notation

多分、2004まとめ。

2004-12-31 03:29:28 | 侃々諤々
先ほど実家へ到着しました。
帰ってみても普段通りの生活が急に改善されるわけでもなく、どうにも寝られないのでダラダラと更新してみるわけですが。

先ほど横浜から浜松(静岡県)へ車で帰ってきたのですが、今回は高校時代の友人2人と共に帰ってきたので全く暇せず楽しい道中でした。

友人の一人が誕生日だったのでプレゼントも用意。
まぁ、男なのでそれほど凝ったことをしなくても良かったのですが、少しばかりオシャレなことをしてみようと言う気に。
先日、その2人と写真を撮りに行ったばかりで、その写真の焼き増しを頼まれていたのでその写真でもあげようかと。
それだけじゃつまらないからアルバムに入れてあげよう。ということで近所の雑貨屋でアルバムを買い、写真を入れて包む。
せっかくだから渡し方もスカした感じで行こうかということで、昨日作ったiPodのプレイリストにJoni MitchellのHappy Birthdayを無理矢理追加。
準備完了。

2人と待ち合わせて横浜を出発。
ダラダラと喋りつつ保土ヶ谷バイパスへの曲がり角であの曲が。
「後ろの席にある袋見てみ」と。
喜んでもらえたのでしょうか。
プロポーズに意気込む男がバーテンに頼んで「彼女が次に頼んだドリンクにこの指輪入れておいてください」と同じタイプですね。この辺の発想の貧困さに参ります。
安いドラマみたいですね。

最近はこの3人パターンが多いのですが、ブランクはあるものの古いつきあいなので和みます。
その2人はデキている(もちろん男女)ので私は完全にコブなのですが、もう気にもしてません。気にしてたらゴメン。
彼ははシャイなあんちくしょうで、彼女はとても素直に感情を表現できる子なのでもの凄くバランスが良いです。


ついでにiPodレポなのですが、こないだ買ったiTrip2(FMで飛ばしてカーステのラジオで受信)で音楽。好調です。
カーステのシステムが貧弱なので音質は既にラジカセ並みなのですが、全く不満有りません。
トータル4時間くらいのドライブでしたがつけっぱなしでももちろんバッテリーは余裕です。
今日のドライブはほとんど喋りっぱなしだったのでそっちが楽しくてほぼ忘れてました。


今年は身内に不幸があったのものの、それ以上に身内・友人におめでたいことが沢山ありました。
そういう立場にいられるということが幸せだったと思います。
来年も人の幸せを喜ぶことができればと思います。
無理矢理なまとめですが、それでは皆さん、良いお年を。

iPodの音について、ちょっと。

2004-12-26 03:25:36 | iPod
全て実体験上と自分の耳を信じた現状の報告という形になります。

まず、エンコード。
私の場合は圧縮率と音の兼ね合いからAAC192で全てエンコードしています。
巷には優れたエンコーダーと言われているLAMEがあるのですが、まだ発展中で、iTunesに組み込むのは若干の知識を要するので、もう少し様子を見てオススメできるものであればオススメしていきたいと思います。

実際、AAC128(iTunesデフォルト)でエンコードして、CDとiTunesからかけた各音をブラインドで当てろ、と言われたら日本音響研究所の様なその道のプロで無い限り無理だと思います。私もできる気がしません。
エンコードをかけると音源によってはどうしてもノイズっぽく反映されてしまう音があります。これは圧縮していると言うことからやむを得ないでしょう。JPEG圧縮がかかった画像のジャギった感じ、デジカメとフィルムで撮った写真の違いと言えばおわかりでしょうか。
私が結局MDを最後まで買わなかった理由はそれです。

しかし、聞くスタイルを考えてみてください。いつiPodで音楽を聴いていますか?
殆どの場合、通勤や通学などの「野外」で聞くことが殆どではないでしょうか。
自宅のような静かな環境で聞く場合については、またいずれお話しします。


