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ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

それは平手友梨奈のいない欅坂か?「ガラスを割れ!」オリコン初動予想は前作大幅増の73万枚 [05Mar18]

2018-03-05 05:30:00 | 芸能

欅坂46の6枚目「ガラスを割れ!」の発売が目前に迫っているので、今日は、握手会人気の動向を紹介しつつ、オリコン初動などを予想してみようかと思っています。

ただ、今回の『乃木坂工事中』で、次回、3月11日(日)深夜に20th選抜メンバーを発表するとの予告があり、待ちくたびれて、今さらという感じはあるけど(笑)、一応、この日程について触れておきます。

すでに20枚目「シンクロニシティ」個別握手会の応募が3月1日(木)〜2日(金)から始まり、「前倒し」応募は過去3次を越えたことがなく、新選抜を発表するなら、11日(日)か18日(日)に絞られていたので、多くのファンにとって、予想通りという印象じゃないでしょうか。


また、選抜発表からCD発売までは、以下のように、6週プラス3日、つまり45日。

20枚目 : 選抜発表[2018/03/11(日)]→06週+3日→CD発売[04/25(水)] シンクロニシティ

全シングルの中では、短い部類に入るけど、16枚目「サヨナラの意味」以降の近年では、むしろ長めの方で、CD発売日が4月下旬にずれ込んだ分、少し余裕を持った日程にしたのかもしれません。

(表0) 乃木坂歴代シングルの選抜発表からCD発売までの期間

凡例
選抜発表からCD発売までの日数 : シングル数 (該当するシングルの番号)

10週+3日 : 3回 (04枚目, 06枚目, 12枚目)
09週+3日 : 4回 (03枚目, 05枚目, 08枚目, 10枚目)
08週+3日 : 3回 (09枚目, 11枚目, 13枚目)
07週+3日 : 4回 (07枚目, 14枚目, 15枚目, 17枚目)
06週+3日 : 3回 (01枚目, 02枚目, 20枚目)
05週+3日 : 1回 (19枚目)
04週+3日 : 1回 (18枚目)
03週+3日 : 1回 (16枚目)

テレビ愛知の『乃木坂工事中』公式サイトの「次回予告」には

新たなメンバー編成にスタジオ騒然

と書かれている。

盛り上げ文句は毎度のことですが(笑)、放送電波の使用を独占的に許可されているテレビは、かなり堅いメディアで、予告という視聴者との「約束」に、実際の内容とかけ離れたことを記載するわけにはいかない。

やはり、「メンバー編成」に何か動きがあるのは、間違いないと思います。

ただ、選抜人数が増減するのか、フォーメーションが変わるのか、その辺は全然分かりません。

さらに、センターやフロントの人選に波乱があるのかどうかは、まったく別の話で、新味があるのは「メンバー編成」だけという可能性もあって、予告文から大変革を期待している場合は、注意が必要ですね(笑)。


乃木坂の20枚目が遅々として進まない間に、欅坂の6枚目は、収録MVがすべてフルバージョンで公開され、3月4日(日)夕方のNHK総合『シブヤノオト』で、表題曲「ガラスを割れ!」が、テレビ披露されています。

このステージは、生放送ライブでしたが、なんとセンターの平手友梨奈が不参加だった。

パフォーマンスでは、今泉佑唯と小林由依がWセンターのような役目を果たし、てちのソロダンスに相当するパートも、他のメンバーが代わりを務めたようで、違和感のないダンスになっていた。


平手友梨奈の欠席が昨日、今日決まったのであれば、彼女がいなくとも成立するよう、ここまで練り込んだ振り付けへ、急遽変更するのは無理だと思います。

つまり、かなり以前から、テレビでの初パフォーマンスにてちが参加しないことが分かっていて、それに対応する準備をメンバーとスタッフが進めてきた可能性が高い。

地上波テレビの音楽番組で表題曲を披露するにも関わらず、理由の明かされないまま、単独センターが参加せず、しかも、センターなしに再調整されたパフォーマンスが、練習量を物語るように卒なくこなされている。


