乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
メンバー出演舞台のチケット販売日程
舞台版『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
[一般発売]
07/24(日)10:00〜
舞台『嫌われ松子の一生』
[モバイル先行受付]
08/08(月)〜
[前売り開始]
09/10(土)10:00〜
舞台『墓場、女子高生』
[モバイル先行受付]
08/08(月)〜
ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
[一般販売]
東京公演 : 08/27(土)〜
大阪公演 : 10/15(土)〜
メンバーが参加するイベント
08月1日(月) 〜 08月31日(水) 10 : 00 〜 18 : 00 フジテレビ主催のイベント『お台場みんなの夢大陸2016』において、ほん怖プレゼンツ「乃木坂46 VRホラーハウス」が開場し、映像作品に、生駒里奈、齋藤飛鳥、桜井玲香、高山一実、西野七瀬が登場
08月13日(土)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』07日目 in 宮城・ゼビオアリーナ仙台(第09公演18:30〜)
08月14日(日)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』08日目 in 宮城・ゼビオアリーナ仙台(第10公演12:00〜&第11公演17:00〜)
08月16日(火)『第7回WBSC女子野球ワールドカップ』(09/03〜 韓国釜山)へ向けた壮行会が、品川ステラボールで開催され、「マドンナジャパン」オフィシャルサポーターの衛藤美彩、北野日奈子、寺田蘭世が参加。500名様をご招待とのことで、応募期間は08/03(水)から08/10(水)。
08月18日(木)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』09日目 in 福岡・福岡国際センター(第12公演18:30〜)
08月19日(金)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』10日目 in 福岡・福岡国際センター(第13公演18:30〜)
メンバーが出演するテレビ番組
08月13日(土) 18 : 56 〜 20 : 54 [地デ] テレビ朝日『池上彰のニュースそうだったの!!』に、秋元真夏が出演
08月16日(火) 19 : 56 〜 [地デ] 日テレ『踊る!さんま御殿!!』に、堀未央奈が出演
08月20日(土) 09 : 55 〜 10 : 25 [地デ] フジテレビ『ライオンのグータッチ』に、西野七瀬、生駒里奈、高山一実が出演
08月20日(土) 21 : 00 〜 23 : 24 [地デ] フジテレビ『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2016』のドラマに、生田絵梨花、生駒里奈、齋藤飛鳥、白石麻衣、西野七瀬が出演
08月21日(日) 16 : 00 〜 [地デ] テレビ東京『ガンダムビルドファイターズトライ夏休み特別編〜君もビルドファイターだ!!〜』に、鈴木絢音が出演
乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Aug16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Aug〜Sep]
また、「ブックマーク」内の次のリンクは、乃木坂のスケジュールを、過去分も含めて、まとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)
昨夜の『MUSIC STATION』は、CDデビューからまだ4ヶ月の欅坂46が、早々と2回目の出演を果たし、しかも「サイレントマジョリティー」と「世界には愛しかない」の2曲をスペシャルメドレーで披露しました。
演奏時間を測ってみましたが、以下のように、全部で4分ものステージになっていて、新人アイドルとしては、破格の扱いだったことが分かります。
(表1) 2016年8月12日(金)放送のテレビ朝日『MUSIC STATION』における、欅坂46の演奏時間
[凡例]
演奏時間 = 歌手名「曲名」
#「演奏時間」は前奏開始から後奏終了までの時間。
#「3 : 58」は3分58秒を表す。
3 : 58 = 欅坂46「SPメドレー」
(内訳)
1 : 39 =「サイレントマジョリティー」
2 : 17 =「世界には愛しかない」
2 : 30 = 柴咲コウ「永遠」(1997; ZARD)
2 : 29 = [Alexandros]「ワタリドリ」(2015)
共演アーティストのステージは、2分半が多かったことを考えても、4分に及ぶメドレーは、相当に長いパフォーマンスで、欅坂に対する番組の期待感が伝わってくるかのような時間設定でした。
確かに、「サイレントマジョリティー」は、YouTube公開MVの再生回数が、未だに10万回/日のペースで増え続けており、iTunes Store トップソングも、4ヶ月に渡って200位以内にランクインしています。
さらに、7月18日(月祝)『FNSうたの夏まつり』において、「48&46ドリームチーム」がこの曲をパフォーマンスして以降は、トップソングの順位が再浮上して、トップ10に入るなど、上位に食い込む勢いを見せている。
「サイレントマジョリティー」は、2016年、もっとも人気を博したアイドルソングになりつつあって、出演2回目のMステにおける異例のメドレーも、新人として「破格」というよりは、今勢いのある人気アーティストに対する、「妥当」なステージという気がします。
こうなってくると、今年の大晦日、欅坂46のNHK紅白歌合戦出場は、全然、夢物語ではなく、むしろ、乃木坂より可能性が高いのではないかと、思うことすらある。
また、「ワタリドリ」をヒットさせた[Alexandros]が、初出場有力候補の1組になる筈で、昨年の雪辱を目指すももいろクローバーZ、国内知名度を急速に上げているBABYMETALの動向が絡んで、今年も、出場選考レースは混沌としてきました。
乃木坂にとっては、なんとか連続で2回目の出場を果たし、人気とステータスの両方を固めたいところで、15枚目「裸足でSummer」や16枚目新曲の各種セールスは、2016年最後の夜、NHKホールに立てるかどうかを左右する、重要なポイントになる。
欲を言えば、「サイレントマジョリティー」のような、本格的なヒットを飛ばせれば、少し枕を高く出来るんだけど(笑)、そこまで行かずとも、楽曲人気が「上り坂」であることを示すような数字を残すことが、是非とも必要だと思います。
ということで、今日は、「裸足でSummer」を中心に、欅坂とAKB48Gの楽曲を含めて、各種セールスの動きを眺めてみます。
以下のように、現在、坂道シリーズと48グループは、新曲のリリースラッシュに入っていて、毎日毎日、ランキングや売り上げ枚数など、大量の情報が出て来ます。
(表2) 2016年7月から9月に掛けての、乃木坂欅坂とAKB48GのシングルCDリリース
07月28日(水)「裸足でSummer」乃木坂46_15枚目
08月03日(水)「僕はいない」NMB48_15枚目
08月10日(水)「世界には愛しかない」欅坂46_02枚目
08月17日(水)「金の愛、銀の愛」SKE48_20枚目
08月31日(水)「LOVE TRIP / しあわせを分けなさい」AKB48_45枚目
09月07日(水)「タイトル未定」HKT48_08枚目
どの楽曲が、どの程度、人気を呼んでいるのか、把握するのは大変で、乃木坂についてさえ、前作よりヒットしていると言えるのかどうか、判断するのは並大抵ではありません(笑)。
しかし、数字を並べると、見えてくるものは少なくないので、とにもかくにも、何が起こっているか、一つずつ見ていきましょう。
まずは、MVの再生回数から。
(表3) 乃木坂の15枚目表題曲と2ndアルバムリード曲のYouTube公開MVの再生回数推移
凡例
「曲名」MV (形態)
1週ごとに求めた24時間換算の再生数上昇速度 (週終わりの再生回数) : 公開後経過週 [その週の初日と最終日の日付]
=== 最新週の日単位推移 ===
1日ごとに求めた24時間換算の再生数上昇速度 (日終わりの再生回数) : 日付
# ここにおける「1週」とは、「週始め」である月曜午前6時から、「週終わり」である翌週月曜午前6時までの期間を指す
# ここにおける「1日」とは、「日始め」である午前6時から、「日終わり」である翌日午前6時までの期間を指す
# 「1週」「1日」を、このように定義することで、ある日の夜に放送された番組が、夜中12時を跨いで、午前2時、3時までネットで話題となり、その影響がMVの再生数変化に表れた場合でも、その日の出来事として、すべて吸収させることが出来る
#「その週の初日」は、公開1週目であれば公開開始日、そうでなければ月曜日
#「その週の最終日」は、公開最終週であれば公開終了日、そうでなければ日曜日
乃木坂_15枚目表題曲
「裸足でSummer」MV (full ver.)
24.0万回/日 (066万回) : 01週目 [07/08(金)10(日)]
12.5万回/日 (154万回) : 02週目 [07/11(月)17(日)]
12.3万回/日 (240万回) : 03週目 [07/18(月)24(日)]
08.1万回/日 (296万回) : 04週目 [07/25(月)31(日)] ※ CD発売週
07.8万回/日 (351万回) : 05週目 [08/01(月)07(日)]
==== 06週目 ====
05.9万回/日 (356万回) : 08/08(月)
06.4万回/日 (363万回) : 08/09(火)
06.2万回/日 (369万回) : 08/10(水)
06.5万回/日 (376万回) : 08/11(木)
06.4万回/日 (382万回) : 08/12(金)
乃木坂_2枚目アルバム・リード曲
「きっかけ」MV (full ver.)
