ルビーとフーラは犬と猫

愛犬ルビーと愛猫チニタ。罰や「NO!(ダメ)」を一切使わず彼らと楽しく暮らす為の勉強をしています。

曇天散歩♪

2015-01-15 11:26:56 | ルビーの日常

今朝も雨が降る前にお散歩行ってきました♪
と言う事で、たまには普段のお散歩風景をば。

朝8:30。公園歩いている人少なかった~。^^;今日の予想最高気温7度って、聞いただけで外出する人減りそうですもんね。
でもルビーにはあまり関係ないようです。土埃あげながら園内を闊歩してました。( ̄∇ ̄)

曇天もカメラで撮るとなんだか神秘的に見えたりして好きです。

真上を向いて木の枝のシルエットに見とれていたらルビーはキョトンとしてました。

帰り道、やっぱり雨が落ちてきました。お散歩間に合ってよかった~。
低気圧の影響を受けやすいワンコさん(人間もですが)は大変ですよね。
落ち着ける匂いや温もりの中で少しでも心地よく過ごせますように♪


おやつ以上のものをつくる取り組み ~CDSさいたま散トレ

2015-01-13 09:02:11 | ルビーとのトレーニング

1月9日(金)はチャーリードグスクール・さいたま散トレに参加させて頂きました。
久しぶりに素晴らしいお天気に恵まれ、でっかい富士山が見守ってくれているかのような素晴らしい日でした♪

この日は自己紹介の前にまず歩きました。
みんなで富士山に向かって歩く感じ♪

芝生の上を距離をとりながら歩きます。

今回が初参加のシュナウザー犬ココちゃん6ヶ月♪可愛かったな~♪

この時、ルビーに「ねえねえ、ねえねえ♪」状態だったココちゃんのそばをスーッと離れたルビーの後ろでチャーリーママさんが
「あれもシグナルですね」
ってココちゃんママに説明しているのを背中で聞きながら
「そうか、この”ただ別の方向へ歩いて行った”としか見えないこの行動もシグナルなのか~」
と気づく。^^;(ココちゃんから去った、ということですもんね。)

その後広場で自己紹介をし、私は今年の抱負として今年はもっと犬達のボディランゲージを見る・・・というよりは自然と感じられるくらいになりたい、というようなお話しをしました。これはもちろんルビーや他のワンコさん達に応えられる自分を作りたいからです。
でも本当はもっと目標は色々あって、^^;CDSのアドバイザーコースを受講中なのでそれを無事修了できるよう頑張りたいし、その先も目指したいものがあります。器用じゃないので一度に沢山の事はできないのですが、少しずつでも自分のペースで着実に進めればいいなと思っています。歩みをとめない、が今年の目標かな。

自己紹介の後、また来た道を戻って元の広場に戻り、チャーリーママさんのお話しを聞きました。

この日は、まずワンコさん達の成長度合いによって、こちら側の対応も変化させていきましょうというお話し。
CDSの散トレにはパピーから大人犬まで、また様々な問題を抱えたペアや社会化の継続の為に参加しているペアまで色とりどりです。
なので、それぞれの成長過程に応じて、更に成長できるように飼い主の対応も変化させていけるといいですね、というお話しがありました。

例えば、前を歩いていたワンコさんを木になって止めた時、これまでだったらリードを手繰りつつ飼い主側がワンコさんに寄って近づいていく、という対応をしていましたが、更なる成長を目指して、リードが張ったらワンコさん自身が自分で戻ってくる、という感じにしていけたらいいですね、というお話しでした。
飼い主がワンコさんに対して
「自分で戻って来られるよね」
という、ワンコさんへの信用の表れにもなります。

これは個人的な考えですが、この
「あなたを信用している」
という態度は、ワンコさんに必ず伝わって、今度はワンコさんが飼い主を信頼すること、つまりお互いの信頼感がより強まることに繋がって行くのではないかなあなんて思いました。

そして2つめはおやつの使い方について。
CDSのトレーニングではおやつを使いますが、吠えなどを止める為におやつをポンポン口の中に入れるというような、吠えを止める為に違う行動(この場合はおやつを食べるという行動)に置き換える、というような使い方はしません。
行動を別の行動で置き換えるという方法は、犬の感情面が考慮されないが為に尚更フラストレーションが溜まっていってしまうのではないか、という事でした。
溜まって行くばかりのフラストレーションは吠えの問題が解決しないばかりか他の問題まで引き起こしてしまうてしまうかもしれませんよね。

CDSでのおやつは、2次強化子を作る為のおやつです。おやつと何かをいっしょにワンコさんに提示して、おやつと同じような良い印象のものを沢山作る、という作業に使います。
この2次強化子は実はおやつよりも力があるものになると言われています。
例えば、(これはこの日お話しがあった内容ではありませんが)食べ物が食べられないほどのストレス下にあるワンコさんには2次強化子が支えになったりするのです。