常に雑音が飛び交う中で聞いている。そうすると再生されている中のある程度のノイズなんて耳に入りません。
私がiPodを買って初めて自分のCDをiPodに入れて聞いてみたときは「なんじゃこの出来の悪いラジオみたいな音は?」でした。正直がっかりしまた。しかし、人間の持つ感覚器官が全てそうなように耳も例外ではありません。すぐに慣れてしまいます。電車内で隣に立っているオッサンのことを「クサッ!」と思ってもそれは2分程度で慣れてしまいます。時折風に乗って漂ってくるビッグウェーブが香る程度でしょう。
それと同じコトです。
悪い音に慣れるということではなく、実際に鳴っている音からその環境に応じて耳(脳)が自分の好みの音だけを抽出すると言うことだと思います。
ですので、前置きが長くなりましたが、物理的な周波数とかビットレートという視点ではなく「どうすれば音が良く聞こえるような気がするか」ということでお話を勧めさせて頂きます。
自宅で良い音で聞きたいのであればオリジナルの盤で聞けば良いのです。

先も触れましたように、iPodの音はタモリの様に自宅に立派なオーディオシステムを備える人にとって決して満足できる音ではありません。
そして、よく言われる「標準のイヤホン使ってるの?信じらんねぇ。」というのはそれほど間違いだとは思いませんが、それも個人の趣味です。
ヘッドホンも全て音が違います。私が使ってるBANG & OLFSEN A8というイヤホンはとても忠実な音だそうです。あまり分かっていませんが、気に入って使っています。その代わり低音が弱いと言われることも良くあります。ゴリゴリの低音を放つBOSEのヘッドホンを好んで使う友人もいますし、環境音を遮断するSONYのインイヤータイプを使っている友人もいます。主に聞く音楽が皆さん違うように、一概に並列に並べることは決してできませんよね。
だから、決してヘッドホンも高ければ良いというわけではありません。恐らく高ければそれなりに音は良いのでしょうが、iPodはその性能を発揮できるほどのプレイヤーでは無いと思います。
そう考えると、標準イヤホンというのはそれほどの罵るべき存在では無いと思います。私は外で聴くときは標準イヤホンを使っています。取り回しも良いですし、壊れてもそれほどイタくはありませんし。
標準イヤホンの、ある程度の遮音性とノイズを再現できない解像度の低さがプラスに転じるシチュエーションは少なくないでしょう。

最近よく見かけるノイズキャンセルヘッドホンの仕組みは、外で鳴っているノイズの逆位相のノイズをヘッドホン内で意図的に鳴らすことでノイズを打ち消すという仕組みだそうです。
逆位相というのは私も良くは理解していないのですが、流れている音の波形があったとしたら、それを上下反転したような波形の音と言うことなのでしょうか。1-1=0ということなのでしょう。
余談ですが、その仕組みを利用してお好みのアーティストのアカペラバージョンを作ることも可能だそうです。CDシングルにオマケで入っているカラオケトラックを逆位相に変換してボーカルバージョンと重ねると楽器の音が消えてボーカルだけのトラックが出来上がるんだそうです。

ノイズを鳴らして消していると言うことはもし音楽の中にぶつかる周波数があった場合、それまでも打ち消してしまうと言うことです。と言うことは、外で鳴っている音と曲の中のノイズが重なった場合は既に打ち消されていると言うことになります。正確に言うとそんなことはあまり無いのでしょうが。実際私が電車で聞いているときに曲のノイズが気になったことはほぼありません。

もの凄く大雑把にまとめてしまうと「迷わず聴けよ、聴けば分かるさ。」。
細かいコトなんて気にしたらキリがありません。本文のタイトルと逆説になってしまいますが、今のところの実感としてはそんなところです。
好きな曲をガンガン入れて、気が向いた時に聴く。
iPodは音質よりも「聴いて楽しい」ために生み出されたプロダクトであるということなのです。

Macバカ一代 その2(めばえ編)

2004-12-25 03:59:50 | Macバカ一代
昨日のエントリは、ほぼMacと関係ない私の思い出話でした。申し訳ありません。
カテゴリ名も「Macintosh」から「Macバカ一代」へ変更しました。
多分、今日からはやや入り込んでくるかと。
では、第2話スタートです。


