三浦半島の真ん中に「湘南国際村」という地名があります。横須賀市から
葉山町にかけての拡がりをもっています。
この「村」構想に対して自然擁護の立場から葉山町では大きな反対運動
がおきたのですが、当時(1985~90年)私は葉山住民ではありましたが、
月に三四日家に戻るという生活をしていたので、運動にかかわってはいま
せんでした。それどころか「湘南」というからには藤沢や茅ヶ崎の周辺に起
きている問題なのか、くらいに受けとめていたのです。
葉山の、それも海辺でなく山の上が「湘南」? この感じはかなりの期間あ
り、反対運動やその中心をになっていた女性の町会議員の自殺などを知る
ようになって、なお「村」への違和感をもっていました。
今日午後の散歩はその「村」へと向かいました。 それも南葉山という「不動
産業界」用の「地名」の海辺からトンネルを通って「子安の里」に抜けました。
すべて内の神さんの先導で、神さんはかなり以前から歩いていたようで、勝手
知りたる道筋という感じで案内してくれました。 鶯を耳にしたりアケビの花を教
えられたりはいい気分転換になるのですが、しっきりなしに車が行き交う「山道」
は、転換を不完全なものにしてしまいます。
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