜梨; 生田衛藤桜井)
0-0-0-2-0 / 09-1-4 (02/16日; 29位) 20_トキトキメキメキ* (3期曲; 岩本センター)
==========[16日の次に短い14日ランクインを記録した楽曲]==========
0-2-1-3-3 / 02-2-1 (09/14日; 16位) 13_悲しみの忘れ方*
0-0-0-1-0 / 07-2-4 (01/14日; 34位) 17_Another Ghost*
0-0-0-1-1 / 05-5-2 (02/14日; 38位) 13_ポピパッパパー*


乃木坂3期のメンバーはまだ知名度が低いため、最高順位は29位に留まっていますが、MV人気を追い風に、粘り強く200位圏内日数を伸ばし、「悲しみの忘れ方」の14日を越える16日を記録している。

3期生曲は、毎シングル、確かに人気は高いですが、ここまで突出した数字を出したのは始めてで、センターである岩本蓮加には、音楽チームを上手くまとめるスター性を感じさせるものがある。


21st選抜において、2期3期最後の1枠と思われる椅子を、鈴木絢音と岩本蓮加が獲得したのは、握手会人気ではなく、楽曲人気の向上につながる素質を、二人が持っていたからかもしれない。

その推測が正しいかどうかは分かりませんが、最近、乃木坂の楽曲人気を巡って、気になるデータが出ています。

(表8) Billboard JAPAN 2018年上半期「TOP ARTIST」における欅坂46、乃木坂46、AKB48のランキング

凡例
総合順位 各項目の順位 グループ名

#「各項目」は以下の通り
P : パッケージ (CDセールス)
D : ダウンロード (有料配信)
S : ストリーミング (定額聴き放題サービス)
R : 全国のAM/FM放送回数 (エアプレイ)
L : PCによるCD読取数 (ルックアップ)
T : アーティスト&楽曲を両方ツイートした数
M : 国内においての動画再生回数
#「00」は100位圏外

4位 P05/D10/S03/R85/L04/T06/M05 欅坂46
6位 P02/D15/S14/R95/L07/T08/M20 乃木坂46
7位 P01/D00/S65/R00/L40/T12/M12 AKB48


この表は、欅坂46「サイレントマジョリティー」MVの1億再生を受けて書いた、以下の記事で既に紹介しましたが、乃木坂の楽曲人気に関して、色々と考えさせられるものがあります。

欅坂46「サイレントマジョリティー」MV1億再生は終わりの始まりか?それとも始まりの終わりか? [27Jun18]

「パッケージP」であるCDセールスは、全アーティスト中の2位で、欅坂の5位を上回っているものの、「ダウンロードD」「ストリーミングS」「ツイートT」「動画再生M」の
といったネットを介した項目は、ことごとく、より低い順位に留まっている。

さらに、「パッケージP」はより上位なのに、「ルックアップL」は7位と、欅坂の4位より低く、おそらくCDレンタルで差を空けられている。


音楽的存在感の点で、乃木坂は欅坂に及ばないのは明白で、とくに目立つのが「動画再生M」の乃木坂20位、欅坂5位。

この乃木坂の20位は、AKB48の12位をも下回っていて、かなり深刻な数字だと思います。

なぜ、これほどの差が付いたのか、現在、YouTubeで公開されている主なフルバージョンMVの最新再生数を、乃木坂と欅坂で比べてみました。

(表9) 現在公開中の主なフルバージョンMVの最新YouTube再生回数に関する乃木坂と欅坂の比較

凡例
対象週における再生回数の平均増加速度 (週終わりの累計) @ MV公開後経過週数 : 曲名

# 対象週 2018/06/25(月)〜07/01(日)
#「速度」は「万回/日」、「累計」は「万回」単位で、いずれも小数点以下2桁目を四捨五入
#「MV公開後経過週数」は、公開日から最初の日曜までを「1W」、翌月曜から次の日曜までを「2W」、次の月曜から日曜を「3W」と順に数えたもの
#「========」より上はシングル表題曲のMV、下はシングルC/W曲やアルバム・リード曲などその他のMV

乃木坂46
6.2万回/日 (1229) @ 13W : シンクロニシティ
2.0万回/日 (1335) @ 41W : いつかできるから今日できる
0.6万回/日 (0911) @ 50W : 逃げ水
4.0万回/日 (3842) @ 70W : インフルエンサー
0.6万回/日 (1721) @ 89W : サヨナラの意味
2.4万回/日 (2166) @ 104W : 裸足でSummer
========================================
0.8万回/日 (1029) @ 104W : きっかけ

