ルビーとフーラは犬と猫

愛犬ルビーと愛猫チニタ。罰や「NO!(ダメ)」を一切使わず彼らと楽しく暮らす為の勉強をしています。

秋ヶ瀬公園お散歩トレーニング-27回目-

2013-12-07 01:55:48 | ルビーとのトレーニング
12月5日(木)、チャーリードッグスクール年内最後の秋ヶ瀬公園お散歩トレーニングに参加させて頂きました。
12月とは思えないほどのポカポカ陽気の中、ゆっくりとみんなで歩きました。
 
今回は11組13頭。一番大きい子がアメリカン・スタッフォードシャーテリアのリキマル君で、一番小さいのがチワワのララちゃんでしたでしょうか。
大きくても小さくてもみんな犬。大小入り混じってのワンコ達が一緒に散歩、しています。(*^_^*)
 
チャーリーママさんがブログで
”犬は犬同士歩くことでとても満足感を得られる見ていて思います”
と仰っていましたが、ルビーを見ていると本当にそう思います。
 
彼女は本当に犬仲間と歩くのが楽しそうです。楽しそうというか”充実している”、という感じでしょうか。時々「フワ~・・・」っとした表情で^^;何をするでもなく立ち止まってみんなの後姿を眺めている事があります。眺めているというよりも雰囲気、空気に浸ってる、とかそういう感じかもしれませんが。だから、これもどなたかがおっしゃっていましたが、散トレは彼女にとってのプレゼントだなあと、本当に思います。
もちろん”飼い主と犬”というペアがそれぞれコンタクトを取りながら、また取る努力をしながら歩く集団であるからこそなんだろうなとも思います。普段の散歩で会う犬達(と飼い主)に対する彼女と、散トレ時の彼女は全然違いますから。
ルビー自身の社会化の継続の為、そして私の犬に対する理解を深める為、そして飼い主力向上の為、これからもずっと参加し続けたいなと思っています。
 
で、昨日はいくつか試したい事がありました。
ひとつは、自己紹介中、今まではなるべく私の近くに留まってもらおうとしていたのですが、もしかしたらルビーは私と少し距離を取った場所で落ち着きたいのかも?というヒントをチャーリーママさんに頂き、昨日はリードを少し長めに延ばして様子をみてみる、ということにしました。
 
もう一つは、ここ最近散トレ中のおやつをいただかないで過ごしていたのですが、おやつを頂いてかつ私とコンタクトを取り続けられること、もちろんリードで引き戻したりせず、声や動きでそれに対するポジティブなレスポンデント反応を引き出せるか、というのを意識してやってみようと思っていました。
 
あとは、ルビーのシグナルを崩さない様なリード捌きをすること、を目標に挑みました。
 
で、どうだったかというと、自己紹介中のルビーはこんな感じで。
は、離れ過ぎ?^^;
 
一人円の中央へ向かって歩いて行って、ある程度のところで止まって周りを見渡している風^^;だったり、もしくはとなりのおやつおばちゃん♪(ボンボン母さん)の方へ行こうとしたりしていましたが、いつもより数段楽でした。私が。^^;
 
 
 
私が楽ってことは多分ルビーもそうなんだと思うんですね。
リードのグッパーで私の近くの足元にいてほしいを伝えようとしていたけれどなかなかうまくいかなかったのですが、足元でなくても少し距離のあるところの方がルビーが心地よくて落ち着けるのであればそれでいいんですよね。
なので来月も少しスペースを取らせていただくことになると思いますがこんな感じで行ってみようと思います。
 
クロス君も輪の中にいるよ!
 
 
自己紹介後は広場へ向かって歩きます。時々おやつをもらいながら。
参加者のみなさん、おやつを下さる時は必ず「名前を呼んでおやつ」をしてくれます♪
 
ボンボン♪メガくりくり!可愛い(≧∇≦)
 
 
歩きながら何度もおやつを頂きましたが、
「おしまい」
の声に、ルビーは嬉しそうな顔をして振り向いて戻ってくることが何度かありました。
ワンコにおやつをあげ合うお仲間さんも、「おしまい」ですぐに自分たちのワンコさんとコンタクトを取り始めるので、ルビーもわかりやすいのかなとも思いました。
 
 
そして広場に到着~。
 
広場では
のデモ。
 
まず、「名前を呼んでおやつ全3バージョン」のデモをモカのんママさんとのんちゃんがやって下さいました。

のんちゃんとモカのんママさんのデモ♪
 
のんちゃんのモカのんママさんへの集中が素晴らしかった・・・!
のんちゃんの吠えにお悩みだったモカのんママさん、取組みの成果がいまめきめきと現れてきた感じでしょうか。見ていて目頭暑くなっちゃいました。^^;
 