13.0万回/日 (044万回) : 01週目 [07/07(木)10(日)]
04.7万回/日 (077万回) : 02週目 [07/11(月)17(日)]
04.2万回/日 (107万回) : 03週目 [07/18(月)24(日)]
02.6万回/日 (125万回) : 04週目 [07/25(月)31(日)]
02.3万回/日 (141万回) : 05週目 [08/01(月)07(日)]
==== 06週目 ====
01.8万回/日 (143万回) : 08/08(月)
02.0万回/日 (145万回) : 08/09(火)
01.8万回/日 (147万回) : 08/10(水)
02.1万回/日 (149万回) : 08/11(木)
02.0万回/日 (151万回) : 08/12(金)
「裸足でSummer」MVは、公開開始の週を1週目として、現在、6週目に入っています。
再生回数の上昇速度は、さすがに10万回/日を切るまで下がってきましたが、それでも、まだ6万回/日を越える人気を維持しています。
累計再生数は、あと18万回ほどで400万突破となり、3、4日もあれば、つまり来週前半には、大台に届くでしょう。
これほど短期間に、400万回に到達する表題曲MVは、フルバージョンを無期限公開していた時代を含めて記憶になく、少なくとも、公開初期においては、再生数の上昇スピードがもっとも速い作品だと思います。
確かに、「裸足でSummer」MVは、個人的にも、結構、ちょこちょこ観ていて、ここ数シングルの中では、一番、クリックしてるかもしれません。
不思議な魅力を発する齋藤飛鳥のビジュアルが心地よく、風景、ファッション、花火、車などが織りなす色彩が鮮やかで美しいので、ついついまた観たくなるんですね。
また、映像の持つリズムと楽曲の刻むリズムが上手くフィットしていて、ストレスなく、視覚と聴覚を統合出来るというか、繰り返し観ても疲れない気がします。
好調な再生数の背景には、「サイレントマジョリティー」の成功に刺激を受けた乃木坂ファンが、以前より意識して、MVを観るようになった面はあるかもしれません。
しかし、もの凄い傑作という風情はないものの(笑)、気軽に何度も鑑賞出来る作品に仕上がっていることは、視聴数を押し上げている一因じゃないでしょうか。
次に、カップリング曲ですが、「オフショアガール」「シークレットグラフィティー」「白米様」「命の真実 ミュージカル「林檎売りとカメムシ」」のMVは、CD発売の前日お昼に、フルバージョンがショートバージョンに切り換えられたようです。
公開されているショートバージョンMVに関しては、現在、4作品とも、0.2万回/日前後で推移していますが、累計再生数を見ると、「オフショアガール」と「シークレットグラフィティー」がほぼ同じ程度で、そこに「白米様」が続き、「命の真実 ミュージカル「林檎売りとカメムシ」」という順番です。
一方、2ndアルバムのリード曲「きっかけ」は、未だに2.0万回/日あたりの再生数上昇を保っていて、根強い人気を窺わせます。
46時間TVの名場面を集めた「きっかけ」のMVも、ときどき観たくなるものがあって、黒板が高山一実の後頭部に倒れてくるシーンなど、何が起きるか分かっていても、意外なほど繰り返し笑えます(笑)。
メンバーが、普段の番組ではあまり見られない、素に近い表情を出している場面が多くて、それが楽しいのかもしれない。
乃木坂のMVは、思った以上に好調で、作品の質低下を囁く声がファンから出つつあった昨今、楽曲人気の再構築へ向けて、良い流れになっていると思います。
しかし、他グループの楽曲指標と比較しなければ、自分がどの辺に立っているのか分からないということで、最強のライバルになりつつある欅坂46の数字を、以下に並べてみました。
(表4) 欅坂の2枚目表題曲及びカップリング曲のYouTube公開MVの再生回数推移
# 表記法は(表3)と同じ
欅坂_2枚目表題曲
「世界には愛しかない」MV (full ver.)
20.5万回/日 (118万回) : 01週目 [07/12(火)17(日)]
11.2万回/日 (196万回) : 02週目 [07/18(月)24(日)]
07.3万回/日 (247万回) : 03週目 [07/25(月)31(日)]
06.7万回/日 (294万回) : 04週目 [08/01(月)07(日)]
==== 05週目 ====
05.9万回/日 (300万回) : 08/08(月)
06.0万回/日 (306万回) : 08/09(火)
07.4万回/日 (314万回) : 08/10(水) ※ CD発売日
07.3万回/日 (321万回) : 08/11(木)
07.4万回/日 (328万回) : 08/12(金) ← Mステ披露
欅坂46_2枚目(C/W)曲
「語るなら未来を…」MV (full ver.)
17.6万回/日 (084万回) : 01週目 [07/20(水)24(日)]
06.6万回/日 (130万回) : 02週目 [07/25(月)31(日)]
05.0万回/日 (165万回) : 03週目 [08/01(月)07(日)]
==== 04週目 ====
03.6万回/日 (169万回) : 08/08(月)
04.3万回/日 (173万回) : 08/09(火)
04.2万回/日 (177万回) : 08/10(水)
03.6万回/日 (181万回) : 08/11(木)
03.4万回/日 (184万回) : 08/12(金)
欅坂46_2枚目(C/W)曲
「渋谷からPARCOが消えた日」MV (full ver.)
14.0万回/日 (019万回) : 01週目 [07/23(土)24(日)]
02.9万回/日 (039万回) : 02週目 [07/25(月)31(日)]
01.6万回/日 (050万回) : 03週目 [08/01(月)07(日)]
==== 04週目 ====
01.2万回/日 (051万回) : 08/08(月)
01.4万回/日 (053万回) : 08/09(火)
01.4万回/日 (053万回) : 08/10(水) ※ この日の昼に公開終了
「世界には愛しかない」MVは、公開当初、「サイレントマジョリティー」を越えるほどの再生数上昇速度を見せていましたが、その後は落ち着き、先週までは「裸足でSummer」MVをやや下回るペースで進んでいました。
しかし、CDの発売を機に、再生数上昇スピードは7万回/日を越えるレベルにアップし、今週は、「裸足でSummer」MVを上回るペースになっています。
ただ、昨夜金曜日に、Mステで曲をパフォーマンスしたものの、今のところ、大幅な速度上昇はないようです。
実は、後で紹介しますが、「サイレントマジョリティー」は、MV再生数とiTunesランキングともに、Mステ効果が表れていて、欅坂ファンにすれば、やや複雑な気持ちになるような結果となっています。
まあ、「サイレントマジョリティー」がなければ、「世界には愛しかない」も、ここまで注目されなかったという見方は、かなり説得力があって、2番目曲が、デビュー曲に人気を持っていかれているというよりは、相乗効果の方が大きいという気がします。
実際、「サイレントマジョリティー」により近いテイストを持つ「語るなら未来を…」のMVは、カップリング曲ながら、公開4週目で200万再生に迫る、素晴らしい人気を見せていて、欅坂46への期待感の高さが窺えます。
一方、平手友梨奈ソロ曲「渋谷からPARCOが消えた日」のMVは、公開4週目で1.5万回/日を下回るペースとなり、結局、CD発売日のお昼に、ショートに切り換えられています。
あるいは、「サイレントマジョリティー」MVにおける、複数人数による激しいダンスこそが、欅坂人気の中核を成しているのかもしれません。
MステでのステージがMV再生回数の積み上げ速度アップにつながらなかったのは、「世界には愛しかない」のダンスでは、まだまだ物足りないということなんでしょうか。
(表5) 欅坂の1枚目表題曲のYouTube公開MVの再生回数推移
# 表記法は(表3)と同じ
欅坂_1枚目表題曲
「サイレントマジョリティー」MV (full ver.)
08.1万回/日 (1965万回) : 17週目 [07/04(月)10(日)]
09.0万回/日 (2028万回) : 18週目 [07/11(月)17(日)]
15.7万回/日 (2139万回) : 19週目 [07/18(月)24(日)] ←『うたの夏まつり』
11.1万回/日 (2216万回) : 20週目 [07/25(月)31(日)]
10.3万回/日 (2288万回) : 21週目 [08/01(月)07(日)]
==== 22週目 ====
08.6万回/日 (2297万回) : 08/08(月)
09.7万回/日 (2306万回) : 08/09(火)
09.5万回/日 (2316万回) : 08/10(水)
10.2万回/日 (2326万回) : 08/11(木)
11.2万回/日 (2337万回) : 08/12(金) ← Mステ披露
ん〜、凄いですね(笑)。
もともと、17週目で8.1万回/日、18週目が9.0万回/日なんてのは、アイドルの楽曲では、滅多にお目にかかれない数字と言えます。
その上、生駒里奈がセンターを務めた「48&46ドリームチーム」が、渾身の力を発揮して、見事な「サイレントマジョリティー」を披露してくれたお陰で、19週目には、15.7万回/日に跳ね上がってしまって、21週目に入っても、10万回/日を越えるペースで再生数を伸ばしている。
さらに、その上(笑)、昨夜のMステによって、再びブーストが掛かって、11.2万回/日に上昇です。
ただ、大型音楽祭や有名音楽番組でパフォーマンスしたら、必ず、楽曲指標が上昇するわけではなく、ここまでレスポンスが良いのは、「サイレントマジョリティー」という曲が、多くの人を惹き付けるものを、間違いなく持っているからだと思います。
2016年のアイドルシーンは、「サイレントマジョリティー」という曲を抜きにしては語れない、そんな存在になりつつあると言っても、決して、言い過ぎではない気がしてきました。
次は、AKB48GのMVです。
(表6) AKB48G最新表題曲のYouTube公開MVの再生回数推移
# 表記法は(表3)と同じ
NMB48_15枚目表題曲
「僕はいない」MV (short ver.)
4.2万回/日 (18万回) : 01週目 [07/06(水)10(日)]
1.5万回/日 (29万回) : 02週目 [07/11(月)17(日)]
0.8万回/日 (35万回) : 03週目 [07/18(月)24(日)]
1.2万回/日 (43万回) : 04週目 [07/25(月)31(日)]
0.5万回/日 (46万回) : 05週目 [08/01(月)07(日)]
==== 06週目 ====
0.3万回/日 (47万回) : 08/08(月)
0.4万回/日 (47万回) : 08/09(火)
0.4万回/日 (47万回) : 08/10(水)
0.4万回/日 (48万回) : 08/11(木)
0.3万回/日 (48万回) : 08/12(金)
SKE48_20枚目表題曲
「金の愛、銀の愛」MV (special edit ver.)
1.4万回/日 (07万回) : 01週目 [07/20(水)24(日)]
0.5万回/日 (11万回) : 02週目 [07/25(月)31(日)]
0.4万回/日 (13万回) : 03週目 [08/01(月)07(日)]
==== 04週目 ====
0.3万回/日 (14万回) : 08/08(月)
0.3万回/日 (14万回) : 08/09(火)
0.3万回/日 (14万回) : 08/10(水)
0.4万回/日 (15万回) : 08/11(木)
0.3万回/日 (15万回) : 08/12(金)
AKB48_45枚目表題曲
「LOVE TRIP」MV (full ver.)