欅坂46
5.6万回/日 (2457) @ 20W : ガラスを割れ!
2.6万回/日 (2488) @ 39W : 風に吹かれても
5.5万回/日 (5205) @ 67W : 不協和音
2.9万回/日 (4062) @ 85W : 二人セゾン
1.4万回/日 (2433) @ 103W : 世界には愛しかない
8.4万回/日 (10070) @ 120W : サイレントマジョリティー
========================================
1.0万回/日 (0863) @ 50W : 月曜日の朝、スカートを切られた
0.8万回/日 (0735) @ 66W : W-KEYAKIZAKAの詩
2.0万回/日 (1580) @ 52W : エキセントリック
1.0万回/日 (1688) @ 102W : 語るなら未来を…

対象週におけるトータルの積み上げ速度
15.8(表題) + 0.8(他) = 16.6万回/日 乃木坂
26.0(表題) + 4.8(他) = 30.8万回/日 欅坂

(参考)
AKB48
4.4万回/日 (0379) @ 09W : Teacher Teacher
0.9万回/日 (0372) @ 18W : ジャーバージャ


欅坂の表題曲MVも、乃木坂と同じく、人気の高い作品と、そうでもない作品に分かれています。

しかし、何と言っても、1億再生を達成する作品は、再生数の増加速度が長期間に渡って高く、実際、「サイレントマジョリティー」は、先週の時点で、坂道MV中、最速の数字を出している。

こういった超ロングヒットの表題曲がある上に、C/W曲やリード曲の人気も比較的高く、とくに「エキセントリック」MVは、未だに2.0万回/日という積み上げスピードを見せており、楽曲人気の裾野の広さを感じさせます。

結局、これらのMV作品群の平均速度を足し算すると、先週、乃木坂は1日平均16.6万回の視聴数を稼いだのに対し、欅坂は30.8万回と2倍近い数字を叩き出していて、これが20位と5位の違いになっているのだと思います。


一方、AKB48は、「Teacher Teacher」や「ジャーバージャ」など、一つ一つのMVはそれほど速く再生数を積み上げているわけではないけど、とにかく作品数が多い。

しかも、「恋するフォーチュンクッキー」「365日の紙飛行機」「ヘビーローテーション」など、Billboard JAPAN Hot100「国内動画再生回数」ランキングの100位圏内に、未だにときどきランクインするほど視聴されているものがあり、過去に大ヒットした曲のMVが、粘り強い人気を残している。

こういった状況によって、MV群全体のトータルでは、乃木坂の20位を越える、12位に入ってくるのだと思います。


YouTubeで公開しているMV作品全体の再生数は、現時点における、そのグループの音楽的存在感を示す面があり、それが欅坂の5位、さらにはAKB48の12位にも届かない20位というのは、心配になる数字です。

乃木坂の音楽的存在感をアップするためには、とにかく、1億再生を狙えるような、本当のヒット曲を生み出すことが必要だと思います。

グループ内にしか通用しない「村内」論理によって選抜を決め、全員が滅多に揃わないような、楽曲パフォーマンスを軽視したやり方を続けている限り、音楽指標における、乃木坂の順位上昇は期待薄でしょう。


(表9)が示すように、「裸足でSummer」MVの再生数増加速度は、104週目(W)ながら2.4万回/日とかなり高く、この作品の根強い人気が分かります。

夏曲において、齋藤飛鳥を単独センターに指名したのは、「裸足でSummer」MVと同じような、海を取り込んだ、弾けた作品にしたいとの意図からかもしれません。

実際、以下のように、あしゅを西野白石で挟み、さらにフロントに生ちゃんがおり、2列目に衛藤、松村、秋元、桜井が控えている15th選抜と同じ配置を、今回の21st選抜は備えている。

15th選抜 [5-5-6(16), 10福神]「裸足でSummer」
(3列目) 北野" 星野 若月 生駒里奈 堀" 中元
(2列目) 高山 衛藤 松村 秋元 桜井
(1列目) 橋本 西野 c飛鳥 白石 生田
選抜発表 : 2016年06月05日(日)深夜『乃木坂工事中』
CD発売 : 2016年07月27日(水)


21st選抜では、加えて、若い3期が入り、沖縄の青空の下での、あのワチャワチャ感を再現しようと考えているのかもしれない。

何と言っても、選抜発表直前の盛大なネタバレとなった、MV撮影らしき光景は、ベトナムの有名なビーチで写されたそうで、今度こそ、茶色ではなく、真っ白な砂地の海で踊って、リベンジという流れでしょうか(笑)。


AKB48は「ヘビーローテーション」「恋するフォーチュンクッキー」という二つの1億再生MVを持っている。

また、「制服のマネキン」MVがベースにあるとも言われる「サイレントマジョリティー」MVによって、妹グループである欅坂は、1億再生をデビュー3年目であっさり達成。

しかし、「ガールズルール」以降、生田・生駒・星野のトップ3による「制服のマネキン」路線を捨て、西野・白石をフロントに置き、1期年長メンバー中心の体制を5年間貫いてきたものの、乃木坂は1億再生MVを未だに出せていない。


