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のび太の恐竜 2006
2006
渡辺歩


酒を呑みながら夜中にドラえもんを観て涙する30歳(独身)。気持ち悪いですね。
スミマセン、私です。

1980年に初版公開とのことで、当時私は4歳。
オリジナル劇場版はさすがに劇場に行っていません。後日ビデオで観たはず。
マンガが理解できるようになってからは、皆さんと同じく毎年映画館に行って観ていましたね。「のび太と竜の騎士」まで。

原作マンガは文字通りボロボロになるほど読みました。
おかげで逐一覚えています。
序盤でのび太が恐竜の化石を探す際のドラえもんにキャプションとして「あたたかーい目のつもり」なんてのが入っていた気がします。
本当に大好きな作品です。「台風のフー子」と並んで。
一番好きなのは「のび太の宇宙小戦争」ですが。

声優が変わろうと、CGIがやたらと取り入れられていようと本線は変わらず描けていたと思います。
現在のテレビ放送版を観ていないので、正直、声優に慣れるというかあきらめるまで1時間ほどかかりました。
演出にも相当な現代よりのモディファイが入っていましたが、それはそれで構いません。
その演出は子ども達のためのものだったのか、それとも派手なモノに慣れてしまった回顧する大人達へのサービスだったのか。
私は後者だと思っています。
とはいえ、訴えたいこと、その本筋がちゃんと描けてさえすれば、私たちはその作品を楽しむことが出来ます。

揚げ足とって喜んでるバカは自分で書いてみろ。
予定調和だって、これは「ドラえもん」なんですからそこは突っ込むトコじゃない。
ドラえもんイズムは死なず。
本作を観て安心しました。

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