P・G・ウッドハウス著、岩永正勝・小山太一訳『ジーヴズの事件簿 才智縦横の巻』
やっと読めました!
二十世紀初頭のイギリスを舞台にした小説で、気はいいけれど頭がちょっと……な
金持ち青年バーティのもとに、新しい執事がやってきます。
その執事が切れ者で、バーティの困りごとをそつなく解決してくれます。
執事のジーヴズ、足音を立てずに漂うように入ってきて、漂うに去って行くから、
どうしても某アニメの執事が頭に浮かんで……!
ダメダメ、絶対にイケメンに違いない(そんなことは書いてないけど)。
このジーヴズ、主人の困りごとを解決しつつ、ちゃっかり自分の困りごともいい方向に
持って行っちゃいます。そのやり口には、「やるな、ジーヴズ」と思わされる。
言葉遣いもすごく丁寧なのに、嫌なことは嫌だとはっきりどこかに自己主張するからおもしろい。
こんな執事、初めて(笑)。
最後のジーヴズ視点の物語で、気楽な独身男性ふたりの生活を、執事という
立場でありながら謳歌しちゃってるジーヴズの姿が垣間見えます。
やっと読めました!
二十世紀初頭のイギリスを舞台にした小説で、気はいいけれど頭がちょっと……な
金持ち青年バーティのもとに、新しい執事がやってきます。
その執事が切れ者で、バーティの困りごとをそつなく解決してくれます。
執事のジーヴズ、足音を立てずに漂うように入ってきて、漂うに去って行くから、
どうしても某アニメの執事が頭に浮かんで……!
ダメダメ、絶対にイケメンに違いない(そんなことは書いてないけど)。
このジーヴズ、主人の困りごとを解決しつつ、ちゃっかり自分の困りごともいい方向に
持って行っちゃいます。そのやり口には、「やるな、ジーヴズ」と思わされる。
言葉遣いもすごく丁寧なのに、嫌なことは嫌だとはっきりどこかに自己主張するからおもしろい。
こんな執事、初めて(笑)。
最後のジーヴズ視点の物語で、気楽な独身男性ふたりの生活を、執事という
立場でありながら謳歌しちゃってるジーヴズの姿が垣間見えます。