上京し、妄想の限りで塗り固めようとした一人暮らし。
この辺はやっぱりMacとは関係なくなってしまうので割愛します。またいずれ。

高校時代のバンド仲間も離れ、音楽からも離れるかと思いきや、先の「ケン・イシイおまけムービー」の件のレコ屋の兄ちゃんのことを思い出す。恥ずかしながらDJなんてちょろっとかじっていたためその筋の方の話は良く聞いていました。そして、どうやらMacで音楽が作れるらしいということも小耳に挟んでいました。
まだ「Macって何?」の頃であったので、ひとまずは情報収集。

大学というのは便利なところで、生協に割と大きな本屋もありました。Mac雑誌を立ち読みしてはたまに買い、一人「ほほぅ・・・」とうなる日々。その当時から「作る方」ではなく「いじる方」に魅力を感じていたのかもしれません。
Mac People、Mac Fanを好んで読んでいました。MacPower、Mac Lifeの「厚い系」はまだ全く理解ができず、一人「いつかは・・・」と意気込み、何となくパラパラと。

何処で、どうスイッチが入ってMacにそこまで惹かれたのか、今でも疑問です。
「何かを作れるらしい」というアホなキーワードだけで突き進んでいたのでしょうか。
あの、6色林檎に猛烈に惹かれていました。

まだ、Macを持ってもいないのにMac雑誌がたまる一方。無駄な知識が増える一方。
「どうやらPhotoshopなるもので、画が描けるらしい・・・。え!映画も作れるの!」なんてバカ丸出しの勘違いを妄想をふくらませていました。今でこそ、それがバカな妄想にではなくなってしまいました。できちゃうんですよ。ホントに。

そして大学1年生の1996年6月頃に初めてのMacを買うことを決意。無理矢理お金を工面し、リサーチにリサーチを重ね電子の「聖地」秋葉原へ。当時はまだラオックスMac館がデーンとそびえ立ち、ド田舎者の私はまたしてもそこで「ここは、何だろう・・・?」です。完全に呑まれました。

AppleのシェアがビオフェルミンS錠でも止められない急降下をしていた頃です。
なぜ、あのときMacを選んだのか。多分、単純な「なんか、カッコイイから」であったはずです。しかし、そのとき私が選んだマシンがPerforma 6310という本体とディスプレイが分離した、どちらかといえばモサイマシンです。
そのときは、「モニタが別なら本体買い換えても使い回せるし」という安直な思考でした。
その次のマシンとして選んだのがPowerBookだというのはこの時、もちろん知る由もありません。
「安い」からというのも強力なプッシュでした。
PowerMac 7200も候補に挙がっていたのですが、当時のPowerMacは本体は本体のみ。付属品はマウスのみ。キーボードも別売り。もちろんモニタなんて付いてない。ソフトも何も無し。今みたいにiLifeがおまけで付いてくるなんて気の利いたことはありませんでした。悪名高い「漢字トーク7.5.1」のみのバンドルです。それじゃタダの箱ですよ。
ということで、モニタもキーボードも、なんかよく分からないソフトも20コくらい付いてくる付いていると言うことでPerformaシリーズということに。あの選択は今でも間違っていなかったと思います。
そして、同時にミュージ郎(ソフトシーケンサーのPerformaの簡易版とヤマハの音源のセット)とMIDIキーボードも購入。ちなみに私はキーボードが弾けません。幼稚園の頃に通っていたオルガン教室も一年余りで挫折しています。なのにキーボードで作曲しようとしていました。完全にバカですね。今、そんな方を見かけたら3時間正座で説教モノですよ。普通はその前に気付きますよね。ただ、余りにも無菌状態だったための若気の至りでした。

持ち帰ろうとしたものの、あまりの箱の大きさに挫折。当然です。MIDIキーボードやらもありましたし。配送をお願いしました。あまり大きな買い物をしたことがなく、そのときにゴネまくって配送料を無料にしてもらったことをとても良く覚えています。今では当然のサービスなのですが・・・、嬉しかった。


そして、ついに我が家(6畳ワンルームアパート/築15年/大家は階上に居住)に初めてのMacintoshが!