休養するとしても、音楽番組出演など、「ガラスを割れ!」のプロモーションを一通り終えてからじゃないかと、密かに憶測していましたが、「NTTドコモ」CM以外は、そもそも新曲キャンペーンに参加しないと、考えが変わりつつあります。

こうなってくると、3月9日(金)に放送されるテレビ朝日『MUSIC STATION』の生放送ステージに、平手友梨奈が参加するかどうかが、大きな焦点になってきて、もし不参加であれば、「理由」に関して、事前に、あるいは番組中に、何か発表があるかもしれません。

個人的には、握手会での発煙筒事件以来、てちには、まとまった休みを取って欲しいと願っていたので、もし体調が芳しくなく、欅坂の活動を離れるのであれば、もう出来るだけ早い方が良いと思います。


さて、4月上旬に開催される欅坂2周年記念3daysライブに平手友梨奈が参加するかどうかを含め、全然先の読めない状況になってきましたが、それでも「ガラスを割れ!」のCDリリースは今週の水曜日に迫ってきて、個別握手会も、店頭販売も、着々と予約が積み重ねられています。

ということで、久しぶりに、オリコン週間ランキングの発売第1週における売り上げ枚数、つまり「初動」を予想してみたいと思います。

初動の見当を付けるとき、簡単な方法は、歴代シングルの「初動効率」を調べることです。

(表1) 欅坂1〜5枚目オリコン初動の「効率」と6枚目予測

凡例
シングル番号 : 初動効率 * 総部数 @ 初動算入次数 [オリコン初動_前作からの増減] 発売日 タイトル

#「初動効率」はオリコン初動を、発売日直前受付における個別握手会総部数で割ったもの。100部当たりの枚数に換算した数値を載せている
#「初動算入次数」は発売日直前受付の次数で、そこまでの予約セールスはほぼ確実に初動に入ると考えられる

1枚目 : 7.8万枚/百部 * 336部 @ 8次 [26.2万枚] 2016/04/06(水) サイレントマジョリティー
2枚目 : 7.7万枚/百部 * 422部 @ 9次 [32.3万枚_06.1増] 2016/08/10(水) 世界には愛しかない
3枚目 : 7.3万枚/百部 * 603部 @ 8次 [44.2万枚_11.9増] 2016/11/30(水) 二人セゾン
4枚目 : 9.3万枚/百部 * 677部 @ 7次 [63.3万枚_19.0増] 2017/04/05(水) 不協和音
5枚目 : 9.1万枚/百部 * 710部 @ 4次 [64.3万枚_01.0増] 2017/10/25(水) 風に吹かれても

(予測)
6枚目 : 9.5万枚/百部 * 831部 @ 4次 [78.9万枚_14.7増] 2018/03/07(水) ガラスを割れ!
6枚目 : 9.3万枚/百部 * 831部 @ 4次 [77.3万枚_13.0増]
6枚目 : 9.1万枚/百部 * 831部 @ 4次 [75.6万枚_11.3増]
6枚目 : 8.9万枚/百部 * 831部 @ 4次 [74.0万枚_09.7増]
6枚目 : 8.7万枚/百部 * 831部 @ 4次 [72.3万枚_08.0増]

# 青色は前作と同じ初動効率の場合


「初動効率」は、オリコン初動を、個別握手会の総部数で割った数値です。

部数が増えれば、配置するスタッフの仕事時間やのべ人数が増えるなど、握手会を開催する基礎的な費用が大きくなるので、「効率」が低いと、イベントの収支を黒字にするのが難しくなっていく。

従って、運営は一定の「効率」を念頭に置いて、メンバーごとの部数配分を決定し、握手会の規模を決めている可能性がある。


3枚目「二人セゾン」は、平仮名「けやき坂」1期が個別握手会に本格参加したシングルで、お披露目の意味からCD1枚の割り当て時間を長めに設定したのか、あるいは人気を読み切れない部分があったのか、1枚目7.8万枚/百部、2枚目7.7万枚/百部と安定した数値が、このシングルで7.3万枚/百部と少し落ちています。