21.8万回/日 (118万回) : 01週目 [08/02(火)07(日)]
==== 02週目 ====
11.6万回/日 (129万回) : 08/08(月)
11.7万回/日 (141万回) : 08/09(火)
09.1万回/日 (150万回) : 08/10(水)
09.0万回/日 (159万回) : 08/11(木)
07.7万回/日 (167万回) : 08/12(金)
「支店」の最新シングル表題曲は、MVの再生数がかなり低調と言わざるを得ません。
「僕はいない」はショートバージョンで、その割には数字を出しているという見方はあるものの、NMB48の表題曲であり、渡辺美優紀の卒業曲であることを考えると、公開6週目で累計が50万回を越えていないのは寂しい。
また、「金の愛、銀の愛」はスペシャルエディットで、ショートバージョンに近い形態ですが、さすがに公開4週目で、累計15万回は、かなりヘビーな数字です。
やはり、二つのグループとも、主要人気メンバーの卒業が相次いだ後、チームを再編成する曲がり角に来ているのかもしれません。
一方、AKB48「LOVE TRIP」のMVは、公開1週目に累計118万回を記録し、幸先の良いスタートを切っています。
ただ、2週目に入ってのペースダウンが、ちょっと大きいのが気になる点ではあります。
一般の方の恋愛「告白シーン」がメインに据えられているMVなので、繰り返し観たいと思えるかどうかには、やや疑問があって、今後の再生数推移が注目されます。
MVの再生数に関しては、こんな状況で、「裸足でSummer」は、なかなか好調だと思います。
次は、iTunes Store トップソング、つまりネット有料配信の動向です。
(表7) iTunes Store トップソングにおける、乃木坂13枚目、14枚目、15枚目表題曲の配信開始4週目までの順位帯分布
凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] : 配信後経過週 その週の初日と最終日の日付
# 上記 A〜H と Z は、その週において、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す。
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
#「その週の初日」は、配信1週目であれば配信開始日、そうでなければ月曜日
#「その週の最終日」は、日曜日
15枚目表題曲「裸足でSummer」
4-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 01週目 07/20(水)24(日) ※ 最高8位
1-6-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 02週目 07/25(月)31(日)
0-2-5-0-0 / 0-0-0 [0] : 03週目 08/01(月)07(日)
0-0-0-4-1 / 0-0-0 [0] : 04週目 08/08(月)12(金)
14枚目表題曲「ハルジオンが咲く頃」
2-3-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 01週目 03/23(水)27(日) ※ 最高5位
0-0-3-4-0 / 0-0-0 [0] : 02週目 03/28(月)03(日)
0-0-1-2-4 / 0-0-0 [0] : 03週目 04/04(月)10(日)
0-0-0-0-0 / 7-0-0 [0] : 04週目 04/11(月)17(日)
13枚目表題曲「今、話したい誰かがいる」
5-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 01週目 10/21(水)25(日) ※ 最高4位
4-3-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 02週目 10/26(月)01(日)
0-2-5-0-0 / 0-0-0 [0] : 03週目 11/02(月)08(日)
0-0-2-0-2 / 3-0-0 [0] : 04週目 11/09(月)15(日)
15枚目表題曲、何を隠そう、配信の成績も、結構良いんですよ(笑)。
最高順位こそ13枚目が4位、14枚目は5位、15枚目で8位と、徐々に下がってしまっていますが、粘り強く上位を保持していて、底堅さが見て取れます。
というのも、「今、話したい誰かがいる」と「ハルジオンが咲く頃」は、いずれも配信4週目において、50位を割り込んでいるけど、「裸足でSummer」は、まだ圏内に留まっていて、一度も落ちていない。
微々たる違いじゃないか!と思われるかもしれませんが、日々の順位変動を追っていると、「裸足でSummer」は急激なダウンがほとんどなく、粘っこさを感じさせるものがある。
思うに、フルバージョンMVを無料公開していて、それが6.0万回/日以上の人気を、未だに保っていることが大きいんじゃないでしょうか。
配信開始から時間が経つにつれ、既存ファンはほとんどが曲の購入を済ませるので、長く上位に留まるかどうかは、新しく興味を持ってくれる人がどれだけ現れるかに掛かってくる。
人気の高いMVは、まさに新規を呼び込むもっとも強力なツールで、乃木坂の15枚目は、今のところ、それが上手く機能しているように見えます。
そして、「サイレントマジョリティー」は、MVと配信の人気が連動することを示した、お手本のような楽曲です。
(表8) iTunes Store トップソングにおける、欅坂1枚目、2枚目表題曲の今週の日単位順位帯推移
凡例
順位 : A-B-C-D-E / F-G-H [Z] 配信後経過日数 日付
# 上記 A〜H と Z は、その日、それぞれ以下の順位帯にランクインしたことを表す。
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
2枚目表題曲「世界には愛しかない」
04位 : 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] 01日目 08/10(水) ※ 最高3位
05位 : 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] 02日目 08/11(木)
05位 : 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] 03日目 08/12(金) ← Mステ披露
1枚目表題曲「サイレントマジョリティー」
43位 : 0-0-0-0-1 / 0-0-0 [0] 125日目 08/08(月)
49位 : 0-0-0-0-1 / 0-0-0 [0] 126日目 08/09(火)
43位 : 0-0-0-0-1 / 0-0-0 [0] 127日目 08/10(水)
45位 : 0-0-0-0-1 / 0-0-0 [0] 128日目 08/11(木)
24位 : 0-0-1-0-0 / 0-0-0 [0] 129日目 08/12(金) ← Mステ披露
「ワタリドリ」[Alexandors]
34位 : 0-0-0-1-0 / 0-0-0 [0] 08/08(月)
35位 : 0-0-0-1-0 / 0-0-0 [0] 08/09(火)
33位 : 0-0-0-1-0 / 0-0-0 [0] 08/10(水)
25位 : 0-0-1-0-0 / 0-0-0 [0] 08/11(木)
03位 : 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] 08/12(金) ← Mステ披露
「サイレントマジョリティー」は、今週で配信開始19週目ですが、今なお50位以内に留まっていて、しかも、Mステ効果によって、金曜日には24位にまで上がっています。
一方、「世界には愛しかない」は、配信3日目で、5位という高い位置にランクインしているものの、Mステによって、ベスト3に入るといった動きはなく、MVと同様、「効果」は確認出来ませんでした。
ただ、Mステによるセールス上昇効果を、もっとも享受したのは、[Alexandors]の「ワタリドリ」で、上表のように、なんと3位にジャンプアップしています。
「ワタリドリ」もフルバージョンMVを無料公開していて、現在、累計再生数は2千万回を越えています。
再生数を追跡してないので、細かい動きは分かりませんが、iTunesでこれだけの順位上昇があったことから、24時間換算の積み上げ速度も、金曜日にアップした可能性が高いと思います。
五郎丸が出演するCM、質の高いMV、そして有名音楽番組でのパフォーマンス。
効果的な楽曲プロモーションが見事に噛み合って、「ワタリドリ」は、今年一番のヒット曲になるかもしれない、そんなレベルにまで人気が上がってきています。
もちろん、ヒットした最大の理由は、曲の良さだと思いますが(笑)。
そうそう、CDセールスも見ておきましょう。
握手会など、特典イベントの人気で決まるCDの売り上げ枚数は、楽曲人気と連動する部分が少なくて、面白味はないんですが(笑)、コアファンの人数と熱量を測るには、良好なバロメーターだと思います。
「裸足でSummer」は、オリコン初動が72.8万枚で、前作「ハルジオンが咲く頃」の75.0万枚を、少し下回ってしまいました。
しかし、累計枚数では、前作越えを期待していいかもしれません。
というのは、15枚目は、握手会などの開催日が、かなり先に設定されていて、「スルメ曲」ならぬ、「スルメ売れ」になる可能性が高い。
(表9) オリコン週間ランキングにおける、乃木坂14枚目、15枚目の順位と売り上げ枚数の推移
凡例
[順位] 売り上げ枚数 : 発売後経過週 集計対象期間
14枚目「ハルジオンが咲く頃」
[01位] 75.0万枚 : 01週目 03/21(月)27(日)
[02位] 02.2万枚 : 02週目 03/28(月)03(日)
[07位] 01.4万枚 : 03週目 04/04(月)10(日)
[06位] 01.6万枚 : 04週目 04/11(月)17(日) ※ 04/16(土) 全国・千葉
[18位] 00.5万枚 : 05週目 04/18(月)24(日)
[12位] 00.8万枚 : 06週目 04/25(月)01(日) ※ 04/29(金祝) 全国・愛知
[09位] 00.8万枚 : 07週目 05/02(月)08(日) ※ 05/04(水祝) 全国・京都
[50位圏外] 00.1万枚 : 08週目 05/09(月)15(日)
[50位圏外] 00.1万枚 : 09週目 05/16(月)22(日) ※ 05/19(木)20(金) 個別応募終了
[50位圏外] 00.1万枚 : 10週目 05/23(月)29(日)
[50位圏外] 00.0万枚 : 11週目 05/30(月)05(日) ※ 06/04(土) 個別最終・神奈川
累計 82.6万枚 : 08/15付[08/01(月)07(日)]まで
15枚目「裸足でSummer」
[01位] 72.8万枚 : 01週目 07/25(月)31(日)
[07位] 03.3万枚 : 02週目 08/01(月)07(日)
03週目 08/08(月)14(日)
04週目 08/15(月)21(日)
05週目 08/22(月)28(日)
06週目 08/29(月)04(日) ※ 09/04(日) 全国・千葉
07週目 09/05(月)11(日)
08週目 09/12(月)18(日) ※ 09/18(日) 全国・愛知
09週目 09/19(月)25(日)
10週目 09/26(月)02(日) ※ 10/01(土) 全国・京都
11週目 10/03(月)09(日)
12週目 10/10(月)16(日)
13週目 10/17(月)23(日)
14週目 10/24(月)30(日)
15週目 10/31(月)06(日)
16週目 11/07(月)13(日) ※ 10/13(日) 個別最終・神奈川
累計 76.1万枚 : 08/15付[08/01(月)07(日)]まで
「ハルジオンが咲く頃」の売り上げ枚数推移が示すように、累計をどこまで積み上げるかは、全国握手会が終了するあたりで、大体、勝負が決まります。
14枚目は、全国握手会が発売7週目で終了したのに対して、15枚目は、10週目まで続くように、デザインされている。
この3週間を上手く利用出来れば、「裸足でSummer」は、累計で、前作越えを達成できるでしょう。
