ルビーとフーラは犬と猫

愛犬ルビーと愛猫チニタ。罰や「NO!(ダメ)」を一切使わず彼らと楽しく暮らす為の勉強をしています。

犬に教えられること

2014-01-12 21:32:47 | ルビーの日常

近所に姉が住んでいるのですが、普段からルビーについて、トレーニングについて色んな話を聞いてもらっています。多分夫よりも犬について、トレーニングについて、チャーリードッグスクールについて知っている。^^;

チャーリードッグスクールが、犬を一切叱らない、しかも飼い主さんの事も叱らない(自発的な気づきを待ってもらえる)スクールだということも、全部知っています。^^;

その姉が、今日もうちに寄って帰り際、玄関にルビーが見送りに出てきたのでついつい彼女の話になりました。 

 

私 「最近ルビーって、散トレの自己紹介の時立ち上がってザワザワした気持ちを私に伝えてくるようになったんだけど、こういう事、以前はしなかったんだ」 

姉 「どうして?」

私 「う~んと、、、、ルビーって去年からピンポンを吠えてお知らせしてくれるようになったでしょう?」

姉 「うん」

私 「それって、私がルビーの要求を、全部全部ぜーーんぶ受け入れてみようと思って、それをやりだしてからピンポンのお知らせ吠えが始まった。つまり私に”お知らせしてくれるようになった”。
 散トレの自己紹介でも今まではザワザワした気持ちを私に伝えることをしなかったんだけれど、伝えてきてくれるようになった。ルビーの要求を叶えてあげたら、今度は私に色々伝えてくれるようになってきた・・・5年経ってやっと!」

 

そんな話しをしたら、姉は「なんだか泣けてきちゃった・・・」と目を赤くしていました。^^;

 

切ない・・・けれどそれ以上に愛しい。

 

犬の何が特別かって、”私”というものを浮き彫りにさせる生きものだということ。

だから正直辛いこともあるけれど、導びきに感謝することの方が多いです。
 

キャパシティの大きいルビーの”心の港”になるには、まだまだ精進が必要だという事を自覚している私です。
自分を変えるのって本当に難しいけれど、彼女に応えることの出来る飼い主になりたいと心から思っています。

 

 

■チャーリーママさんの”心の港”関連記事。

 ・「安全距離に左右される犬たち」
http://charliemama.weblog.to/archives/302947.html

 ・飼い主さんに対しても叱らない
http://charliemama.weblog.to/archives/305979.html 


その時を生きる

2013-12-03 17:33:34 | ルビーの日常
ルビーとのお散歩。
匂い嗅ぎの為に立ち止まるルビーを待って、そしてまた二人で歩き出す、を繰り返すお散歩。
2人で木々の間を空気に溶け込むように歩いているだけで満たされている自分がいます。

 
横についている時は無心で歩いているかの様に見えるルビー。
でも実際は好きな匂いを探してるかもしれないし、これは〇〇君の匂いで、これは〇〇ちゃんの匂い、あそこからストレス臭がするからよけて通ろう・・・とか、脳ミソフルに活動させいるに違いない。全部推測ですけど。^^;
 
でもなんというか満足げ。すくなくとも不幸ではなさそう。
 
というか幸せそう。
 
過去とか未来とか、そういうものに囚われてるのは人間だけなんだろうなあ。(と、とあるお仲間さんの強くて優しい思いの詰まった記事を読ませていただいて改めて思いました。)
 
 
犬達は(猫達も)今この瞬間を生きる事に集中していて、その時幸せであれば幸せ、なんだなあと。
 
それ言ったら条件付けの話はどうなるんだ?
と言われそうですが、そういう事ではなくて。^^;
 
辺縁系に残ったネガティブな記憶が瞬時に甦る、ということはもちろんあって、それでその度にパニックになってしまう個体もいるでしょうけれど、だからと言って犬は
「あの時お母さんは僕の気持ちをわかってくれなかった」
とか
「あの時こうしてくれたらよかったのに」
とか、私達飼い主を恨んだりしない。
 
