この週末は全国的に大荒れのお天気でした~~~
みなさんのお宅は大丈夫でしたか?
我が家は外にあるメダカ池がたっぷんたっぷんになってドジョウが地面に飛び出してましたが
幸い息あるうちに救出。ホッ
カワニナも随分脱走してたな~
庭の植物にはこれといった被害もなく一安心。
しばらくはいいお天気が続きそうなので嬉しいです
さて、土曜日は天候が崩れないうちに府中市美術館で開催中の企画展を観に行ってきました
かわいい江戸絵画 ~5月6日(月)迄
「かわいい」という言葉をキーワードに、江戸時代の絵画の中に表現された、様々な感情に注目する展覧会です。
動物の絵や幼げな子どもたちの絵。さらに描き方のかわいらしさなどにも焦点を当てながら「かわいい」絵の歴史に迫ります。
何でも「かわいさ」というものが絵に表現されるようになったのは江戸時代になってからで、
平安時代のあたりだと絵というのはただ記録としての手段なのだそうです。
そう言われると平安時代は絵巻物とか?ふざけた絵とかもないか・・?
前期と後期で展示作品が入れ替わり、前期が4月7日迄だったのでギリギリで間にあいました
後期は4月9日からです。後期も観に行かなければ
円山応挙や歌川国芳、伊藤若冲などそうそうたる画人の作品も数多く展示されていました。
ちなみに表紙にある円山応挙の「狗児図」は後期展示です。
前期での目玉の一つが歌川国芳の「猫のすゞみ」。
会場内は撮影禁止なのでこれは別に買った本に載っていたもので。
歌川国芳は猫が大好きだったそうで、猫達の姿をユーモラスに描いている作品も多く、
観ていて思わず口元が緩んでしまうのです(^m^)
中でも一番おもしろかったのが「うろたえた子猫盆画へ屎をたれ」という作品。
‘うろたえた’はまごまごと歩きまわったという意味で、
‘盆画’はお盆に砂を貼りつけて描いた絵のこと。
用をたす場所を探して歩き回っていた猫がお盆に描かれた盆画の砂の上にフンをしてしまったという絵で
なんてことを~~~と慌てる女性の前で、ふ~やれやれ・・という猫の表情がなんともおかしい
猫の部分だけを集めたポストカード。一番下の真中がそれです。
そして「素朴さ」や「稚拙さ」なども人はかわいいものとして惹きつけられるそうで、
そう言った一見私にも描けるんじゃ・・・?的な絵もまた面白く、観ている人間を疲れさせないというか、
観ていてもとっても楽しい企画展でした。
ほんわかした気持ちで美術館を後にしたのでした
そうそう、出口にしおりやポストカードを作るコーナーがあり、
しおりは作らないけど、ミニチュアに使えそう♪と素材集を貰ってきました~(^m^)
後期展示も楽しみ♪