3週目、4週目で合計3万枚ほどの売り上げが出れば、なんとか、追いつくんじゃないかと。
一方、今週水曜日に発売された欅坂「世界には愛しかない」は、現在、以下のようなCDセールスになっています。
(表10) オリコンデイリーランキングにおける、欅坂2枚目の順位と売り上げ枚数の推移
凡例
オリコン登場後日数 集計対象日 [順位] 売り上げ枚数
1日目 08/09(火) [01位] 25.1万枚
2日目 08/10(水) [01位] 03.2万枚
3日目 08/11(木) [02位] 01.3万枚
4日目 08/12(金) [01位] 00.6万枚
5日目 08/13(土)
6日目 08/14(日)
デイリー累計 30.2万枚
「サイレントマジョリティー」はオリコン初動が26.2万枚だったので、すでに4万枚ほど上回った数字になっています。
個別握手会の完売状況から、ちょっとだけ、2枚目の売り上げを分析しておきます。
(表11) 「世界には愛しかない」個別握手会の完売状況推移
凡例
[応募次数] 前次からの完売積み上げ部数 {完売部数/総部数 (部数ベースの完売率_枚数ベースの完売率) 推定売り上げ枚数} 受付期間 (受付終了日から初動集計締め切りまでの日数)
# 積み上げ完売部数が赤色の数字で示されているものは、その全部がオリコン初動にほぼ確実に算入されることを示す。
#「-65d」は、集計締め切り日の65日前という意味。
# 推定売り上げ枚数は、CD1枚当たりの平均割り当て時間を10.0秒として計算している。
「世界には愛しかない」
[01次] +099 {099/315 (31.4%_59.3%) 10.1万枚} 06/09(木)10(金) (-65d)
[02次] +098 {197/337 (58.5%_86.4%) 15.7万枚} 06/16(木)17(金) (-58d)
[03次] +053 {250/364 (68.7%_92.9%) 18.3万枚} 06/23(木)24(金) (-51d)
[04次] +033 {283/379 (74.7%_95.7%) 19.6万枚} 06/30(木)01(金) (-44d)
[05次] +020 {303/386 (78.5%_97.1%) 20.2万枚} 07/07(木)08(金) (-37d)
[06次] +014 {317/389 (81.5%_98.0%) 20.6万枚} 07/14(木)15(金) (-30d)
[07次] +010 {327/392 (83.4%_98.5%) 20.9万枚} 07/21(木)22(金) (-23d)
[08次] +005 {332/396 (83.8%_98.6%) 21.1万枚} 07/28(木)29(金) (-16d)
[09次] 08/04(木)05(金) (-09d)
[10次] 08/18(木)19(金) (+05d)
[11次] 08/25(木)26(金) (+12d)
オリコン初動の予測分析
前作初動26.2万枚 + 個別握手会セールス増分4.0万枚 + 店頭販売増分1~2万枚
「サイレントマジョリティー」初動算入の限界応募分
[08次] +021 {227/336 (67.6%_94.1%) 17.1万枚} 03/31(木)01(金) (-09d)
オリコン初動 26.2万枚
「世界には愛しかない」は、初動算入が9次応募分までで、8次終了時点での推定売り上げ枚数は、21.1万枚。
枚数ベースの完売率は、98.6%に達しているので、さほど伸びるとは思えず、このあたりが個別握手会セールスの初動寄与分かと思います。
一方、「サイレントマジョリティー」は、8次応募分までの流し込みで、その時点での推定は17.1万枚。
つまり、もし、CD1枚あたりの割り当て時間が変わらなければ、握手会セールスは、前作から4万枚ほどの伸びになると予想出来ます。
(表10)におけるデイリーの動きを見ていると、2枚目初動は、1枚目を5万枚ほど上回るとするのが、まあ、妥当な線でしょうか。
であれば、(表11)の予測と併せて、結局、個別握手会分が4万枚アップ、店頭販売分が1万枚アップで、一応、話の辻褄が合います(笑)。
この分析が正しければ、店頭販売は、あまり上昇しなかったということで、運営サイドからすれば、全国握手会をより魅力的にする策が、必要になるのかもしれません。
最後に、Billboard JAPAN Hot100 を載せておきます。
(表12) Billboard JAPAN Hot100 における、乃木坂欅坂とAKB48Gの最新楽曲の順位
凡例
「曲名」(シングル番号; CD発売日)
週番号 [対象週の開始日最終日] (総合) Hot100順位 [項目] その項目における順位
#「週番号」は、CD発売週を「1週目」、その前週を「1週前」として数える
#「各項目」の意味は、[S] ストリーミング数、[R]ラジオ放送回数、[L] PCによる読み取り数 (ルックアップ)、[T] ツイート数、[M] 国内動画再生回数、[F] ランクイン回数
#「00位」は、100位圏外
# Hot100 にランクインした週のみを載せている
「裸足でSummer」乃木坂46
04週前 [06/27(月)03(日)] (総合)35位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]05位 [M]00位 [F]01回
03週前 [07/04(月)10(日)] (総合)40位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]03位 [M]00位 [F]02回 ※ 07/08(金) MV公開
02週前 [07/11(月)17(日)] (総合)20位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]03位 [M]03位 [F]03回
01週前 [07/18(月)24(日)] (総合)10位 [S]18位 [R]56位 [L]00位 [T]07位 [M]06位 [F]04回
01週目 [07/25(月)31(日)] (総合)01位 [S]01位 [R]05位 [L]01位 [T]03位 [M]17位 [F]05回
02週目 [08/01(月)07(日)] (総合)03位 [S]05位 [R]20位 [L]02位 [T]08位 [M]18位 [F]06回
「世界には愛しかない」欅坂46
08週前 [06/13(月)19(日)] (総合)67位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]06位 [M]00位 [F]01回
04週前 [07/11(月)17(日)] (総合)24位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]05位 [M]15位 [F]02回 ※ 07/12(火) MV公開
03週前 [07/18(月)24(日)] (総合)21位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]06位 [M]08位 [F]03回
02週前 [07/25(月)31(日)] (総合)54位 [S]00位 [R]71位 [L]00位 [T]13位 [M]21位 [F]04回
01週前 [08/01(月)07(日)] (総合)37位 [S]00位 [R]36位 [L]00位 [T]12位 [M]32位 [F]05回
「僕はいない」NMB48
05週前 [06/27(月)03(日)] (総合)18位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]02位 [M]00位 [F]01回
04週前 [07/04(月)10(日)] ※ 07/06(水) MV公開
03週前 [07/11(月)17(日)] (総合)55位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]08位 [M]00位 [F]02回
01週前 [07/25(月)31(日)] (総合)89位 [S]94位 [R]00位 [L]00位 [T]16位 [M]00位 [F]03回
01週目 [08/01(月)07(日)] (総合)01位 [S]01位 [R]30位 [L]16位 [T]03位 [M]00位 [F]04回
「金の愛、銀の愛」SKE48
05週前 [07/11(月)17(日)] (総合)90位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]14位 [M]00位 [F]01回
04週前 [07/18(月)24(日)] (総合)85位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]13位 [M]00位 [F]02回 ※ 07/20(水) MV公開
「LOVE TRIP」AKB48
09週前 [06/27(月)03(日)] (総合)76位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]09位 [M]00位 [F]01回
04週前 [08/01(月)07(日)] (総合)63位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]10位 [M]00位 [F]02回 ※ 08/02(火) MV公開
注目したいのは、2点。
一つは、「僕はいない」のCD発売週、つまり1週目における「[L] ルックアップ」が16位ということ。
オリコン初動30.4万枚で、「[S] ストリーミング数」も1位なんですが、16位は、あまりに衝撃的な順位です。
以前、「チキンLINE」が、初動25.7万枚を売り上げながら、「[L] ルックアップ」が7位に留まっていて、びっくりして記事を書いたことがありますが、今回は、さらに低い順位になっている。
MVの再生回数を見ても、AKB48Gの「支店」は、非常に少数の熱心なコアファンが、CDセールスを支えている状態なんじゃないでしょうか。
もう一つの注目点は、「LOVE TRIP」の4週前「[M] 国内動画再生回数」が100位圏外であること。
(表6)に示したように、この週、フルバージョンMVが公開され、週終わりまでに118万回を稼いでいます。
「サイレントマジョリティー」のデータから考えて、この再生数であれば、「[M] 国内動画再生回数」は、どう転んでもTOP20は堅いんだけど、100位以内にすら入らないのは、不思議な話です。
あくまで、憶測ですが、このMV、日本国内でじゃなく、海外のファンの方が熱心に視聴されたのかもしれません。
センターに選ばれた指原莉乃は、「総選挙」でよく「中国票」が話題に上がりますが、中国にさっしーのファンが多くて、YouTubeの再生数を押し上げることは、ありそうな気もします(笑)。
日本のYouTubeを海外から視聴出来るのかどうか、Hot100の「国内動画再生回数」が、何を意味しているのかよく分からないので、はっきりしたことは言えませんが、118万回再生で、100位圏外というのは、かなり強烈な現象で、海外からの視聴といった可能性を考えたくなります。
BABYMETALが欧米で高い人気を集め、それが国内での評判をさらに上昇させているように、海外であっても、どこかで人気が出ていれば、グループの躍進につながる可能性があって、とても良いことですよね(笑)。
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乃木坂が出演する番組やイベントを知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 05Jun16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Jun〜Jul]
http://blog.goo.ne.jp/kafka2002/e/d6291fbdbfbb2897e6914d0556675733
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重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)
// 特集ページ
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プリンシパルtrois
プリンシパルdeux
星野みなみ!