つづく

iPodをもう少しだけ便利にしてみようか

2004-12-24 02:55:44 | iPod
iPodの使い方は皆さんそれぞれ違うと思います。
これだけミニマムなツールというのは米国人の極太な指でしか思いつかないでしょう。
ということでiPod+iTunesをもう少し拡張して使いたい貴女へ。

iPodまとめサイトやらありがとうiPodさんやiPod Styleさんやらでさんざん紹介さているツールが殆どなのですが、なるべくオリジナルなままで。なるべく良い音で。できるだけお手軽に。

徐々に自分なりの実感を伴った使い方を紹介できれば、と。
「そんなコト、今更言ってるんじゃねぇよ。バーカ。」という人は無視してください。

Macバカ一代 その1

2004-12-24 02:29:03 | Macバカ一代
多分、私の中に初めてMacintoshという名前が登場したのは1995年のことだったと思います。
家でボーっと阪神淡路大震災特集のテレビ(ナビゲーターは久米宏だった気がします)を観ていたときに初めてインターネットという言葉を聞きました。あの災害時でもっとも早く情報を伝えられたのがインターネットだったそうです。確か、テレ朝の特集だったので真偽のほどは不明ですが、TブーS程の捏造は無いでしょう。
あのときのテレビで初めてインターネットを知り、パソコンの使い道を知りました。
そのテレビの後半は、何故か小学生がPowerBookとQuickTake(Appleが出していたデジカメ)で夏休みの宿題をやるという非常にサイバーな方向へ転んでいた気がします。
そして、その黒いノートパソコンは?
当時、パソコンと言えば高校で無理矢理使わされたよく分からない黒い画面のものでした。多分NEC98とかその辺のDOSマシンだったと思います。視聴者プレゼントでPowerBookが当たるというのをやっていたのでハガキを5枚は出したはずです。もちろん当たりませんでしたけど。
そのときは「PowerBook?なんじゃそりゃ?」です。
恐らく、あの特集のおかげでコミュニケーションツール=Macという図式ができたのかも知れません。

何故かあのときのインパクトが強烈でそれ以後ずっとインターネットという言葉が引っかかりまくり、そしてそのためにはMacが無ければ・・・、と。以後、暫く忘れてました。


その年の大学受験に思い切り失敗しました。
高校3年生当時、バンドをやっていた私は授業をさぼっては練習、早退しては練習、練習しては寝坊、で遅刻、な毎日。勉強などできるはずもありません。プライオリティは徳川将軍を覚えるよりもコードを覚えることでした。
内申点を上げるために引き受けた水泳部主将というアドバンテージも虚しく、推薦もどこぞの名も知らない大学ということでありがたく辞退していました。
今でもギターはビックリするくらい下手なのですが、趣味なので文句言わないでください。迷惑はかけませんので。

そしてめでたく浪人生となり、同じく大学受験に失敗したバンドのリードギターと共に地元の代々木ゼミナールに通うことに。
「AKIRA」が大好きだったので、当時発売されたケン・イシイの「JELLY TONES」にオマケで収録されていたムービーが観たかったのですが、当時良く出入りしていたレコ屋で「これだったらMacのCPUが68kでメモリが・・・」なんて当時は意味不明なことを言われていました。そのレコ屋の兄ちゃんはゴリゴリのDTM野郎です。不思議な呪文を聞いたような気分でしたね。そのMacって何?

