孤高のハダカの王様 // 北米と欧州スキーツアー //

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軍鶏日記vol.31

2006-07-14 23:45:26 | シャモニー 2006
最後の”難関”と書いて”楽しみ”と読む

おんなの子に見えたこともあったガエラ(仮名)も山男であることを立派に証明し、ガイド達により12人が無事に降りることができた、ありがとう

残されたジャン(仮名)とガエラ(仮名)はどうやって降りてくるのかと思ったら「あ~なるほどねそうやって降りるのね」と30へぇ(ちょっと古い?)をあげたくなる様にザイルを使った超横滑りで簡単にひとりで降りてくる、さすがプロ。



<風景をお楽しみください>


ナカタニさん(仮名)が限界にきている、体調を崩してしまいメインディッシュのバレーブランシュを最悪の状態で迎えてしまった。

弱った身体を3842mは容赦なく襲ってくる、通常のゲレンデスキーなら問題ないところだが高度、空気薄、ハイク、普段ではないスキーにかなり参っている様子。
ミオさん(仮名)もなかなか頭痛が取れないらしい足取りも表情も冴えずいっぱいいっぱいだ

もう一人止まるたびに座り込んでいるのが、今回かわいい愛娘との時間を最優先し満足のいくトレーニングを積めなかったいうタケバヤシさん(仮名)、得意技の「どっこいしょターン」の切れもイマイチか?
そして左足に爆弾を抱えたままこのツアーに参加してくれたセイコさん(仮名)、昨日はスキーをお休みして万全の態勢で今日を迎えてるのだけれど果たして最後まで持つのか、、、

それぞれがそれぞれの困惑を抱えつつ最後の難関に挑む・・・・ハイクアップだ。



<風景をお楽しみください>



確かに鉄道に乗るか滑り降りて行くかのチョイスの時ジャン(仮名)はあの長い階段を見せて「こっちの方が楽」と言った、「本当か?」と
疑いたくもなったがこのハイクルートを見ると確かに階段の方が良かったかも、、、

スキーを担いでのハイクアップが始まる、滑り降りては帰れないのだ。
ジャン(仮名)は20分くらいというがおれ達の足で本当に20分でいけるのだろうか?
ゴールが見えないハイクルートを見て皆の顔色が変わる

ガエラ(仮名)がセイコさん(仮名)のスキーを持ってくれる、おれはナカタニさん(仮名)のスキーをホッカイロ2個で運ぶことにする。

さあ、行くぞ!おれ的には直登であろうと平端であろうと30分以内に終われば問題はない、常に30分歩く体はできている。
ウルトラマンのカラータイマーじゃないけどこの時間内に決着を着けたい。


<風景をお楽しみください>


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2 コメント

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Unknown (Takebayashi)
2006-07-19 00:34:58
ハハハ!体力落ちてましたねぇ!確かに!



でもね・・・・



20分のハイクアップのときだけは休まずに黙々と上った、と、思ったんだ、けど、なぁ・・。違ったっけ?



まぁ、ゴールしてからのダレ具合はひどかったですが・・・。



それにしても、あの日、オイラは都合2回の

nature call に行ったんですが、他の人たち、行きませんでしたねぇ。(女性だから当たり前か?)そのことの驚きも大きかったです。
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登り重視 (Karl)
2006-07-21 03:05:36
去年のブラッコムでのハイクアップも女性の分までスキーを運び驚かされましたが、Takebayashiさんは「登り」がお好き?

週2回のジムトレも登り重視だったりして。





女子はネイチャーコール行きませんでしたねー

おれもランチ時と小屋でトイレ行きましたけど、みんな行かなかったの? まじ? へぇ~
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