しかし、ここで各メンバーの売り上げポテンシャルを把握した節があって、次の4枚目では、70部ほどの増部ながら、初動効率が9.3万枚/百部へ大きくアップする。

5枚目では、初動に流し込む応募次数を4次へと一気に圧縮したにも関わらず、4枚目とあまり変わらない9.1万枚/百部を実現している。


6枚目個別握手会には、平仮名「けやき坂」2期が本格参加しており、3枚目と同じく、「初動効率」が落ちることが予測されます。

ただ、(表1)の予測に載せたように、今作は総部数を前作から121部も増やしているので、かりに8.7万枚/百部まで低下しても、オリコン初動は8.0万枚アップの72.3万枚となり、前作を大きく越える数字が出てきます。

もちろん、無闇に総部数を増やすと、完売率・販売率が一気に落ち、「初動効率」が大幅に下がって、(表1)の予測が絵に描いた餅で終わってしまう危険はあります。


しかし、6枚目個別握手会は3次応募終了後まで完売状況が判明していますが、それを見る限り、今作初動は前作を大幅に上回る可能性が極めて高い。

まず、5枚目に関して、個別握手会セールスを分析していきます。

(表2) 欅坂5枚目「風に吹かれても」個別握手会セールスのグループ別分析

凡例
完売部数/担当部数 (部数ベースの完売率/枚数ベースの推定販売率) 推定売り上げ枚数 : 参加人数 [CD1枚の平均割り当て時間_完売1部のCD売り上げ枚数] グループ名

個別握手会第4次応募(=発売日直前受付)の終了時点
421/471部 (0.894_0.989) 31.5万枚 : 21人 [08.0秒_675枚] 欅坂
166/239部 (0.695_0.972) 15.7万枚 : 11人 [08.0秒_675枚] けやき坂1期
====================
587/710部 (0.827_0.984) 47.1万枚 : 32人 全体


初動に確実に流し込まれる第4次応募終了時点で、710部中587部が完売し、部数ベースの完売率82.7%、枚数ベースの推定販売率は98.4%に達している。

CD1枚当たりの平均割り当て時間を、漢字と平仮名1期の両方が8秒として計算すれば、個別握手会の推定売り上げ枚数は47.1万枚と出てきます。

もちろん、8秒という設定がどこまで正しいかは分かりませんが、重要なのは、今作と前作を同じ条件で計算した場合に得られるセールスの「差」なので、47.1万枚という数字を基準にして、話を進めていきます。

(表3) 欅坂5枚目「風に吹かれても」のオリコン初動の推定内訳

凡例
個別握手会セールス [総部数 @ 初動算入次数 : CD1枚の割り当て時間_完売1部のCD売り上げ枚数]
店頭販売セールス
==========
オリコン第1週売り上げ枚数

個別 47.1万枚 [710部 @ 4次 : 08.0秒_675枚]
店頭 17.2万枚
==========
初動 64.3万枚


5枚目「風に吹かれても」のオリコン初動は64.3万枚なので、個別握手会セールスが47.1万枚であれば、店頭セールスは17.2万枚になります。

次に、6枚目個別握手会の売り上げですが、初動算入は4次なので、現時点では、明らかになっている3次終了時点での完売状況から推測するしかない。

(表4) 欅坂6枚目「ガラスを割れ!」個別握手会セールスのグループ別分析&予想

凡例
完売部数/担当部数 (部数ベースの完売率/枚数ベースの推定販売率) 推定売り上げ枚数 : 参加人数 [CD1枚の平均割り当て時間_完売1部のCD売り上げ枚数] グループ名