「名前を呼んでおやつ」は何度も書いていますが「古典的条件付」の作業です。
1~3までのバージョンがありますが、全て「古典的条件付」が基本にある、ということを意識して行います。
 
その中でも一番大切な第1バージョン「名前を呼びながらおやつ」。
名前を呼んで、”アイコンタクトやこちらを振り向くなどの行動を待たずに”、おやつを口にいれて上げます。名前を呼ぶのと、おやつを口に入れてあげるのとを同時に行います。
 
この第1バージョンをおろそかにしてして”行動の後におやつ”ばかりをやってしまうと、オペラント条件付けになってしまい、”何かするとおやつがもらえる”=”おやつをもらう為に何かしないと”とワンコさんが学習した場合、いつも落ち着き無くソワソワソワソワ・・・ということもありえるので、ぜひ第1バージョンを丁寧に行うといいのではないかなあと、経験上思います。^^;
 
私はというと、最近ではほとんど第1バージョンしかしていません。
でも、だからこそ、名前を呼ぶと「なあに♪」と反応するし、名前を呼んで動くと「♪なあになあに~?」と追いかけてきます。
 
※チャーリーママさんの「名前を呼んでおやつ」の詳しい説明はこちらです。↓
 
 
そして、モカのんママさんを待つモカ君のリードを持っているチャーリーママさんに目をやると・・・↓
 
こ~んな感じ。
 
チャーリーママさんのこの立ち姿はとても勉強になります。
どこにも余計な力が入っていない全身からニュートラルな感じが伝わってきます。
リードに添える手なんてふんわり~。
手元をアップにしてみました。中指一本でグッパー。
 
しかも、デモをするモカのんママさんのところに行きたいはずのモカ君もリードをひっぱっていない。4本足に均等に体重が乗ってる感じ。チワワさんはこのくらいの力加減でOKなんだということですよね。
この画像を脳にインプットしてイメトレせねば!と思いました。^^;
 
そして、マグネットのデモをノエル君とのえママさん♪
ノエル君はなかなかマグネットで後足がついて来てくれない~と去年の今頃おっしゃっていたのを覚えています。だから今回のデモはお二人(一人と一匹ですが)にとって特別な経験だったのでは~?なんて。みんなが見ている輪の中で、ノエル君はちゃんとのえママさんの手を追っていましたよね。ノエル君、かっこよかった!
 
マグネットの進化系で、手をターゲットにして犬を動かしてあげる、というのがありますが、吠え吠えワンコさんには”声”はなかなか届きにくく、視覚に訴えた方が伝わりやすいそうで、ぜひこの手のひらターゲットを出来る様になるといいのでは?というお話しもありました。
 
最後に、「オンリードのおいで」のデモを私がやらせて頂きました。
 
「オンリードのおいで」は、「おいで~」と言いながら犬から去ります。去るときにリードは延ばしながら決してリードが張れない様に。3mリードを使っているので3mは離れられます。
でも実際は、3mも離れないうちにゆるゆるリードのまま後ろを着いてくるようになります。
「このオンリードのおいで」ですが特別練習した記憶はなく、「名前を呼んでおやつ第1バージョン」やマグネット、手のひらターゲットなどに取り組んでいたら自然とできるようになった、という感じです。
 
また、こうして、みんなの輪の真ん中でデモをすることは、飼い主は勿論、犬達にとっても「わたしやったわ!」という自信につながるのだそうです。
自信はワンコさんのキャパシティを広げ、精神的な安定(=幸せ)にもつながると思うので、どんどんデモができるようになりたいなと私も思いました。
 
その後各々で練習をしたり、チャーリーママさんに質問をしたり、「名前を読んでおやつ」をし合ったりしながらしばらく過ごしました。
 
 
初参加の小春ちゃん。オンリードのおいでがとってもお上手でした♪
 
クロス君には「おやつポーーーン」で♪
 
 
そしてまた駐車場の方へ移動して、散トレは終わりです。
 
自然豊かな公園の中をルビーと歩くだけでも楽しいものですが、仲間が一緒だと楽しさ充実感は倍増しますね。人間の私でもそうなのだから犬であるルビーはどれだけ満たされているんだろうかなんて時々考えます。
今回、ルビーのシグナルを邪魔しない様に、可能な状況下では出来る限りリードゆるゆるを意識していただけに、普段のお散歩の時のようなゆったりとした一体感も散トレの最中に感じる事ができました。リードで制御し過ぎないって大切ですね。
 
年内最後の秋ヶ瀬散トレ、こうして無事に終了しました。
ご一緒させて頂いた皆様、楽しいひと時をありがとうございました!そしていつも遠くからお越し下さるチャーリーママさん、何度も何度も大切なことを繰り返し教えて下さってありがとうございます。また来年も宜しくお願い致します!
 
 
 
 
 
次のお散歩部は12/18です♪