人生にロマンスとミステリを

小説を読むのも書くのも大好きな実務翻訳者です。ミステリと恋愛小説が特に好き。仕事のこと、日々のことを綴ります。

町田そのこ『コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―』

2023-09-29 21:41:10 | 読書記録(紙書籍のみ)
町田そのこ著『コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―』

ここはホストクラブか!? というくらい、女性が群がり(男性も)、黄色い悲鳴が響き渡るそこは、
テンダネスというコンビニチェーンのとある店舗。

まあフェロモン垂れ流しのイケメン店長と、その髭モジャの兄(コンビニで働いていない)が
コンビニ兄弟っぽいのですが。

お客さんやパートさん視点で進んでいきます。

最初は店長にきゃーきゃー言うてるだけの話?と思ったけど、読み進めるにつれて、
刺さる刺さる。じんわり来るいいセリフを誰かしらが言うのです。
泣かされました。

ほんのりあったかい、コンビニのおでんのような?

あれこれ気になる伏線が残されて、これは次を読むしかないよねってなりました。
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