# 表記法は(表2)と同じ

個別握手会第3次応募の終了時点
400/464部 (0.862_0.985) 30.9万枚 : 20人 [08.0秒_675枚] 欅坂
206/259部 (0.795_0.969) 16.9万枚 : 11人 [08.0秒_675枚] けやき坂1期
108/108部 (1.000_0.800) 05.8万枚 : 09人 [10.0秒_540枚] けやき坂2期
====================
714/831部 (0.859_0.956) 53.6万枚 : 40人 全体
⬇︎
⬇︎
個別握手会第4次応募(=発売日直前受付)の終了時点
424/464部 (0.914_0.996) 31.2万枚 : 欅坂
215/259部 (0.830_0.983) 17.2万枚 : けやき坂1期
108/108部 (1.000_0.800) 05.8万枚 : けやき坂2期
====================
747/831部 (0.899_0.966) 54.2万枚 : 全体


3次終了時点において、担当部数を全完売していないメンバーは、実は7人しかおらず、5枚目4次終了時点における個々人の完売率を使って、6枚目4次終了時点での完売部数を求めておきました。

平仮名2期は、5枚目に参加していないので、どうするんだ?という疑問がありますが、とんでもないことに(笑)、2期メンバーは3次までに、全員が与えられた担当12部を売り切っており、考えるべきはCD1枚の平均割り当て時間だけです。

新人メンバーの握手会券が一人残らず全完売している時点で、初動前作越えを確信したくなりますが、もう少し予測計算を続けていきます。


(表2)では、割り当て時間を、漢字と平仮名1期が前作と同じ8秒、平仮名2期は10秒に設定し、4次終了時点の個別握手会セールスを54.2万枚と導いています。

前作5枚目の個別握手会セールスは47.1万枚なので、7.1万枚の増加になる。

2期10秒は、新しいメンバーのファンへの挨拶という意味から、もの凄く、甘い「剥がし」になると見込んで(笑)、設定しています。

もちろん、このパラメータを9.5秒、9秒、8.5秒と短くしていけば、さらに個別握手会の推定セールスは大きくなりますが、甘々で見積もっても、7.1万枚アップと出てくるほど、6枚目の売れ行きは好調と言うことです。


すると、次の問題は、店頭セールスの変動です。

(表5) 欅坂6枚目「ガラスを割れ!」のオリコン初動予想

凡例
個別握手会セールス (前作からの変動) [総部数 @ 初動算入次数 : CD1枚の割り当て時間_完売1部のCD売り上げ枚数]
店頭販売セールス (前作からの変動)
==========
オリコン第1週売り上げ枚数 (前作からの変動)

# 表記法は(表3)と同じ

初動予想A
個別 54.2万枚 (7.1増) [831部 @ 4次 : 08.0秒_675枚/ 10.0秒_540枚]
店頭 17.2万枚 (0.0増)
==========
初動 71.3万枚 (7.1増)

初動予想B
個別 54.2万枚 (7.1増) [831部 @ 4次 : 08.0秒_675枚/ 10.0秒_540枚]
店頭 18.5万枚 (1.3増)
==========
初動 72.7万枚 (8.4増)

初動予想C
個別 54.2万枚 (7.1増) [831部 @ 4次 : 08.0秒_675枚/ 10.0秒_540枚]
店頭 20.0万枚 (2.8増)
==========
初動 74.2万枚 (9.9増)


予想Aは、店頭セールスを前作とまったく同じ17.2万枚とした場合で、初動は、個別握手分だけアップした前作7.1万枚増の初動71.3万枚です。

ただ、これは最低ラインという感触を持っています。

Amazonの音楽売れ筋ランキングでは、初回限定盤のTypeA、B、C、Dの4つが、すべてTOP5に入っているのを目撃したので(笑)、店頭セールスもかなり良好だと思います。


しかも、全完売が続出する個別握手会の応募状況から、全国握手会の人気沸騰も容易に想像できるわけで、店頭セールスは、予想Bのように前作1.3万枚増、あるいは予想Cの2.8万枚増あたりまで強気に読んで良いんじゃないかと。