楽曲情報(11th~)
楽曲情報(1st~10th)
6thガールズルール
7thバレッタ
和田まあや!
えくせれんとブログ
# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています
メンバー出演舞台のチケット販売日程
舞台版『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
[一般発売]
07/24(日)10:00〜
舞台『嫌われ松子の一生』
[モバイル先行受付]
08/08(月)〜
[前売り開始]
09/10(土)10:00〜
舞台『墓場、女子高生』
[モバイル先行受付]
08/08(月)〜
ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
[一般販売]
東京公演 : 08/27(土)〜
大阪公演 : 10/15(土)〜
メンバーが参加するイベント
08月1日(月) 〜 08月31日(水) 10 : 00 〜 18 : 00 フジテレビ主催のイベント『お台場みんなの夢大陸2016』において、ほん怖プレゼンツ「乃木坂46 VRホラーハウス」が開場し、映像作品に、生駒里奈、齋藤飛鳥、桜井玲香、高山一実、西野七瀬が登場
08月13日(土)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』07日目 in 宮城・ゼビオアリーナ仙台(第09公演18:30〜)
08月14日(日)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』08日目 in 宮城・ゼビオアリーナ仙台(第10公演12:00〜&第11公演17:00〜)
08月16日(火)『第7回WBSC女子野球ワールドカップ』(09/03〜 韓国釜山)へ向けた壮行会が、品川ステラボールで開催され、「マドンナジャパン」オフィシャルサポーターの衛藤美彩、北野日奈子、寺田蘭世が参加。500名様をご招待とのことで、応募期間は08/03(水)から08/10(水)。
08月18日(木)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』09日目 in 福岡・福岡国際センター(第12公演18:30〜)
08月19日(金)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』10日目 in 福岡・福岡国際センター(第13公演18:30〜)
メンバーが出演するテレビ番組
08月13日(土) 18 : 56 〜 20 : 54 [地デ] テレビ朝日『池上彰のニュースそうだったの!!』に、秋元真夏が出演
08月16日(火) 19 : 56 〜 [地デ] 日テレ『踊る!さんま御殿!!』に、堀未央奈が出演
08月20日(土) 09 : 55 〜 10 : 25 [地デ] フジテレビ『ライオンのグータッチ』に、西野七瀬、生駒里奈、高山一実が出演
08月20日(土) 21 : 00 〜 23 : 24 [地デ] フジテレビ『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2016』のドラマに、生田絵梨花、生駒里奈、齋藤飛鳥、白石麻衣、西野七瀬が出演
08月21日(日) 16 : 00 〜 [地デ] テレビ東京『ガンダムビルドファイターズトライ夏休み特別編〜君もビルドファイターだ!!〜』に、鈴木絢音が出演
乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Aug16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Aug〜Sep]
また、「ブックマーク」内の次のリンクは、乃木坂のスケジュールを、過去分も含めて、まとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)
昨夜の『MUSIC STATION』は、CDデビューからまだ4ヶ月の欅坂46が、早々と2回目の出演を果たし、しかも「サイレントマジョリティー」と「世界には愛しかない」の2曲をスペシャルメドレーで披露しました。
演奏時間を測ってみましたが、以下のように、全部で4分ものステージになっていて、新人アイドルとしては、破格の扱いだったことが分かります。
(表1) 2016年8月12日(金)放送のテレビ朝日『MUSIC STATION』における、欅坂46の演奏時間
[凡例]
演奏時間 = 歌手名「曲名」
#「演奏時間」は前奏開始から後奏終了までの時間。
#「3 : 58」は3分58秒を表す。
3 : 58 = 欅坂46「SPメドレー」
(内訳)
1 : 39 =「サイレントマジョリティー」
2 : 17 =「世界には愛しかない」
2 : 30 = 柴咲コウ「永遠」(1997; ZARD)
2 : 29 = [Alexandros]「ワタリドリ」(2015)
共演アーティストのステージは、2分半が多かったことを考えても、4分に及ぶメドレーは、相当に長いパフォーマンスで、欅坂に対する番組の期待感が伝わってくるかのような時間設定でした。
確かに、「サイレントマジョリティー」は、YouTube公開MVの再生回数が、未だに10万回/日のペースで増え続けており、iTunes Store トップソングも、4ヶ月に渡って200位以内にランクインしています。
さらに、7月18日(月祝)『FNSうたの夏まつり』において、「48&46ドリームチーム」がこの曲をパフォーマンスして以降は、トップソングの順位が再浮上して、トップ10に入るなど、上位に食い込む勢いを見せている。
「サイレントマジョリティー」は、2016年、もっとも人気を博したアイドルソングになりつつあって、出演2回目のMステにおける異例のメドレーも、新人として「破格」というよりは、今勢いのある人気アーティストに対する、「妥当」なステージという気がします。
こうなってくると、今年の大晦日、欅坂46のNHK紅白歌合戦出場は、全然、夢物語ではなく、むしろ、乃木坂より可能性が高いのではないかと、思うことすらある。
また、「ワタリドリ」をヒットさせた[Alexandros]が、初出場有力候補の1組になる筈で、昨年の雪辱を目指すももいろクローバーZ、国内知名度を急速に上げているBABYMETALの動向が絡んで、今年も、出場選考レースは混沌としてきました。
乃木坂にとっては、なんとか連続で2回目の出場を果たし、人気とステータスの両方を固めたいところで、15枚目「裸足でSummer」や16枚目新曲の各種セールスは、2016年最後の夜、NHKホールに立てるかどうかを左右する、重要なポイントになる。
欲を言えば、「サイレントマジョリティー」のような、本格的なヒットを飛ばせれば、少し枕を高く出来るんだけど(笑)、そこまで行かずとも、楽曲人気が「上り坂」であることを示すような数字を残すことが、是非とも必要だと思います。
ということで、今日は、「裸足でSummer」を中心に、欅坂とAKB48Gの楽曲を含めて、各種セールスの動きを眺めてみます。
以下のように、現在、坂道シリーズと48グループは、新曲のリリースラッシュに入っていて、毎日毎日、ランキングや売り上げ枚数など、大量の情報が出て来ます。
(表2) 2016年7月から9月に掛けての、乃木坂欅坂とAKB48GのシングルCDリリース
07月28日(水)「裸足でSummer」乃木坂46_15枚目
08月03日(水)「僕はいない」NMB48_15枚目
08月10日(水)「世界には愛しかない」欅坂46_02枚目
08月17日(水)「金の愛、銀の愛」SKE48_20枚目
08月31日(水)「LOVE TRIP / しあわせを分けなさい」AKB48_45枚目
09月07日(水)「タイトル未定」HKT48_08枚目
どの楽曲が、どの程度、人気を呼んでいるのか、把握するのは大変で、乃木坂についてさえ、前作よりヒットしていると言えるのかどうか、判断するのは並大抵ではありません(笑)。
しかし、数字を並べると、見えてくるものは少なくないので、とにもかくにも、何が起こっているか、一つずつ見ていきましょう。
まずは、MVの再生回数から。
(表3) 乃木坂の15枚目表題曲と2ndアルバムリード曲のYouTube公開MVの再生回数推移
凡例
「曲名」MV (形態)
1週ごとに求めた24時間換算の再生数上昇速度 (週終わりの再生回数) : 公開後経過週 [その週の初日と最終日の日付]
=== 最新週の日単位推移 ===
1日ごとに求めた24時間換算の再生数上昇速度 (日終わりの再生回数) : 日付
# ここにおける「1週」とは、「週始め」である月曜午前6時から、「週終わり」である翌週月曜午前6時までの期間を指す
# ここにおける「1日」とは、「日始め」である午前6時から、「日終わり」である翌日午前6時までの期間を指す
# 「1週」「1日」を、このように定義することで、ある日の夜に放送された番組が、夜中12時を跨いで、午前2時、3時までネットで話題となり、その影響がMVの再生数変化に表れた場合でも、その日の出来事として、すべて吸収させることが出来る
#「その週の初日」は、公開1週目であれば公開開始日、そうでなければ月曜日
#「その週の最終日」は、公開最終週であれば公開終了日、そうでなければ日曜日
乃木坂_15枚目表題曲
「裸足でSummer」MV (full ver.)
24.0万回/日 (066万回) : 01週目 [07/08(金)10(日)]
12.5万回/日 (154万回) : 02週目 [07/11(月)17(日)]
12.3万回/日 (240万回) : 03週目 [07/18(月)24(日)]
08.1万回/日 (296万回) : 04週目 [07/25(月)31(日)] ※ CD発売週
07.8万回/日 (351万回) : 05週目 [08/01(月)07(日)]
==== 06週目 ====
05.9万回/日 (356万回) : 08/08(月)
06.4万回/日 (363万回) : 08/09(火)
06.2万回/日 (369万回) : 08/10(水)
06.5万回/日 (376万回) : 08/11(木)
06.4万回/日 (382万回) : 08/12(金)
乃木坂_2枚目アルバム・リード曲
「きっかけ」MV (full ver.)
