夫と私と私の姉以外の人間がダメなチニタ。
そんなチニタにとって月曜日は受難の日でした。
そう、来客があったのです。
お客様の気配を感じるや否やチニタ君、PC部屋の隅に立てこもりました。
お客様滞在2時間半くらいの間に3回ほど、PC部屋に用事がある風を装って入っていき、モニターの前に座って少し作業をしているふりをして、
「チニタ、自分で居場所見つけたの偉いねえ~。スゴイじゃん♪」
なんて、声をかけました。
食べ物なんて絶対に食べられない!という顔をしていたので、私(の声)というポジティブな印象の2次強化子で少しでも緊張が和らいだらいいなあという希望的行動。^^;
お客さまが帰って5分ほど経ってから、チニタが大好きな煮干しではなく、その次位に好きなクリームチーズを持って彼の傍にいってみました。
クリームチーズは、ペロッとしただけで喉を通過して行ってくれるから(肉系のおやつなどより飲み込みやすい)緊張してる子にはうってつけ、という事は、チャーリーママさんのトレーニングで知りました。
ちなみに、”食べる”という行動がその子の自信につながるという事も、トレーニングを通して知りました。
”食べる”という一見なんてことない様に見える行動がそんなに深い意味を持っていたなんて、ルビーを迎えるまで全然知らなかったので本当にびっくりしたのを覚えています。(ルビーは食べられないほど緊張する、という事が未だかつてありませんが。^^;)
だから、自信をつけさせてキャパシティを大きくしてあげる為(キャパが大きい方が生きやすいです)、また食べ物との対提示によってポジティブな印象の2次強化子を作る為(苦手なものを乗り越える時に力を発揮します)には、おやつはとても大切なんだなあと、チニタと向き合いながら実感じています。
話しがそれましたが、
そんな訳でチニタ君、無事クリームチーズを舐める事ができました。
それから5分後くらいだったかな?
彼はキョロキョロしながらリビングに出てきて、とりあえず最近のチニタの定位置”ソファ爪とぎ”の上に収まる事ができました。
以前のチニタだったら、お客様がいなくなったら寝室の布団の中に移動してそれから3時間位出てこない、なんていうのがざらだったので、これは良い傾向なのかも・・・と感じました。
ルビーとのトレーニングが、猫であるチニタに役立つなんて、本当に取り組んできてよかったなあと思います。
チニタにはまだまだ苦手な事が色々あるけれど、取り組みを見守って下さる先生や仲間がいるという事がとても心強いです。
次は今週末の火災警報器の点検作業が受難かなあ。全ての部屋を点検するので普段チニタが逃げ込んでいる場所もあまり安全(彼にとって)ではないんですよね。^^;
ム~ン・・・。