受験のため東京に住む部活の友人の家へ宿泊。そこでその彼が所有していたThinkPadに入っていたWindows 3.1のソリティアにハマる。

なんとか大学に合格して花の都大東京へ!(正確には横浜です)

Macバカ

2004-12-24 02:24:23 | Macバカ一代
カテゴリにMacintoshとiPodを追加しました

私のMacバカっぷりは親しい友人・知人は良く知っていると思います。
Macに出会ったおかげで人生が変わったと言っても過言ではありません。
あのときMacに出会っていなければ、家業を継いで二代目としてウハウハの生活をしていたことでしょう。
ので、そろそろ発散していきます。

興味の無い方はスルーして頂いて一向に構いません。
最近、この私のApple好きに一つの区切りとなることがありましたし。

出会いから現在に至るまで、気が向いたら連載していきますよ!


※年代とか時事ネタとか不明なまま全て記憶の範疇で記述しますので、誤りがあった場合でもあまり指摘はしないでください。凄く恥ずかしいので。こっそりメールで教えてもらえると嬉しいです。

本【♂♀(オスメス)】

2004-12-16 01:40:24 | 本読み
♂♀(オスメス)
2004
花村萬月


先日、友人に勧められて、どれ読んでみるか、と読んでみました。
所さん風に言うと「ス・ゴ・イ・デ・ス・ネ~~~~」。
好感度タレントの上位に常に君臨する所さんがこの本を読んでいないことをを祈ります。

9割がセックス描写、もしくはそれにまつわる妄想で綴られています。
かといって、フランス書院文庫や黒い表紙の官能エロ文庫ではありません。熟読したことがないので分かりませんけど。

私の主な読書タイムは通勤電車なのですが、満員の通勤電車の中で"「せんせいいくいくいくいくいく」”なんて字面を追わせてどうしろというのでしょうか。
しかし、不思議なことに本作を読んでいても勃起することはありません。私のプライドの為ではなく本当にそうなんですよ。

ラスト際での終焉なイメージがものすごく刹那さを煽ります。今までのセックス描写がものすごく長い伏線ってところです。読んでいてもこの描写がセックスのことだとは思っていませんでした。多分。

村上春樹の小説で急にでてくるエロい描写の方が効果としては高いのですが、ベクトルが全く違うので比較対象にすらなりません。村上春樹を語る方の中で完全にそのエロを無視して語る方が良くいらっしゃますが、私はエロ抜きではあり得ないと考えています。あのエロシーンこそが妄想の局地。

大学生の時にほぼエロビデオ専門レンタルビデオ店で暫くバイトしていたことがあり、そこで相当鍛えられました。エロビデオが流れていようと、飯が食えます。多分、それに似た感覚なのでしょうか。冒頭からいきなりですし、それがいつ終わるかと思えば、終わらない。あまりにも供給過多になると消費者はとたんに飽き始めてサーッと引いていきます。それと同じ現象でしょうか。バランスが大事です。
ここまで書き連ねられると「あぁ、自分ってまだまだだな」等といらぬ上昇志向が芽生えてしまいますが、あまり感化されるといずれ新聞に載ってしまいそうなので程々にします。

手法としての考えなのですが、エロビデオのインタビュー部分は常に冒頭にあるのですが、これを中盤の5割ぐらいの頂点際での挿入というのは如何でしょうか。
男共と酒を飲む際にエロビデオネタになることは珍しいことではありませんが、あのインタビューシーンを尊重するか否かで食い違うことがあります。あれを蛇足と言ってはそれまでなのですが、ディテールを妄想する手助けとしては有効でしょうが、モチベーションを高める為としてはあまりにおざなり、かつフォーマット化してしまっているのが悔やまれます。もっと有効な活用があるはずなのですが。
今朝の通勤時に、明らかにそのシーンの撮影であろう現場を見かけました。撮影する側とされる側のダラダラ感がアウトプットにも出てしまう気がします。

セックス小説の類として高橋源一郎「あ・だ・る・と」という作品があるのですが、こちらはエロビデオ制作者サイドの手記というかルポの様な作品でしたが、最終的にはやはり根元的な哲学に入り込んでいました。嫌いな人は読む気すら起こらないでしょう。しかし、こちらは恐らくそれが書きたかったためのお話でしたのでラストで「救われた」感、満載です。

iPodを使ってみました。

2004-12-15 02:12:54 | iPod
日曜日にiPodを買って一人ウキウキ通りの私です。サムイですか?
イヤ、実際これは凄いですよ。
長いことポータブルプレーヤーの類に触れていなかったのでなおさらかも知れませんが、多分、今更MDを買ったところでこの感覚はなかったと思います。