乃木坂運営が、自分だけがそういった大ヒット曲を手にしていないことを気にし始めたのであれば、非常に良いことだと思います。

ただ、2年前の夏と同じトップ3で、楽曲人気の大幅アップを狙うつもりならば、この5年間をどう振り返り、未来へどう生かそうとしているのか、姿勢や決意というものを感じない。

少なからぬ乃木坂ファンが、またこの並びかと感じるような新鮮味のないフロントを、何回繰り返しても、MV再生数がうっかり1億回に届いてしまうなんてことは、まず起こらないでしょう。

失敗するリスクを負い、後列に下げられるトップメンバーを説得し、その上で、思い切った新人投入によるフロントを実現させてこそ、何か新しいものが見えてくると思う。


最後に、今の乃木坂でもっとも深刻だと感じるデータを紹介します。

(表10) 21st選抜確定時点における各メンバーの選抜抜擢回数

凡例
グループ 現在総人数 (/その期が選抜選考の対象となった回数)
選抜入り回数 : 該当するメンバー名

# 選考対象回数が「休業」などで期全体と異なるメンバーは、名前の直後に回数を記載
#「*」は2列目以上に抜擢されたことのある福神経験者
#「c*」はセンター経験者

1期18人 (/選考対象21回)
21回 : 桜井玲香* 白石麻衣c* 高山一実* 西野七瀬c* 松村沙友理*
20回 : 生田絵梨花c*(/19回)
19回 : 星野みなみ* 若月佑美*
18回 : 秋元真夏*(/18回)
16回 : 井上小百合*
14回 : 衛藤美彩* 齋藤飛鳥c*
09回 : 斉藤優里
07回 : 中田花奈*
03回 : 樋口日奈
02回 : 能條愛未
01回 : 川後陽菜 和田まあや

2期10人 (/選考対象15回)
13回 : 堀未央奈c*
07回 : 新内眞衣
05回 : 北野日奈子(/13回)
02回 : 寺田蘭世
01回 : 鈴木絢音
00回 : 伊藤かりん 伊藤純奈 佐々木琴子 山崎怜奈(/14回) 渡辺みり愛

3期12人 (/選考対象04回)
03回 : 大園桃子c* 与田祐希c*
02回 : 山下美月*
01回 : 岩本蓮加* 梅澤美波* 久保史緒里*
00回 : 伊藤理々杏 阪口珠美 佐藤楓 中村麗乃 向井葉月 吉田綾乃クリスティー


3期は、選抜対象になった回数が、たった4回なのに、すでにセンター経験者2人を含む6人が福神を経験しています。

一方、2期は15回も選抜発表に臨んできたのに、福神経験者は堀未央奈の1人だけ、しかも、選抜未経験メンバーが5人もいる。

2期と3期はそれぞれ違った雰囲気を持っているけど、素質という面では、どのメンバーも素晴らしいものを持っており、さらに2期は、5年の間に重ねてきた芸能経験によって、アイドルとして、大きな成長を遂げている。


いずれの期も、選抜において、自らの個性を発揮して、活躍してくれそうなメンバーばかりなのに、2期だけ、極端に抜擢回数が少ないのは、決定的なマネージメントの失敗です。

プロ野球のペナントレースと同じく、自分の信頼する選手ばかりを繰り返し使い、多数のベンチウォーマーを生み出してしまう監督やコーチの元では、チームが優勝するのはまず無理。

出番の少ない選手は、それだけで実力がないと言われがちだが、ほとんどの場合、監督やコーチに、選手の素質を見抜き、適切な使い方を考え出す力量がないに過ぎない。


5年間15回のシングルリリースを経て、未だに5人の選抜ゼロ回メンバーがおり、9人の福神未経験メンバーがいるのは、間違いなく、起用する側に深刻な問題があることを示しています。

大規模なオーディションによって採用した以上、運営は、メンバーに選抜というチャンスを与える義務がある筈で、それを5年間も怠っているのは考えられない。

まず、(表10)における2期の欄を、もっとまともな数字に改善することが、乃木坂の未来を拓く第一歩だと思う。


2期を飛び越して、3期だけ盛り上げても、では4期が入ったら、今度は3期のフィーチャーを止めて、4期に鞍替えするのかという話で、そもそもこの手法には無理がある。

採用した順に、グループ中軸を任せていくのが自然な流れで、またベンチウォーマーをもっとも少なくする方法でもあり、それが出来ないのであれば、新規採用はグループに亀裂を生むだけで、止めた方がいい。

まあ、なぜか坂道合同オーディションは応募期限が延長されたようで、アイドル志望の少女を探すことが、段々と難しくなっているのかもしれないですが。


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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