13.0万回/日 (044万回) : 01週目 [07/07(木)10(日)]
04.7万回/日 (077万回) : 02週目 [07/11(月)17(日)]
04.2万回/日 (107万回) : 03週目 [07/18(月)24(日)]
02.6万回/日 (125万回) : 04週目 [07/25(月)31(日)]
02.3万回/日 (141万回) : 05週目 [08/01(月)07(日)]
==== 06週目 ====
01.8万回/日 (143万回) : 08/08(月)
02.0万回/日 (145万回) : 08/09(火)
01.8万回/日 (147万回) : 08/10(水)
02.1万回/日 (149万回) : 08/11(木)
02.0万回/日 (151万回) : 08/12(金)
「裸足でSummer」MVは、公開開始の週を1週目として、現在、6週目に入っています。
再生回数の上昇速度は、さすがに10万回/日を切るまで下がってきましたが、それでも、まだ6万回/日を越える人気を維持しています。
累計再生数は、あと18万回ほどで400万突破となり、3、4日もあれば、つまり来週前半には、大台に届くでしょう。
これほど短期間に、400万回に到達する表題曲MVは、フルバージョンを無期限公開していた時代を含めて記憶になく、少なくとも、公開初期においては、再生数の上昇スピードがもっとも速い作品だと思います。
確かに、「裸足でSummer」MVは、個人的にも、結構、ちょこちょこ観ていて、ここ数シングルの中では、一番、クリックしてるかもしれません。
不思議な魅力を発する齋藤飛鳥のビジュアルが心地よく、風景、ファッション、花火、車などが織りなす色彩が鮮やかで美しいので、ついついまた観たくなるんですね。
また、映像の持つリズムと楽曲の刻むリズムが上手くフィットしていて、ストレスなく、視覚と聴覚を統合出来るというか、繰り返し観ても疲れない気がします。
好調な再生数の背景には、「サイレントマジョリティー」の成功に刺激を受けた乃木坂ファンが、以前より意識して、MVを観るようになった面はあるかもしれません。
しかし、もの凄い傑作という風情はないものの(笑)、気軽に何度も鑑賞出来る作品に仕上がっていることは、視聴数を押し上げている一因じゃないでしょうか。
次に、カップリング曲ですが、「オフショアガール」「シークレットグラフィティー」「白米様」「命の真実 ミュージカル「林檎売りとカメムシ」」のMVは、CD発売の前日お昼に、フルバージョンがショートバージョンに切り換えられたようです。
公開されているショートバージョンMVに関しては、現在、4作品とも、0.2万回/日前後で推移していますが、累計再生数を見ると、「オフショアガール」と「シークレットグラフィティー」がほぼ同じ程度で、そこに「白米様」が続き、「命の真実 ミュージカル「林檎売りとカメムシ」」という順番です。
一方、2ndアルバムのリード曲「きっかけ」は、未だに2.0万回/日あたりの再生数上昇を保っていて、根強い人気を窺わせます。
46時間TVの名場面を集めた「きっかけ」のMVも、ときどき観たくなるものがあって、黒板が高山一実の後頭部に倒れてくるシーンなど、何が起きるか分かっていても、意外なほど繰り返し笑えます(笑)。
メンバーが、普段の番組ではあまり見られない、素に近い表情を出している場面が多くて、それが楽しいのかもしれない。
乃木坂のMVは、思った以上に好調で、作品の質低下を囁く声がファンから出つつあった昨今、楽曲人気の再構築へ向けて、良い流れになっていると思います。
しかし、他グループの楽曲指標と比較しなければ、自分がどの辺に立っているのか分からないということで、最強のライバルになりつつある欅坂46の数字を、以下に並べてみました。
(表4) 欅坂の2枚目表題曲及びカップリング曲のYouTube公開MVの再生回数推移
# 表記法は(表3)と同じ
欅坂_2枚目表題曲
「世界には愛しかない」MV (full ver.)
20.5万回/日 (118万回) : 01週目 [07/12(火)17(日)]
11.2万回/日 (196万回) : 02週目 [07/18(月)24(日)]
07.3万回/日 (247万回) : 03週目 [07/25(月)31(日)]
06.7万回/日 (294万回) : 04週目 [08/01(月)07(日)]
==== 05週目 ====
05.9万回/日 (300万回) : 08/08(月)
06.0万回/日 (306万回) : 08/09(火)
07.4万回/日 (314万回) : 08/10(水) ※ CD発売日
07.3万回/日 (321万回) : 08/11(木)
07.4万回/日 (328万回) : 08/12(金) ← Mステ披露
欅坂46_2枚目(C/W)曲
「語るなら未来を…」MV (full ver.)
17.6万回/日 (084万回) : 01週目 [07/20(水)24(日)]
06.6万回/日 (130万回) : 02週目 [07/25(月)31(日)]
05.0万回/日 (165万回) : 03週目 [08/01(月)07(日)]
==== 04週目 ====
03.6万回/日 (169万回) : 08/08(月)
04.3万回/日 (173万回) : 08/09(火)
04.2万回/日 (177万回) : 08/10(水)
03.6万回/日 (181万回) : 08/11(木)
03.4万回/日 (184万回) : 08/12(金)
欅坂46_2枚目(C/W)曲
「渋谷からPARCOが消えた日」MV (full ver.)
14.0万回/日 (019万回) : 01週目 [07/23(土)24(日)]
02.9万回/日 (039万回) : 02週目 [07/25(月)31(日)]
01.6万回/日 (050万回) : 03週目 [08/01(月)07(日)]
==== 04週目 ====
01.2万回/日 (051万回) : 08/08(月)
01.4万回/日 (053万回) : 08/09(火)
01.4万回/日 (053万回) : 08/10(水) ※ この日の昼に公開終了
「世界には愛しかない」MVは、公開当初、「サイレントマジョリティー」を越えるほどの再生数上昇速度を見せていましたが、その後は落ち着き、先週までは「裸足でSummer」MVをやや下回るペースで進んでいました。
しかし、CDの発売を機に、再生数上昇スピードは7万回/日を越えるレベルにアップし、今週は、「裸足でSummer」MVを上回るペースになっています。
ただ、昨夜金曜日に、Mステで曲をパフォーマンスしたものの、今のところ、大幅な速度上昇はないようです。
実は、後で紹介しますが、「サイレントマジョリティー」は、MV再生数とiTunesランキングともに、Mステ効果が表れていて、欅坂ファンにすれば、やや複雑な気持ちになるような結果となっています。
まあ、「サイレントマジョリティー」がなければ、「世界には愛しかない」も、ここまで注目されなかったという見方は、かなり説得力があって、2番目曲が、デビュー曲に人気を持っていかれているというよりは、相乗効果の方が大きいという気がします。
実際、「サイレントマジョリティー」により近いテイストを持つ「語るなら未来を…」のMVは、カップリング曲ながら、公開4週目で200万再生に迫る、素晴らしい人気を見せていて、欅坂46への期待感の高さが窺えます。
一方、平手友梨奈ソロ曲「渋谷からPARCOが消えた日」のMVは、公開4週目で1.5万回/日を下回るペースとなり、結局、CD発売日のお昼に、ショートに切り換えられています。
あるいは、「サイレントマジョリティー」MVにおける、複数人数による激しいダンスこそが、欅坂人気の中核を成しているのかもしれません。
MステでのステージがMV再生回数の積み上げ速度アップにつながらなかったのは、「世界には愛しかない」のダンスでは、まだまだ物足りないということなんでしょうか。
(表5) 欅坂の1枚目表題曲のYouTube公開MVの再生回数推移
# 表記法は(表3)と同じ
欅坂_1枚目表題曲
「サイレントマジョリティー」MV (full ver.)
08.1万回/日 (1965万回) : 17週目 [07/04(月)10(日)]
09.0万回/日 (2028万回) : 18週目 [07/11(月)17(日)]
15.7万回/日 (2139万回) : 19週目 [07/18(月)24(日)] ←『うたの夏まつり』
11.1万回/日 (2216万回) : 20週目 [07/25(月)31(日)]
10.3万回/日 (2288万回) : 21週目 [08/01(月)07(日)]
==== 22週目 ====
08.6万回/日 (2297万回) : 08/08(月)
09.7万回/日 (2306万回) : 08/09(火)
09.5万回/日 (2316万回) : 08/10(水)
10.2万回/日 (2326万回) : 08/11(木)
11.2万回/日 (2337万回) : 08/12(金) ← Mステ披露
ん〜、凄いですね(笑)。
もともと、17週目で8.1万回/日、18週目が9.0万回/日なんてのは、アイドルの楽曲では、滅多にお目にかかれない数字と言えます。
その上、生駒里奈がセンターを務めた「48&46ドリームチーム」が、渾身の力を発揮して、見事な「サイレントマジョリティー」を披露してくれたお陰で、19週目には、15.7万回/日に跳ね上がってしまって、21週目に入っても、10万回/日を越えるペースで再生数を伸ばしている。
さらに、その上(笑)、昨夜のMステによって、再びブーストが掛かって、11.2万回/日に上昇です。
ただ、大型音楽祭や有名音楽番組でパフォーマンスしたら、必ず、楽曲指標が上昇するわけではなく、ここまでレスポンスが良いのは、「サイレントマジョリティー」という曲が、多くの人を惹き付けるものを、間違いなく持っているからだと思います。
2016年のアイドルシーンは、「サイレントマジョリティー」という曲を抜きにしては語れない、そんな存在になりつつあると言っても、決して、言い過ぎではない気がしてきました。
次は、AKB48GのMVです。
(表6) AKB48G最新表題曲のYouTube公開MVの再生回数推移
# 表記法は(表3)と同じ
NMB48_15枚目表題曲
「僕はいない」MV (short ver.)
4.2万回/日 (18万回) : 01週目 [07/06(水)10(日)]
1.5万回/日 (29万回) : 02週目 [07/11(月)17(日)]
0.8万回/日 (35万回) : 03週目 [07/18(月)24(日)]
1.2万回/日 (43万回) : 04週目 [07/25(月)31(日)]
0.5万回/日 (46万回) : 05週目 [08/01(月)07(日)]
==== 06週目 ====
0.3万回/日 (47万回) : 08/08(月)
0.4万回/日 (47万回) : 08/09(火)
0.4万回/日 (47万回) : 08/10(水)
0.4万回/日 (48万回) : 08/11(木)
0.3万回/日 (48万回) : 08/12(金)
SKE48_20枚目表題曲
「金の愛、銀の愛」MV (special edit ver.)
1.4万回/日 (07万回) : 01週目 [07/20(水)24(日)]
0.5万回/日 (11万回) : 02週目 [07/25(月)31(日)]
0.4万回/日 (13万回) : 03週目 [08/01(月)07(日)]
==== 04週目 ====
0.3万回/日 (14万回) : 08/08(月)
0.3万回/日 (14万回) : 08/09(火)
0.3万回/日 (14万回) : 08/10(水)
0.4万回/日 (15万回) : 08/11(木)
0.3万回/日 (15万回) : 08/12(金)
AKB48_45枚目表題曲
「LOVE TRIP」MV (full ver.)