初日はサスガにドギマギでした。電車で音楽を聴くことが恐ろしく久しぶりで、おかげで本も読めませんでした。ずっとクルクル。
「もしかして、いまさらiPodをいじっている自分はサムイと思われているのでは・・・?」などという疑心暗鬼も生まれます。しかし、車内を見回すと白いケーブルの多いこと。既に特別なものでは全くありませんね。ポータブルHDDプレーヤでのシェアが6割でしたっけ?Macはパソコンでシェア3%ですよ。今日の帰りの電車では半径2mに3人いました。PSPでひたすらリッジレーサーの人もいましたけど。


選択できるということがとても新鮮です。自分の好きな音楽を聴くのであったらカセットテープにダビングしてそれをウォークマンに入れておけばよいだけなのですが何せカセットテープ。MDだとしてもそれほど多くは持ち歩けません。しかしiPodはいくらでも入ります。
「とりあえず入れておく」ことができるおかげで選択肢が一気グワッと広がります。テクテク歩いているときに「あー、あれ聞きたいわ」でお気に入りを聞くのはもちろん王道なのですが、ではなく「ここでこれがかかったら面白いんじゃないか?」ということがシミュレーションできてしまうのです。サクッと浮かんだ曲をクルクルッと探してかけてみる。面白いですよ。景色が変わります。
環境を遮断して籠もるのではなく、環境との接点を音楽という触媒で無理矢理くっつけてみると妙な化学変化が起こって様相が一変してしまいます。
以前、タモリ倶楽部で「ホームビデオに大げさなBGMとSEを勝手に付ける」という企画があったのですが、ノリでいけばそんな感じです。ただの旅行ビデオがハリウッド冒険活劇に変わります。
用事がないと絶対に行かない地域ツートップの渋谷と新宿なのですが、早速昨日今日と行って参りました。随分変わります。もう、人が多すぎて匿名どころではないので勝手なストーリーを作り放題です。
人混みが大嫌いなのですが、まったくそぐわない室内音楽なんかを聴きながらだとちょっと素敵な風景に見えてしまったりします。手法としてはPVなんかでよく使われる黒白にしちゃってスローかけたりするイメージショットな感じを脳内でやっちゃう感じです。
今更ですが、映画における音の比重って高い、なんてことを思いました。

今日は車で聴く用にiTrip2を買ってきました。FMで飛ばしてカーステで聴くアイテムです。使用感はまたいずれ。
近いうちに「東京ラブストーリー」のサントラ聴きながら街の「カンチ」がどう見えるかにトライしてみます。

iPod、買いました。

2004-12-13 02:24:02 | iPod
iPodを買いました。
安い買い物ではないので今まで随分悩みましたよ。
でも、買う時なんて結構サクッと買っちゃって「アレ?欲しかったっけ?っつうか使う?」です。
頑張ってエンコード中です。

そんなにたくさんのCDを持っていないのでガッツリやれば2~3日でどうにかなりそうです、が、もう飽きました。
CDが終わっても次はレコードですか?
リアルタイムで録音しながらトラック分けをして、さらに一字一句間違えないように曲タイを打ち込む。できるわけがありません。
時給50円くらいで誰か代わってください。
USにはCDとiPodを送ると同期してくれるサービスがあるそうですが、あれのレコード版って無いのでしょうか?

今までコツコツ集めたアニメソングのライブラリを整理するだけでも随分手間がかかりました。
今までにiPodを買った皆さんもこの辺には不満はあるでしょう。特に神経質な貴女。
これから先、毎晩同期。明日は録音。
安眠できる日はいつ来るのでしょう。
あと「俺のiPod、あと・・MBしかないよ~」なんて言っている方の辛抱強さに敬服します。


現状、残念ながら初デートドライブでのシャッフルプレイだけは避けざるをえません。