もんろーの部屋

音楽について自分について哲学しちゃうページ・・・美味しいものもちょっと

本日の三春堂

2005-05-06 | 日常
の前にSICFの話するけど・・・
連休中に行きました。IZOOMIが、出展するということもあり。IZOOMIのブースには、たくさんの人が足を止めていましたよ。さすが。で、飛ぶように売れてました
中にはバイヤーさん(って言うのかな)みたいな方がいらして
「これだけ商品をそろえるのに、何日くらいかかるんですか?」とか
「他にはどんな作品、作るんですか?」とか
「値段は全部決まっているの?」とか
「この秋冬のスケジュールは?」とか、質問攻めにあってましたよ。すごーい
これから、どんどんビッグになっていくんだわぁ
私が、この秋冬用に狙っている、大き目のバックは丸1日がかりだそうです。
お湯をたくさん使ったりの立ちっぱなしで、腰が痛くなっちゃうんだって。お風呂場で作業にあたったりするらしい・・・
やっぱり、手創りって、大変・・・。それだけ、気持ち、こもってるよねぇ
何でも、そうなのね、って思いました。

さて、本日の三春堂は・・・。
まず、私が行ったら、もうすでにお客様が待っていて下さいました。販売は12時からですよー。予約のお客様だから、あせること無いのに・・・お昼に食べるのかな?
しばらくすると、なんともお上品な老紳士がやって来ました。お帽子なんてかぶっちゃって、白髪のインテリ風です。
:「どうぞどうぞ・・・」と、
おじいさん好きのもんろっち
パンを販売している事を三春さんから伺ったらしく、どんなものかと来てくださったらしい。奥様は、玄米天然酵母パンを習っていらしたこともあるという、なかなかお食事には、気を使っていらっしゃる風なのね。80歳というこの紳士は、本当なら山登りへ行く予定だったんだけれど、の予報だったから、取りやめにして、お散歩でいらして下さったらしい。今でも、日帰りで千メートル級の山に登るんだって。朝4時くらいに家を出てね
:「頭はさっぱりだけどね、足はまだまだ丈夫なの。。。」
どうしてどうして、手をひいてもらいたい感じです
:「ここで、食べて、いきたいな。。。」
:「そうですかぁ。どうぞどうぞ」と
タイプには、めっぽう優しいもんろっち・・・(誰の店じゃ!?)
さて、80歳のおじいさんがどのくらいの食欲なのか。。。ちょっと図りかねる
まあ、適当に「ライ麦パン」をスライス。「新玉葱と生ハムのフォカッチャ」は・・・こんな、力付きそうなもの、老人に食べさせていいのか。犬には食べさせちゃいけないんだってねぇ、玉葱。。。。(関係ないっ!)
どちらも適当にスライスして、お皿にのせ、(お供えのように)老紳士の前に差し出す。
:「ほう。。。いただこうかな。。。」
こういう紳士は、パンのつまみ方までお上品だね
:「手作りのものというのは、何とも、さわやか。。。」
おー、コメントまで品があるよねぇ~
:「モノを創るということは、生きるということだね。。。」
おー、哲学者だねぇ~
:「山屋はね、山に登ることが、生きることだね。。。」
おー、なるほろ・・・
この紳士、比較宗教学のほうで、地方まで御講演にいらしたりとボチボチお忙しくなさっているらしいのだ。納得
降りだした小雨の為、傘を差し出す三春さんに、山をやる人間にはこのくらいの小雨はノープロブレムで、気分転換になると言い、お帰りになりました
:「なかなか、雰囲気が変わって。。。さわやかだね。パンは毎週?」
もんろーと、もんろーブロートは、アノ店の雰囲気を変えてるっ?
ぎゃはは、お下品にしてるかも。もんろーともん友の来店により、顧客平均年齢を下げてることは事実だね

本日の格言   「モノ創りは生きること」 by お上品な老紳士