もんろーの部屋

音楽について自分について哲学しちゃうページ・・・美味しいものもちょっと

アタシにできるかな。。。

2005-05-17 | 音楽
「アニー」の東京公演が終わり、早速先週からまた志穂ちゃんがレッスンに来ています。8日の日曜日に終わったばかりなのにだよ
相変わらずちっちゃくて可愛いんだけど、ひとまわりも、ふたまわりも大きくなって帰ってきました。夏休みは、愛知&大阪の公演が控えています。

:「だからね、お歌忘れないように、と、もっと上手くなってないとね、いけないと思って。。。」とかなんとか、自分でレッスン再開の理由を説明しています。
7月になれば、お稽古が再開するでしょうし、曲については心配していないのだけれど、声のことがあり、トレーニングはやっておいた方が良い。で、私は、1曲、曲を渡し、平行して進めていくことを提案していました。
:「えぇ~!? こんなに難しいのぉ!? アタシにできるかな。。。出来ないかもぉ。。。」

勿論、彼女はアレだけ難関のオーディションを突破した子だし、半月もの間、青山劇場をつとめた子ですから、へたっぴな子ではありません。6歳(彼女)から12歳までの子役と、そして大人の役者との興行。。。プロの世界の中で、自分より上手な子がたくさんいることを知ったのでしょうね。最年少だし、可愛がられたとは思うけれど、同じように責任を背負ったのだし(役に穴は開けられず)、自信も付いただろうけれど、大変だったんだと思う。
:「大丈夫よ!綺麗な曲だよぉ。。(歌うもんろー先生)」
:「どうして、高い声が出るようになったんですか?練習したんですかぁ?」
:「しました。。。」
:「小さい時ですかぁ?」
志穂ちゃん6歳。しっかりしてます。上手くなりたいようです

褒めて育てることには賛成です。でも、勘違いしている子供も増えているんです。
本物を、一流を見せることは、怠ってはいけないことです。
親が教えられないことって、ありますね。
ただ、全ての子供が、そういった環境に無いことは事実ですが。
「ようこそ先輩」的な番組、私はめちゃめちゃ好きなのですが、難しい問題があることは事実です。

今週のせつ子さん

2005-05-11 | 音楽
は、お休みでした。
お首が痛くなって、病院に行き、帰ってこられなくって、レッスン時間に間に合わなかった為。そういう事も、ありますっ

病院から、お休みします、と1回
お休み理由の説明で1回
ご帰宅し、また1回

3度もお電話いただきました。ご丁寧に・・・
せっかちなせつ子さんは、この日の内に検査結果をドクターにお聞きした。そして、歌を歌っているせいで脳は若々しく活性化されていて、長生きしそうな事を、嬉々として私に報告したのだった。
かわいい人
また、来週ね

本日の三春堂

2005-05-06 | 日常
の前にSICFの話するけど・・・
連休中に行きました。IZOOMIが、出展するということもあり。IZOOMIのブースには、たくさんの人が足を止めていましたよ。さすが。で、飛ぶように売れてました
中にはバイヤーさん(って言うのかな)みたいな方がいらして
「これだけ商品をそろえるのに、何日くらいかかるんですか?」とか
「他にはどんな作品、作るんですか?」とか
「値段は全部決まっているの?」とか
「この秋冬のスケジュールは?」とか、質問攻めにあってましたよ。すごーい
これから、どんどんビッグになっていくんだわぁ
私が、この秋冬用に狙っている、大き目のバックは丸1日がかりだそうです。
お湯をたくさん使ったりの立ちっぱなしで、腰が痛くなっちゃうんだって。お風呂場で作業にあたったりするらしい・・・
やっぱり、手創りって、大変・・・。それだけ、気持ち、こもってるよねぇ
何でも、そうなのね、って思いました。

さて、本日の三春堂は・・・。
まず、私が行ったら、もうすでにお客様が待っていて下さいました。販売は12時からですよー。予約のお客様だから、あせること無いのに・・・お昼に食べるのかな?
しばらくすると、なんともお上品な老紳士がやって来ました。お帽子なんてかぶっちゃって、白髪のインテリ風です。
:「どうぞどうぞ・・・」と、
おじいさん好きのもんろっち
パンを販売している事を三春さんから伺ったらしく、どんなものかと来てくださったらしい。奥様は、玄米天然酵母パンを習っていらしたこともあるという、なかなかお食事には、気を使っていらっしゃる風なのね。80歳というこの紳士は、本当なら山登りへ行く予定だったんだけれど、の予報だったから、取りやめにして、お散歩でいらして下さったらしい。今でも、日帰りで千メートル級の山に登るんだって。朝4時くらいに家を出てね
:「頭はさっぱりだけどね、足はまだまだ丈夫なの。。。」
どうしてどうして、手をひいてもらいたい感じです
:「ここで、食べて、いきたいな。。。」
:「そうですかぁ。どうぞどうぞ」と
タイプには、めっぽう優しいもんろっち・・・(誰の店じゃ!?)
さて、80歳のおじいさんがどのくらいの食欲なのか。。。ちょっと図りかねる
まあ、適当に「ライ麦パン」をスライス。「新玉葱と生ハムのフォカッチャ」は・・・こんな、力付きそうなもの、老人に食べさせていいのか。犬には食べさせちゃいけないんだってねぇ、玉葱。。。。(関係ないっ!)
どちらも適当にスライスして、お皿にのせ、(お供えのように)老紳士の前に差し出す。
:「ほう。。。いただこうかな。。。」
こういう紳士は、パンのつまみ方までお上品だね
:「手作りのものというのは、何とも、さわやか。。。」
おー、コメントまで品があるよねぇ~
:「モノを創るということは、生きるということだね。。。」
おー、哲学者だねぇ~
:「山屋はね、山に登ることが、生きることだね。。。」
おー、なるほろ・・・
この紳士、比較宗教学のほうで、地方まで御講演にいらしたりとボチボチお忙しくなさっているらしいのだ。納得
降りだした小雨の為、傘を差し出す三春さんに、山をやる人間にはこのくらいの小雨はノープロブレムで、気分転換になると言い、お帰りになりました
:「なかなか、雰囲気が変わって。。。さわやかだね。パンは毎週?」
もんろーと、もんろーブロートは、アノ店の雰囲気を変えてるっ?
ぎゃはは、お下品にしてるかも。もんろーともん友の来店により、顧客平均年齢を下げてることは事実だね

本日の格言   「モノ創りは生きること」 by お上品な老紳士