その為に、まずは飼い主さんを大好きになってもらって(=最高の2次強化子になって)、
飼い主さんがいれば落ち着ける、
とか、
飼い主さんを待っていれば(留守番の時など)落ち着ける、
という風になれれば犬にとっては最高ですよね、というお話しでした。

(いつも思うのですが、大好きなもの(人)をワクワク待つという感覚を犬達に持たせてあげようという取り組みは、他ではほとんど聞いたことがないのではないかなあと思います。
ワンコさんにお留守番をしてもらう時、ワンコさんが自分(飼い主)の帰りをワクワクしながら待っている、という実感出来る様になると、ワンコさんだけでなく飼い主も安定するのではないかなと思うのですよね。)

このように、CDSでは「おやつ以上のもの」を作る為の取り組みをしています、というお話しでした。

ここでふと思ったのが、ルビーのボディランゲージを感じて彼女に応える私になることも、彼女にとって”おやつ以上のもの”になる秘訣だよね~と思うのでありました。おやつだけじゃないんですよね。お母さんわかってくれてる!と思ってもらえるようがんばろう。

チャーリーママさんのお話しのあと、久しぶりに「名前を呼んでおやつ全3バージョン」のデモをルビーと二人でやり切りました♪(ご指名ありがとうございました!)

その後、少し輪が小さくなって犬同士近づき過ぎた時にもワンコさんをスルースルーするルビー。
しかも、帰宅後チャーリーママさんがFBにアップして下さった動画には、
ワンコさんの集団の中を私を後ろに引き連れて超さりげないインターセプトをするルビーが写ってたりしていて。
ルビー流石すぎる。( ̄∇ ̄)
チャーリーママさんは
「ママ、ついてきてね・・・」
とアテレコ^^;して下さいましたが、
本当に
「おかーさん、インターセプト行くよ~」
と、私がルビーに導かれてる感が強い動画でした。^^;ルビー、これからも私を導いてくだされ。おかーさん頑張るからね。^^;;;

最後に十分な距離をとりつつぐるーっと園内を歩いて、猫さんチェックもして^^;トレーニングはおしまいです。

2015年最初のさいたま散トレ、新しいパピーちゃんの参加もあって新鮮だったと同時に、でもなんだか今までも一緒にトレーニングしてきたかのような馴染んだ空気に包まれて、とても満たされた思いがした散トレでした。
あとはルビーって本当に大人なんだな~というのがわかってなんというかこう・・恐れ入りました、これからも宜しくお願いしますルビーさま、という感じで。^^;

今回も遠くからお越しくださったチャーリーママさん、そしてご一緒した皆様、素敵な時間をありがとうございました!
今年もどうぞよろしくお願い致します!


犬とゆっくり成長するということ

2015-01-08 17:21:24 | 犬の勉強

1/5の記事で、「自分が大切にされたから今度はルビーを大切にできる」と書きました。

じゃあ、”大切にされる”ってなに?

って思いますよね?^^;

私があの頃(2010年頃)読んでいたチャーリーママさんの記事を最近また読み返したりしているのですが、私が思う”大切にされる”って、こちらに書いてあるような事なんです。あの頃は全然理解できていなかったけれど。^^;

『攻撃性・噛む犬は悪い子か?お散歩トレーニングの連絡事項』
http://charlie1210.blog113.fc2.com/blog-entry-880.html

この記事の中の、

”何かが出来るからいい仔ではなくて
そこにいる仔を愛せるかどうか。” (本文より)

という部分。

チャーリードッグスクールのお散歩トレーニングでは、例え間違ったことをしてしまっても、飼い主も犬も叱られないので、ゆるゆると一緒に歩くことが出来るし、そうしているうちに気持ちが落ち着いて来るんですね。(間違っていたということは、ブログを読んだり座学に参加したりしているうちに自分で気づく事になります。( ̄∇ ̄) その時の何とも言えない衝撃と言ったら!)