過去にネガティブな経験をしてしまっても、それを人にせいにしない。
だから再び飼い主と一緒に良い記憶への塗り替えができる。
・・・今が幸せならそれでよい。今が幸せであることが、幸せ。
そういう純粋な生きものなんだなあと、お散歩している最中によく考えます。
 
純粋な生きものと生活していると、純粋さを対呈示されてこちらまでその貴重な感覚を体験できるような、そんな感じ。
 
でも、未来を考える事のできるニンゲンの良いところは、いずれ犬達に訪れる最期の時の為に、彼らをサポートできる”大丈夫な自分”を準備する事ができること。
 
その為の日々の学びだなあとつくづく感じる秋のお散歩です。
 
 
 
 
 
 
次のお散歩部は12/18です♪

一人散トレで思う事

2013-11-07 16:38:30 | ルビーの日常
今日は本当はチャーリードッグスクールの秋ヶ瀬公園お散歩トレーニングだったのですが、あいにくの雨で中止になってしまいました。
午前中11時近くまで雨で、その後はたまにお日様が出たりしてはいたけれどずっとドンヨリ。チニタはベッドから出てきません。
 
ようやく地面が乾いてきたのでさきほどお散歩に行ってきました。一人散トレですね。
 
 
近所の公園の中はまだ地面もほとんど濡れていて空気もしっとり。
こういう日、公園内は土の香りが漂っていてそれに包まれると私の頭はポーっとしてきます。歩くには決して心地よい状態の地面ではないんですけど、しみじみと今あることの不思議を感じてしまいます。
  
 
ルビーを迎えた頃、初めてのワンコとの生活の中でこんなこと感じる余裕が自分には全くなかったなぁ。
ルビーと歩いていてフワァ~っとした幸福感に包まれるなんてこと、全然なかった。
自分は動物が好きだと思っていたのにどうしてそんな事になったのかわからなかったけれど、何かが間違っているんだろうということは感じていました。ドッグトレーニングには全く興味がなかったけれど、色々調べて回ってそしてチャーリーママさんのブログに出会ったのでした。
 
 
 
散トレに出てみてすぐにわかったこと。それは、
「やっぱり私か・・・」
ということ。
でも楽しい仲間たちと一緒に歩いているうちに、
 
「やっぱり私か・・・。orz」
 
が、
 
「やっぱり私か・・・。( ̄∇ ̄) ピッカーン!」
 
に変わって行った。
 
良い方向に変わる事に躊躇しない仲間を見ていると、まだまだ変わらなければいけない自分を見つけたときに怖くなくなっていくんですよね。怖くないというか前向きになれるというか。
最近、お仲間さんのブログを読んでいると本当に元気がでるんです。
犬周りのこと、愛護のこと、自分のこと、課題は沢山あるんですけれどそんな感じです。
 
散トレは中止になってしまったけれど、雨上がりの公園を一人散トレしながら不思議な幸福感に浸っていました。
犬って素敵ですよね。
 
 
 

ルビーを迎えて5年

2013-07-24 22:05:38 | ルビーの日常
ルビーを我が家に迎えて今日で丸5年です。
 
クッションから必ず頭を落として寝るルビー
 
あ~なんだかとっても濃い5年間でした。ルビーを迎える前私何やってたっけ・・・?
というのは大げさで、色々難アリ(?^^;)な人生を歩んでいましたが、ルビーを迎え、その2ヶ月後にフーラを迎えて(更に看取って)の5年間はいろんな意味で”生きている事”を考える時間でもありました。
 
猫との生活しか知らなかった私にとって、ルビーって本当になんというか”未知の生物”でした。^^;
自分で犬を育てるってこういう事なのか・・・って、こんなに手のかからない子なのになんだかぎこちない接し方しかできなくて、ルビーとの生活がこれから楽しめるのだろうかって最初の頃は悶々としていたのを覚えています。
どうしてそう思ったのかというと、里親会のお見合いの時にはルビーにあった笑顔が、わが家に来た途端消えたから。^^;
 
