28日の晩日本から来た友達と飲みに行った時、何故バンクーバーが
世界一住みやすい街に選ばれるの?って聞かれた。おれもよく考えてみた。
1.一年を通して気候がいい
1.天然資源が豊富
1.治安がいい
1.医療水準が高い
1.教育水準が高い
1.物資が豊富
1.多民族国家
1.弱者が守られる
1.不動産が好調
1.政治家がまとも
等など、普通に暮らしていても恩恵に与ることが多い。あまり知られてないけど、、、
@水道代が無料
@電気代激安
@繁華街は夜中でも歩ける
@1世帯で保険料を毎月1万円払っていれば診察料は無料
@出産費用も無料
@高校まで無料
@小学校一クラスで20の国や地域からの子が集まっている
@6歳以下の子供にひとりにつき約1万円の手当て(毎月)
@上記他、子供ひとりにつき最大約3万円の手当て(毎月)
@毎月数回の地域別炊き出し(ホームレス救済)
@2010年冬季オリンピック関連工事の為失業率の大幅低下
その他おれが知らない福利厚生もたくさんあると思う。
国土は世界代2位・997万平方キロメートル、日本の27倍。人口は3200万人、日本の4分の1。国土全体に天然資源が眠っている豊かな土壌がある。木材、水、石炭、石油、金、銀、銅、ワインもビールもある。自分達の国でなんでも作ることができるんだ。
話をちょっと戻して、
バンクーバーは毎月の保険料さえ払っておけば診察代金は無料だ。
例えば風邪を引いて診察してもらっても、骨折して通院しても、虫垂炎で緊急手術しても無料だ。そして出産費用も無料。
始めの検診から定期健診、いよいよ出産、産後の検診もちろん産まれた赤ん坊の受診も無料。すごいよな~
今回の歩(あゆむ)の出産費用も無料だった。
だったんだけど、無料であるが為に最低限必要なものしかついてない。
例えば、超音波で妊婦の赤ちゃんの様子を見ること。これは妊娠期間中に1回しかしない。医学的に問題があると2回以上するけど問題なければ1回のみ。 日本では検診の度に超音波取ってそれを更に売ったりするんでしょ?
出産に関しても産む直前まで病院へ入れてくれない。
3年前の光の出産時はまだ早いと2回ウチへ帰らされた。
例え帝王切開でも3日で退院するのが通例。よっぽどの重病でない限り自宅療養するようになる。 などなど無料にはそれなりの理由がる。
そして今回歩(あゆむ)の出産に関して言えば、、
10月29日 午前5時53分 出産
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・とりあえずの処置が済んで
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午前9時頃 朝食
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・ひと通りの診察が済んで
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午後1時頃 昼食
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・なんとか落ち着いて
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午後6時頃 夕食
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午後8時頃 母子共に帰宅
帰宅だよ、帰宅!
信じられるか?産んだその日に3食喰って帰宅。
病院は出産ラッシュだったらしく大変な賑わいだったらしい。
確かに追加料金無しでスイートルームへ入れてくれたり、病院の看護婦はすぐ戻ってくるからと言って出て行ってなかなか戻ってなかったり、歩(あゆむ)を風呂に入れてくれると言ったのが3pmだったけど6pmに看護婦さんが9pm頃になると思うと言っていたしねー、混んでたらしい。
と、言う訳で29日生まれてその日から自宅で歩(あゆむ)は過ごしてます。昨日も今日もウチには看護婦が来てくれる。これも出産後のノーマルサービス。こういうのあるから安心して帰れるんだけどね。
まあタネをあかせばおれ達が受けている恩恵はみんな税金(国税6%+州税7%=13% その他所得税等ももちろんある)なんだけどね。
I`m home.
(ただいま)