21.8万回/日 (118万回) : 01週目 [08/02(火)07(日)]
==== 02週目 ====
11.6万回/日 (129万回) : 08/08(月)
11.7万回/日 (141万回) : 08/09(火)
09.1万回/日 (150万回) : 08/10(水)
09.0万回/日 (159万回) : 08/11(木)
07.7万回/日 (167万回) : 08/12(金)
「支店」の最新シングル表題曲は、MVの再生数がかなり低調と言わざるを得ません。
「僕はいない」はショートバージョンで、その割には数字を出しているという見方はあるものの、NMB48の表題曲であり、渡辺美優紀の卒業曲であることを考えると、公開6週目で累計が50万回を越えていないのは寂しい。
また、「金の愛、銀の愛」はスペシャルエディットで、ショートバージョンに近い形態ですが、さすがに公開4週目で、累計15万回は、かなりヘビーな数字です。
やはり、二つのグループとも、主要人気メンバーの卒業が相次いだ後、チームを再編成する曲がり角に来ているのかもしれません。
一方、AKB48「LOVE TRIP」のMVは、公開1週目に累計118万回を記録し、幸先の良いスタートを切っています。
ただ、2週目に入ってのペースダウンが、ちょっと大きいのが気になる点ではあります。
一般の方の恋愛「告白シーン」がメインに据えられているMVなので、繰り返し観たいと思えるかどうかには、やや疑問があって、今後の再生数推移が注目されます。
MVの再生数に関しては、こんな状況で、「裸足でSummer」は、なかなか好調だと思います。
次は、iTunes Store トップソング、つまりネット有料配信の動向です。
(表7) iTunes Store トップソングにおける、乃木坂13枚目、14枚目、15枚目表題曲の配信開始4週目までの順位帯分布
凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] : 配信後経過週 その週の初日と最終日の日付
# 上記 A〜H と Z は、その週において、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す。
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
#「その週の初日」は、配信1週目であれば配信開始日、そうでなければ月曜日
#「その週の最終日」は、日曜日
15枚目表題曲「裸足でSummer」
4-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 01週目 07/20(水)24(日) ※ 最高8位
1-6-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 02週目 07/25(月)31(日)
0-2-5-0-0 / 0-0-0 [0] : 03週目 08/01(月)07(日)
0-0-0-4-1 / 0-0-0 [0] : 04週目 08/08(月)12(金)
14枚目表題曲「ハルジオンが咲く頃」
2-3-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 01週目 03/23(水)27(日) ※ 最高5位
0-0-3-4-0 / 0-0-0 [0] : 02週目 03/28(月)03(日)
0-0-1-2-4 / 0-0-0 [0] : 03週目 04/04(月)10(日)
0-0-0-0-0 / 7-0-0 [0] : 04週目 04/11(月)17(日)
13枚目表題曲「今、話したい誰かがいる」
5-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 01週目 10/21(水)25(日) ※ 最高4位
4-3-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 02週目 10/26(月)01(日)
0-2-5-0-0 / 0-0-0 [0] : 03週目 11/02(月)08(日)
0-0-2-0-2 / 3-0-0 [0] : 04週目 11/09(月)15(日)
15枚目表題曲、何を隠そう、配信の成績も、結構良いんですよ(笑)。
最高順位こそ13枚目が4位、14枚目は5位、15枚目で8位と、徐々に下がってしまっていますが、粘り強く上位を保持していて、底堅さが見て取れます。
というのも、「今、話したい誰かがいる」と「ハルジオンが咲く頃」は、いずれも配信4週目において、50位を割り込んでいるけど、「裸足でSummer」は、まだ圏内に留まっていて、一度も落ちていない。
微々たる違いじゃないか!と思われるかもしれませんが、日々の順位変動を追っていると、「裸足でSummer」は急激なダウンがほとんどなく、粘っこさを感じさせるものがある。
思うに、フルバージョンMVを無料公開していて、それが6.0万回/日以上の人気を、未だに保っていることが大きいんじゃないでしょうか。
配信開始から時間が経つにつれ、既存ファンはほとんどが曲の購入を済ませるので、長く上位に留まるかどうかは、新しく興味を持ってくれる人がどれだけ現れるかに掛かってくる。
人気の高いMVは、まさに新規を呼び込むもっとも強力なツールで、乃木坂の15枚目は、今のところ、それが上手く機能しているように見えます。
そして、「サイレントマジョリティー」は、MVと配信の人気が連動することを示した、お手本のような楽曲です。
(表8) iTunes Store トップソングにおける、欅坂1枚目、2枚目表題曲の今週の日単位順位帯推移
凡例
順位 : A-B-C-D-E / F-G-H [Z] 配信後経過日数 日付
# 上記 A〜H と Z は、その日、それぞれ以下の順位帯にランクインしたことを表す。
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
2枚目表題曲「世界には愛しかない」
04位 : 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] 01日目 08/10(水) ※ 最高3位
05位 : 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] 02日目 08/11(木)
05位 : 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] 03日目 08/12(金) ← Mステ披露
1枚目表題曲「サイレントマジョリティー」
43位 : 0-0-0-0-1 / 0-0-0 [0] 125日目 08/08(月)
49位 : 0-0-0-0-1 / 0-0-0 [0] 126日目 08/09(火)
43位 : 0-0-0-0-1 / 0-0-0 [0] 127日目 08/10(水)
45位 : 0-0-0-0-1 / 0-0-0 [0] 128日目 08/11(木)
24位 : 0-0-1-0-0 / 0-0-0 [0] 129日目 08/12(金) ← Mステ披露
「ワタリドリ」[Alexandors]
34位 : 0-0-0-1-0 / 0-0-0 [0] 08/08(月)
35位 : 0-0-0-1-0 / 0-0-0 [0] 08/09(火)
33位 : 0-0-0-1-0 / 0-0-0 [0] 08/10(水)
25位 : 0-0-1-0-0 / 0-0-0 [0] 08/11(木)
03位 : 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] 08/12(金) ← Mステ披露
「サイレントマジョリティー」は、今週で配信開始19週目ですが、今なお50位以内に留まっていて、しかも、Mステ効果によって、金曜日には24位にまで上がっています。
一方、「世界には愛しかない」は、配信3日目で、5位という高い位置にランクインしているものの、Mステによって、ベスト3に入るといった動きはなく、MVと同様、「効果」は確認出来ませんでした。
ただ、Mステによるセールス上昇効果を、もっとも享受したのは、[Alexandors]の「ワタリドリ」で、上表のように、なんと3位にジャンプアップしています。
「ワタリドリ」もフルバージョンMVを無料公開していて、現在、累計再生数は2千万回を越えています。
再生数を追跡してないので、細かい動きは分かりませんが、iTunesでこれだけの順位上昇があったことから、24時間換算の積み上げ速度も、金曜日にアップした可能性が高いと思います。
五郎丸が出演するCM、質の高いMV、そして有名音楽番組でのパフォーマンス。
効果的な楽曲プロモーションが見事に噛み合って、「ワタリドリ」は、今年一番のヒット曲になるかもしれない、そんなレベルにまで人気が上がってきています。
もちろん、ヒットした最大の理由は、曲の良さだと思いますが(笑)。
そうそう、CDセールスも見ておきましょう。
握手会など、特典イベントの人気で決まるCDの売り上げ枚数は、楽曲人気と連動する部分が少なくて、面白味はないんですが(笑)、コアファンの人数と熱量を測るには、良好なバロメーターだと思います。
「裸足でSummer」は、オリコン初動が72.8万枚で、前作「ハルジオンが咲く頃」の75.0万枚を、少し下回ってしまいました。
しかし、累計枚数では、前作越えを期待していいかもしれません。
というのは、15枚目は、握手会などの開催日が、かなり先に設定されていて、「スルメ曲」ならぬ、「スルメ売れ」になる可能性が高い。
(表9) オリコン週間ランキングにおける、乃木坂14枚目、15枚目の順位と売り上げ枚数の推移
凡例
[順位] 売り上げ枚数 : 発売後経過週 集計対象期間
14枚目「ハルジオンが咲く頃」
[01位] 75.0万枚 : 01週目 03/21(月)27(日)
[02位] 02.2万枚 : 02週目 03/28(月)03(日)
[07位] 01.4万枚 : 03週目 04/04(月)10(日)
[06位] 01.6万枚 : 04週目 04/11(月)17(日) ※ 04/16(土) 全国・千葉
[18位] 00.5万枚 : 05週目 04/18(月)24(日)
[12位] 00.8万枚 : 06週目 04/25(月)01(日) ※ 04/29(金祝) 全国・愛知
[09位] 00.8万枚 : 07週目 05/02(月)08(日) ※ 05/04(水祝) 全国・京都
[50位圏外] 00.1万枚 : 08週目 05/09(月)15(日)
[50位圏外] 00.1万枚 : 09週目 05/16(月)22(日) ※ 05/19(木)20(金) 個別応募終了
[50位圏外] 00.1万枚 : 10週目 05/23(月)29(日)
[50位圏外] 00.0万枚 : 11週目 05/30(月)05(日) ※ 06/04(土) 個別最終・神奈川
累計 82.6万枚 : 08/15付[08/01(月)07(日)]まで
15枚目「裸足でSummer」
[01位] 72.8万枚 : 01週目 07/25(月)31(日)
[07位] 03.3万枚 : 02週目 08/01(月)07(日)
03週目 08/08(月)14(日)
04週目 08/15(月)21(日)
05週目 08/22(月)28(日)
06週目 08/29(月)04(日) ※ 09/04(日) 全国・千葉
07週目 09/05(月)11(日)
08週目 09/12(月)18(日) ※ 09/18(日) 全国・愛知
09週目 09/19(月)25(日)
10週目 09/26(月)02(日) ※ 10/01(土) 全国・京都
11週目 10/03(月)09(日)
12週目 10/10(月)16(日)
13週目 10/17(月)23(日)
14週目 10/24(月)30(日)
15週目 10/31(月)06(日)
16週目 11/07(月)13(日) ※ 10/13(日) 個別最終・神奈川
