2019年8月5日(月)
金精トンネル入り口付近から望む湯ノ湖と男体山
長かった梅雨空の後、天気は再び不安定になるかと思いきや随分と安定してきた。 続く好天の中、お盆休み前にもう一度山小屋泊で遠くに行きたい気持ちもあったが、今年はそれ以上にやりたいことが。
あと一回登れば10回目となる男体山登頂。 これを是非夜間登拝で行いたい、とは以前から思っていたこと。 深夜0時から歩き、山頂でご来光を拝み下山してくるのだから、体調を整え、天候も心配なく、できれば晴天でご来光を拝みたいというもの。 この 8/5~6はどうやらそれが叶いそうだ。
8月5日深夜から歩き始めるにあたり、5日はどのようなスケジュールで奥日光入りしようかと考えた。 あまり早い時間から頑張りすぎず、ゆったりとした時間で奥日光に入り、昼間のうちに軽く戦場ヶ原を歩いて、早目の夕飯を食べてから車で仮眠して登拝に挑む、という計画。 遅い時間に日光に向かうので外環道などの渋滞を避け関越道沼田ICから金精峠越えで向かうことにした。
昼間軽く歩くにはもったいない程の素晴らしい天気の中、沼田ICから先、金精峠越えのドライブは青空に緑濃く、この上なく美しかった。
軽く歩くつもりだったが、もう歩きたくて、歩きたくて。
赤沼駐車場からも奥白根山が良く見えている。
今までこの時期に来たことが無かったのか。 駐車場脇の道路沿いにはこんなにたくさんのクサレダマが満開。
本当に久しぶりの戦場ヶ原だ。 この入口の風景にワクワクする。
ワタスゲデッキから見る男体山ファミリー。
先日 8/12のNHK 「にっぽん百名山」では萩原編集長がここを歩いていた。(*^_^*)
編集長は栃木県出身なので、ここから見える山はみんな歩いたのだろうなぁ。
某ネイチャーガイドさんが湯元源泉を紹介しているシーンも見た。w
これはヤマニガナ?
湯川沿いのホザキシモツケ。 もう茶色い部分が目立ってきている。
ベンチでひと休み。 だが、木道下のチェックも欠かさない。
コバギボウシ
ハクサンフウロ
アザミもたくさん。
一見みどり一面に見える戦場ヶ原もよく見ればたくさんのお花が潜んでいる。
遠くにミズチドリ。
アケボノソウも咲き始めていた。
ベニシジミとホザキシモツケ
ホソバノキソチドリ?
青木橋
この辺りもアザミ、コオニユリ、イブキトラノオ、ワレモコウなどたくさん。
クサレダマもあちこちで良く咲いていた。
バイケイソウ
この後泉門池に行こうかと思ったがやめて、小田代原へ向かう。
マイヅルソウの実
気持ちが良い。 いっぱい空気を吸い込む。
キオン
トンボ
アキノウナギツカミ
アキカラマツ
?
キツリフネ
ヨツバヒヨドリ
フタスジチョウとホザキシモツケ
ミドリヒョウモンとホザキシモツケ
雲が多くなってきたけど大丈夫かなぁ。
クガイソウ
トモエソウ
小田代原展望台付近より貴婦人
小田代原バス停のオオバクサフジ?
小田代原バス停からは体力温存で 16:20発最終バスを利用。 バスを待っていた人たちは九州、東北からの人たちで自然とお話が始まった。 「小田代原散策前、千手~小田代をバスで戻ってくる途中クマを見た。」と話されていた。 北戦場に親子グマ目撃が相次ぎトレイルが一時通行止めになったのは翌日 8/6。(8/10通行止め解除) だが、今年は例年に比べクマ目撃多い気がする? クマさんたち、駆除されないように山奥に戻ってほしい。
散策前、yukoさんに連絡を入れたが、お孫ちゃんたちもいらしていて忙しそうだったので、一緒に歩くことはできなかった。 散策後に寄らせてもらい、コーヒーを頂きながらたくさんお話をして、とても楽しい時を過ごすことができた。 さらには夕食までご馳走になり、夜間登拝へのエネルギーチャージが充分にできた。 これでは登頂できない言い訳が無くなってしまった。(;^ω^) というのは冗談で、yukoさん、夫っとさん、本当にありがとうございました。
その後二荒山神社中宮祠第一駐車場でぐっすり眠ることができた。 ただ眠った時間は数時間。 さて、普段寝ている時間に登るってどんなだろうか。 男体山の暗闇を登頂することができるだろうか。
お山は秋の気配ですね
咲き始めれば一気に咲くような具合ですね。
アケボノソウ、決して多く見かけたわけじゃないのですが、
私もビックリしました。
まだ夏は始まったばかり、と思いたいですが、
もうお盆過ぎますからねぇ。。。