(話しを戻して。^^;)

「ちょっと!もっと自分の犬をちゃんと制御してよ!」
「吠えを止めて!」

^^;;;;
なんて人間がキリキリしたら、そばにいる犬達は増々警戒しますよね。
そこまで口に出さなくてもイライラすれば匂いで
「お母さんなんだかピリピリしてるぞ。」
って犬も同じようにピリピリし始めたりして。

だから、人同士、心から許しゆるされながら歩ける場、知識やハンドリングのうまさを競ったりするような空気ではなくお互いが発展途上であることを理解しながら、温かい雰囲気の中歩ける場所が必要なんだなあと思うようになりました。
飼い主同士が作り上げる穏やかな空気は、犬達にも電波しますもんね。
犬達にはネガティブなものもポジティブなものもどちらも伝わると思います。

ただ、そう言われたからといって、今までピリピリしていた人が明日からピリピリしないでいられるというほど人間はあっという間に変われるものじゃありません。^^;変わるのには時間がかかります。

だから例えすぐに出来なくても叱られないこと、どんなおバカな^^;質問にも真摯に応えて頂けること、わかってない事出来ないことを責められない事、過干渉的の様なコントロール(支配)を受けなかったことは、私にはとても安心感を感じられるものだったし、そんな中だからこそゆっくりと成長できた(今も成長中。^^;)と思うし、だから安定に導かれたと感じています。
そしてこれは犬達にとっても同じ事が言えるんですよね。

あなたがあなたであることが素晴らしいんだよ、と。

それが自信になるんですよね。

これが”大切にされる”の正体かなと私は思っています。

また、そういう環境があるからこそ学べる(学びたいと思える)のだと思いますし、

”あなたがあなたであることが素晴らしい”という姿勢で犬に対せるようになってこそ、様々な問題を乗り越えて行けるようになるのかなと感じています。
(難しい言葉を使わない様にがんばって表現しています。^^;)

そういうものをやっと得て、それでも人間はやっぱりゆっくりしか成長できないんですよね。(体験的に。^^;まあ私がそうなだけかもしれないけれど。)
なのに・・・
飼い主の変化がまずあるべきなのに、犬にだけ直ぐに変化を求めるのはあまりにも酷^^;、だということに気づいてしまいました。

大切にされながら、そして自分も他者を大切にしながら、犬といっしょに終わりまで歩いて行けたらいいですよね。


沢山の人が大切にされますように

2015-01-05 18:34:29 | 諸々

2015年がやって参りました。もう5日過ぎちゃったけど。^^;

ルビーとの生活も今年の夏で丸7年になります。 ああ・・もう7年も経ってしまうんだと思うとなんとも言えない気持ちが湧き上がってきます。

2008年にルビーを迎え、留守番吠えに悩み、部屋中におしっこされては悩み、それを叱っているうちに(今だったら勿論叱りません。^^;)散歩や一緒にいることさえ楽しくなくなり、、、。 でも犬との生活ってこういう感じではないはず、何かが間違っているに違いない。そう思ってネットをさまよっているうちにチャーリーママさんのブログに出会ったのでした。そして私は救われたのでした。

私達を救ったものは一体何だったのか?

それはやっぱり”命を大切にしたい”という想いの籠った温かくも厳しい^^;言葉達でした。
そんな風に、自分も大切にされたかったし、それに私自身も本当はルビーを大切にしたいと思っていたからです。 そして、どうしたらそれが出来る様になるのかわからなかったからそれを知りたいと思って散トレに参加しはじめたのでした。
だけど・・・
最初の頃は辛かった~。^^;
自分の中に直さなくちゃならないものが沢山ある事に気がついて、頭の中グワングワン^^;してました。

だけど、間違いだらけの自分だけれど、それでも散トレや座学など学びの場には笑顔は溢れているし、お互いがお互いを大切にしていることが感じられる空間でした。だから通い続ける事ができたんですよね。

 『子供の「脳」は肌にある』という本に

「思いやり」はまず自分が十分に思いやられたという経験を通してしか身に付かない。

というような事が書いてあったのですが、まさにそんな感じです。
大切にされた私だから、今度はルビーのことも大切にできるようになった(またその過程にいる)、そう感じています。 なぜそういう事が起こるのか、という事はここには書かないでおきます。^^;体験してみたい方はぜひブログを読んで座学、そして散トレへ。^^;(宣伝?^^;;;)

そうは言っても、私には今でも修正すべきところ、できないこと、知らない事が沢山あることを知っています。でも、だからこそ学ぶんですもんね。
ルビーを大切にする為には”犬とは?”をもっと学ぶ必要があると感じています。人としての学びもまだまだ~。

それにしても、小さい頃は苦しかったり辛かったりしないと何かをやったという気持ちがしなかったけれど、楽しく学ぶということを教えてくれたのは犬の世界だったなあ。 でも本当は、小さい頃から好きだったものには色々学ばせてもらっていたんだなという事にも気づけました。心から感謝してます。
彼ら生きものに、犬や猫に、そして大切な人達の為に何かできたらいいな。そんな心持ちで今年も歩んで行きたいと思います。

2015年もどうぞよろしくお願い致します!

 あ、『子供の「脳」は肌にある 』はとってもおススメ本です。問題を抱えている犬達にも通じる部分があるんじゃないかなと思うことや、CDSで勉強した事と繋がる事が沢山詰まってます♪