やはり、6枚目初動は、前作から9〜10万枚アップの73〜74万枚との予想が、むしろ妥当な気がします。

そもそも、欅坂の運営は、個別握手会で担当24部未満のメンバーが全完売を出すと、すぐさま部数を追加して、小刻みに総部数を上げていくのが特徴なんですが、今回は、12部を全完売した2期の部数を増やす気配がない。

個別握手会セールス全体が、すでに十分なレベルに達して、これ以上売ると、7枚目の前作越えがハードになるからじゃないかと、疑っています(笑)。


せっかくなので、乃木坂20枚目「シンクロニシティ」の初動も、少し考えてみます。

(表6) 乃木坂14〜19枚目オリコン初動の「効率」と20枚目予測

凡例
シングル番号 : 初動効率 * 総部数 @ 初動算入次数 [オリコン初動] 発売日 タイトル

# 表記法は(表1)と同じ

14枚目 : 09.6万枚/百部 * 780部 @ 10次 [75.0万枚] 2016/03/23(水) ハルジオンが咲く頃
15枚目 : 09.6万枚/百部 * 760部 @ 08次 [72.8万枚] 2016/07/27(水) 裸足でSummer
16枚目 : 10.5万枚/百部 * 790部 @ 06次 [82.8万枚] 2016/11/09(水) サヨナラの意味
17枚目 : 09.9万枚/百部 * 880部 @ 06次 [87.5万枚] 2017/03/22(水) インフルエンサー
18枚目 : 09.5万枚/百部 * 930部 @ 06次 [88.0万枚] 2017/08/09(水) 逃げ水
19枚目 : 09.2万枚/百部 * 920部 @ 05次 [85.1万枚] 2017/10/11(水) いつかできるから今日できる

(予測)
20枚目 : 09.0万枚/百部 * 890部 @ 08次 [80.1万枚] 2018/04/25(水) シンクロニシティ
20枚目 : 09.5万枚/百部 * 890部 @ 08次 [84.6万枚]
20枚目 : 10.0万枚/百部 * 890部 @ 08次 [89.0万枚]
20枚目 : 10.5万枚/百部 * 890部 @ 08次 [93.5万枚]


乃木坂は、17枚目「インフルエンサー」以降、「初動効率」が低落傾向を示しているかもしれず、ちょっと気になっています。

まあ、19枚目「いつかできるから今日できる」は、初動算入を5次に抑えたことで、個別握手会セールスを十分に流し込めなかった面がある。

20枚目では、初動算入を思い切って8次まで上げているので、19枚目の9.2万枚/百部は上回ると思います。


しかし、かりに18枚目「逃げ水」並みの9.5万枚/百部まで戻しても、初動は84.6万枚に留まり、19枚目と同じく、前作、前々作を下回る数字になってしまう。

歴代最高の初動を叩き出すには、10.0万枚/百部近くまで「初動効率」をアップすることが不可欠で、結構、厳しい話ではある。

累計ミリオンが達成できれば問題ないという考え方もあるけど、それならば、楽曲指標のアップにもっと注力して欲しい。


スーパーライブに出て、レコード大賞を受賞して、紅白にも出場して、年始は大きな注目を集めたのに、すぐに新曲を投入をせず、次の手を打たなかったため、2月下旬から「インフルエンサー」がiTunes Store トップソングで200位圏外に落ちるなど、乃木坂の音楽的存在感が明らかに低下しつつあります。

乃木坂の音楽的パフォーマンスを担ってきた生駒里奈、伊藤万理華、川村真洋が、一斉にグループを「卒業」しようとしている今、もう一度、楽曲に目を向けるべきじゃないかと。

音楽アイドルの人気は、やはり魅力的なパフォーマンスが原動力で、それがなくなると、徐々にファンが離れてしまうでしょう。


最後に、欅坂6枚目の最新楽曲指標を載せておきます。

(表7) 欅坂歴代表題曲MVの公開初期再生数推移

凡例
公開1w平均速度(累計)→2w平均速度(累計)→15d積み上げ→…→18d積み上げ(累計)