今思えばごくごく当たり前の事なのに。
飼い主が2度変わって新しい環境にポンと放り込まれたルビーが不安を感じないはずがないのに。でも猫の不安表現と犬のそれってちょっとやっぱり違います(よね?)。私が戸惑ったのはそこでした。
 
ルビーが「この人信じていいんだろうか?」という表情でこちらをジッと見つめるのを見て、私もどんどん不安になって、ルビーと私は不信感&不安のループへ。^^;
”無害で、でも明るくて、しかもゆったり落ち着いた安心感のある私”をルビーに提示できていませんでした。
しかもルビーに接しているうちに、自分が一番嫌っているものがどんどん自分の中から表に出てくるのを感じて
「ああ~~~・・・・・どよ~ん・・・・・。orz」
となる日々。^^;
 
そんなどんよりした飼い主の元でルビーが幸せなはずがないですよね。
 
だから、チャーリーママさんのブログに巡り合えてよかった・・・!
 
ルビーを迎えてから約一年後の2009年に、私はチャーリーママさんのブログに出会ったのでした。
その約一年後の2010年にお散歩トレーニングに参加。
ルビーは、里親会のお見合いの時に見せてくれた様な笑顔を私にも向けてくれるようになりました。
 
生きものとして当たり前の事を与えてあげればいいんだ!
 
それが、ルビーを迎えて、そしてチャーリードッグスクールで勉強してきた今思う事です。
 
ルビーのお陰で色んな世界を経験させてもらっていると・・・本当にそう思います。
『動物感覚』の本の中にあったアボリジニーの言葉
”犬のおかげで人間になれる”
を実際に体験さえてもらっているような、そんな感覚です。
 
ルビーには本当に感謝しています。
だから更に色々頑張らねば。^^;がんばるぞ~。
 
 
珍しくご飯をケーキ風にしてみました。赤は湯むきしたプチトマトです。
 
ルビーの”ガツガツ音”をご存知の方はそれを想像しながらご覧ください。(笑)
 
バラバラバラ・・・(笑)
 
あっという間の出来事でした。^^;
 
 
 
ルビー、これからもよろしくね!
 
 
 
ワンコの勉強、一緒にしませんか?↓
 
 
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★ルビーとのトレーニングでお世話になっているチャーリーママさんが
猫を保護していらっしゃいます。♪現在新しい家族募集中♪
チニタの甥っ子姪っ子を温かく迎えて下さる方はいらっしゃいませんか?^^
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”私”をチャージング♪

2013-07-11 08:30:24 | ルビーの日常
昨日、みんなのつぶやきやブログを見ながら感じたことのメモです。
FBに上げたんですけど、なぜか自分のホーム画面で見られないのでこちらにもアップすることにしました。
 
 
写真は今朝のあさんぽです♪
 
「なんでもない時ににこそ取り組む」とか「お散歩時間が減る夏は飼い主の充実に当てる」とか、みんなの言葉を読んでいてふと思った。
 
お散歩トレーニングでちょくちょく^^;飼い主不在になるルビー。しかもパニックなどのネガティブな感情から”我を忘れて”ではなく”自信があるから一人で大丈夫”という事らしい。^^;でももしかして、散トレのないこの夏の3ヶ月って、そんな彼女に”私”をチャージングする絶好のチャンスなのかも!もちろん”私=凄く魅力的なもの”というチャージング。そう、なんでもない時にこそチャージング♪
 
そんな訳で、彼女が「♥!♥!♥!」となるサプライズをあれこれ考えたり、部屋の中で楽しく一緒に動く、また彼女の正しい要求を聞き入れて満たす、そして満たされた状態で休む、をいつもより意識してみることにした。
 
そしてこの”なんでもない時にこそチャージング”された私は、ルビーが予想外の怖いものに出会った時に、強力な味方、そして心の港になれるに違いない。
 
お散歩トレーニングのない約一ヶ月、飼い主の充実(飼い主が勉強する)を図ろうと頑張ってきて気づいた自分メモでした。^^;
 
 
 
ワンコの勉強一緒にしませんか?^^ ↓