累計 76.1万枚 : 08/15付[08/01(月)07(日)]まで
「ハルジオンが咲く頃」の売り上げ枚数推移が示すように、累計をどこまで積み上げるかは、全国握手会が終了するあたりで、大体、勝負が決まります。
14枚目は、全国握手会が発売7週目で終了したのに対して、15枚目は、10週目まで続くように、デザインされている。
この3週間を上手く利用出来れば、「裸足でSummer」は、累計で、前作越えを達成できるでしょう。
3週目、4週目で合計3万枚ほどの売り上げが出れば、なんとか、追いつくんじゃないかと。
一方、今週水曜日に発売された欅坂「世界には愛しかない」は、現在、以下のようなCDセールスになっています。
(表10) オリコンデイリーランキングにおける、欅坂2枚目の順位と売り上げ枚数の推移
凡例
オリコン登場後日数 集計対象日 [順位] 売り上げ枚数
1日目 08/09(火) [01位] 25.1万枚
2日目 08/10(水) [01位] 03.2万枚
3日目 08/11(木) [02位] 01.3万枚
4日目 08/12(金) [01位] 00.6万枚
5日目 08/13(土)
6日目 08/14(日)
デイリー累計 30.2万枚
「サイレントマジョリティー」はオリコン初動が26.2万枚だったので、すでに4万枚ほど上回った数字になっています。
個別握手会の完売状況から、ちょっとだけ、2枚目の売り上げを分析しておきます。
(表11) 「世界には愛しかない」個別握手会の完売状況推移
凡例
[応募次数] 前次からの完売積み上げ部数 {完売部数/総部数 (部数ベースの完売率_枚数ベースの完売率) 推定売り上げ枚数} 受付期間 (受付終了日から初動集計締め切りまでの日数)
# 積み上げ完売部数が赤色の数字で示されているものは、その全部がオリコン初動にほぼ確実に算入されることを示す。
#「-65d」は、集計締め切り日の65日前という意味。
# 推定売り上げ枚数は、CD1枚当たりの平均割り当て時間を10.0秒として計算している。
「世界には愛しかない」
[01次] +099 {099/315 (31.4%_59.3%) 10.1万枚} 06/09(木)10(金) (-65d)
[02次] +098 {197/337 (58.5%_86.4%) 15.7万枚} 06/16(木)17(金) (-58d)
[03次] +053 {250/364 (68.7%_92.9%) 18.3万枚} 06/23(木)24(金) (-51d)
[04次] +033 {283/379 (74.7%_95.7%) 19.6万枚} 06/30(木)01(金) (-44d)
[05次] +020 {303/386 (78.5%_97.1%) 20.2万枚} 07/07(木)08(金) (-37d)
[06次] +014 {317/389 (81.5%_98.0%) 20.6万枚} 07/14(木)15(金) (-30d)
[07次] +010 {327/392 (83.4%_98.5%) 20.9万枚} 07/21(木)22(金) (-23d)
[08次] +005 {332/396 (83.8%_98.6%) 21.1万枚} 07/28(木)29(金) (-16d)
[09次] 08/04(木)05(金) (-09d)
[10次] 08/18(木)19(金) (+05d)
[11次] 08/25(木)26(金) (+12d)
オリコン初動の予測分析
前作初動26.2万枚 + 個別握手会セールス増分4.0万枚 + 店頭販売増分1~2万枚
「サイレントマジョリティー」初動算入の限界応募分
[08次] +021 {227/336 (67.6%_94.1%) 17.1万枚} 03/31(木)01(金) (-09d)
オリコン初動 26.2万枚
「世界には愛しかない」は、初動算入が9次応募分までで、8次終了時点での推定売り上げ枚数は、21.1万枚。
枚数ベースの完売率は、98.6%に達しているので、さほど伸びるとは思えず、このあたりが個別握手会セールスの初動寄与分かと思います。
一方、「サイレントマジョリティー」は、8次応募分までの流し込みで、その時点での推定は17.1万枚。
つまり、もし、CD1枚あたりの割り当て時間が変わらなければ、握手会セールスは、前作から4万枚ほどの伸びになると予想出来ます。
(表10)におけるデイリーの動きを見ていると、2枚目初動は、1枚目を5万枚ほど上回るとするのが、まあ、妥当な線でしょうか。
であれば、(表11)の予測と併せて、結局、個別握手会分が4万枚アップ、店頭販売分が1万枚アップで、一応、話の辻褄が合います(笑)。
この分析が正しければ、店頭販売は、あまり上昇しなかったということで、運営サイドからすれば、全国握手会をより魅力的にする策が、必要になるのかもしれません。
最後に、Billboard JAPAN Hot100 を載せておきます。
(表12) Billboard JAPAN Hot100 における、乃木坂欅坂とAKB48Gの最新楽曲の順位
凡例
「曲名」(シングル番号; CD発売日)
週番号 [対象週の開始日最終日] (総合) Hot100順位 [項目] その項目における順位
#「週番号」は、CD発売週を「1週目」、その前週を「1週前」として数える
#「各項目」の意味は、[S] ストリーミング数、[R]ラジオ放送回数、[L] PCによる読み取り数 (ルックアップ)、[T] ツイート数、[M] 国内動画再生回数、[F] ランクイン回数
#「00位」は、100位圏外
# Hot100 にランクインした週のみを載せている
「裸足でSummer」乃木坂46
04週前 [06/27(月)03(日)] (総合)35位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]05位 [M]00位 [F]01回
03週前 [07/04(月)10(日)] (総合)40位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]03位 [M]00位 [F]02回 ※ 07/08(金) MV公開
02週前 [07/11(月)17(日)] (総合)20位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]03位 [M]03位 [F]03回
01週前 [07/18(月)24(日)] (総合)10位 [S]18位 [R]56位 [L]00位 [T]07位 [M]06位 [F]04回
01週目 [07/25(月)31(日)] (総合)01位 [S]01位 [R]05位 [L]01位 [T]03位 [M]17位 [F]05回
02週目 [08/01(月)07(日)] (総合)03位 [S]05位 [R]20位 [L]02位 [T]08位 [M]18位 [F]06回
「世界には愛しかない」欅坂46
08週前 [06/13(月)19(日)] (総合)67位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]06位 [M]00位 [F]01回
04週前 [07/11(月)17(日)] (総合)24位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]05位 [M]15位 [F]02回 ※ 07/12(火) MV公開
03週前 [07/18(月)24(日)] (総合)21位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]06位 [M]08位 [F]03回
02週前 [07/25(月)31(日)] (総合)54位 [S]00位 [R]71位 [L]00位 [T]13位 [M]21位 [F]04回
01週前 [08/01(月)07(日)] (総合)37位 [S]00位 [R]36位 [L]00位 [T]12位 [M]32位 [F]05回
「僕はいない」NMB48
05週前 [06/27(月)03(日)] (総合)18位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]02位 [M]00位 [F]01回
04週前 [07/04(月)10(日)] ※ 07/06(水) MV公開
03週前 [07/11(月)17(日)] (総合)55位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]08位 [M]00位 [F]02回
01週前 [07/25(月)31(日)] (総合)89位 [S]94位 [R]00位 [L]00位 [T]16位 [M]00位 [F]03回
01週目 [08/01(月)07(日)] (総合)01位 [S]01位 [R]30位 [L]16位 [T]03位 [M]00位 [F]04回
「金の愛、銀の愛」SKE48
05週前 [07/11(月)17(日)] (総合)90位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]14位 [M]00位 [F]01回
04週前 [07/18(月)24(日)] (総合)85位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]13位 [M]00位 [F]02回 ※ 07/20(水) MV公開
「LOVE TRIP」AKB48
09週前 [06/27(月)03(日)] (総合)76位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]09位 [M]00位 [F]01回
04週前 [08/01(月)07(日)] (総合)63位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]10位 [M]00位 [F]02回 ※ 08/02(火) MV公開
注目したいのは、2点。
一つは、「僕はいない」のCD発売週、つまり1週目における「[L] ルックアップ」が16位ということ。
オリコン初動30.4万枚で、「[S] ストリーミング数」も1位なんですが、16位は、あまりに衝撃的な順位です。
以前、「チキンLINE」が、初動25.7万枚を売り上げながら、「[L] ルックアップ」が7位に留まっていて、びっくりして記事を書いたことがありますが、今回は、さらに低い順位になっている。
MVの再生回数を見ても、AKB48Gの「支店」は、非常に少数の熱心なコアファンが、CDセールスを支えている状態なんじゃないでしょうか。
もう一つの注目点は、「LOVE TRIP」の4週前「[M] 国内動画再生回数」が100位圏外であること。
(表6)に示したように、この週、フルバージョンMVが公開され、週終わりまでに118万回を稼いでいます。
「サイレントマジョリティー」のデータから考えて、この再生数であれば、「[M] 国内動画再生回数」は、どう転んでもTOP20は堅いんだけど、100位以内にすら入らないのは、不思議な話です。
あくまで、憶測ですが、このMV、日本国内でじゃなく、海外のファンの方が熱心に視聴されたのかもしれません。
センターに選ばれた指原莉乃は、「総選挙」でよく「中国票」が話題に上がりますが、中国にさっしーのファンが多くて、YouTubeの再生数を押し上げることは、ありそうな気もします(笑)。
日本のYouTubeを海外から視聴出来るのかどうか、Hot100の「国内動画再生回数」が、何を意味しているのかよく分からないので、はっきりしたことは言えませんが、118万回再生で、100位圏外というのは、かなり強烈な現象で、海外からの視聴といった可能性を考えたくなります。
BABYMETALが欧米で高い人気を集め、それが国内での評判をさらに上昇させているように、海外であっても、どこかで人気が出ていれば、グループの躍進につながる可能性があって、とても良いことですよね(笑)。
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