# 公開された時刻から7日後の同じ曜日、同じ時刻までを「1w」、そこから7日後の同じ曜日、同じ時刻までを「2w」と、順に数える
# 公開された時刻から24時間後の同じ時刻までを「1d」、そこから24時間後の同じ時刻までを「2d」と、順に数える
#「平均速度」は、対象週における1日平均の再生回数増加速度。「万回/日」単位
#「累計」は、対象週あるいは対象日が終わる時点での再生回数。「万回」単位
#「積み上げ」は、対象日24時間で積み上げた再生回数。「万回」単位
# すべてフルバージョンMV

68.0(476)→26.9(664)→31→28→25→33(782) ガラスを割れ!
50.0(350)→22.0(503)→21→16→15→16(572) 風に吹かれても
56.8(398)→27.7(591)→25→31→31→29(707) 不協和音
31.1(218)→17.4(340)→15→16→16→19(406) 二人セゾン
18.7(131)→10.7(206)→08→07→07→07(235) 世界には愛しかない
17.4(122)→14.1(220)→14→14→14→14(276) サイレントマジョリティー


「ガラスを割れ!」MVは、3月4日正午に公開18dが終わりましたが、その時点での累計再生数は782万回。

これまでの表題曲MVと同時期累計を比べると、「不協和音」707万回を越える歴代トップの再生数です。

週単位で見ると、公開2wの平均増加速度で「不協和音」より、やや勢いが下がったものの、カップリング曲MVの公開ラッシュなどが追い風となり、3wでは互角か、それ以上のスピードで再生数を積み上げています。


カップリング曲のフルバージョンMVは、平手友梨奈センターの「もう森へ帰ろうか?」が、やはり高い人気を博している。

一方、尾関梨香、小池美波、長濱ねるという意外な組み合わせによるユニット曲「バスルームトラベル」も、公開2dに36万回を積み上げるなど、好調な推移を見せています。

(表8) 欅坂6枚目「ガラスを割れ!」カップリング曲MVの公開初期再生数推移

凡例
1→最新d : 1d積み上げ→2d積み上げ(累計)→…→最新d積み上げ(累計) [MV公開時期] 曲名

#「最新d」は、2018年3月5日(月)午前零時現在でもっとも直前の公開後経過日数
#「積み上げ」は、対象日24時間で積み上げた再生回数。「万回」単位
#「累計」は、対象日が終わる時点での再生回数。「万回」単位
#「MV公開時期」は、CD発売日午前零時を原点に、そこから何日前あるいは何日後に公開されたか
#「00」「000」は見やすくするための桁数合わせ
# すべてフルバージョンMV

1→8d : 60→36(096)→12(108)→10(118)→12(129)→09(138)→06(144)→06(150) [10.5日前] バスルームトラベル
1→4d : 79→26(105)→15(120)→16(136)→00(000)→00(000)→00(000)→00(000) [06.5日前] もう森へ帰ろうか?
1→3d : 43→10(053)→06(058)→00(000)→00(000)→00(000)→00(000)→00(000) [05.5日前] イマニミテイロ
1→1d : 42→00(000)→00(000)→00(000)→00(000)→00(000)→00(000)→00(000) [03.1日前] ゼンマイ仕掛けの夢

(参考)
1→8d : 51→23(073)→15(088)→13(101)→10(111)→08(119)→06(125)→05(130) [07.5日前] W-KEYAKIZAKAの詩
1→8d : 92→45(137)→36(173)→30(203)→18(221)→17(238)→15(253)→14(267) [92.5日後] エキセントリック
1→8d : 26→25(052)→11(063)→12(075)→11(086)→08(094)→07(101)→06(107) [20.5日前] 語るなら未来を…


1千万再生を達成した「語るなら未来を…」MVは、公開8dの積み上げが6万回。

初期にこのペースであっても、粘り強く速度を維持すれば、累計の大台到達は可能ということです。

ただ、上記4作品がCD発売日以降も、ショートに差し替えられず、フルバージョンのまま公開され続けるかどうかは分かりません。


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