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映画【ウォーリー(WALL・E)】T

2008-12-09 01:59:06 | 映画
 
 
ウォーリー(WALL・E)公式サイト
2008
アンドリュー・スタントン(Andrew Stanton)


まぁね、もう、好きなんですよ。こういう映画。
東宝にて、ウォーリー特別セット(ウォーリー特別パッケージのポップコーンバケツとドリンクセットでウォーリーのオモチャ付き)を抱えながらの鑑賞でした。これは幸せ。

もう、何時初めてみたのか覚えてない「ショート・サーキット」のジョニー5にそっくりな造形からして逃げられない。
ちなみに、ジョニー5もロボットでありつつ雷に打たれて『心』を持ってしまったロボットです。
アナログなロボットに心を持たせると、やはりこういう造形になってしまうのでしょうか。
いくつになってもブルドーザーとかショベルカーとかを観ると心躍ってしまうのは男子の性なのか。
どんなミライになっても、ロボットにネジ穴とむき出しケーブルは必須です。
ちなみに、ソーラーパワーのWALL・Eの充電完了音はMacの起動音。ジョブス総司のお抱えとはいえ、ニヤッとさせられる演出。しかも、その音がきっちりステレオとった音ではなく、MacProとかG5とかから出ているかのようなモノラルショボスピーカー。聞き覚えがありすぎてプロダクト・プレースメントかと思いましたが、それも愛嬌。

全編が機械ギミック全開作品なので女子には向かないかもしれません。連れも途中寝ていたそうです。
しかし!しかしですよ!
ロボット・宇宙・未来・ピクサーと来て観ないわけにはいかないでしょう。はい、それ正解。

ポニョ路線のゴリ押し世界観映画ではありませんが、どうしても心躍ってしまう三つ子の魂。
異常なまでに計算された世界観。アニメーションなのにリアリティを追い込みすぎ。
おもしろかった。

これで恐竜が出てきたら完璧。
いつかそんな本の映画を観たいです。

あ、それはドラえもんか。

『願うことこそが人間性とするのなら、人間性とは何に宿るべきものなのか。はたして、現在、純粋にそれ持つ人間がいるのだろうか。』というテーマがちょっと説教クサイけれども、問題なし。もちろん、超噛み砕いての表現になっています。


不条理前提ファンタジーではなく、取材に取材を重ね、検証に検証を重ねたリアリティ・アニメーション。
恐れ入ります。

映画【三匹荒野を行く(THE INCREDIBLE JOURNEY)】

2008-12-01 02:35:56 | 映画
 
 
三匹荒野を行く
1963
フレッチャー・マークル(Fletcher Markle)


犬猫映画です。
犬が突然思い立って遠く離れた飼い主の元へと旅立つ道程を描いた作品。
かといって犬猫が喋る映画ではありません。
全編親切なナレーションが犬猫の心情を語ります。
ディズニー製作。

私の好きな犬種ベスト3に入るブルテリアとラブラドールが共演。これだけでかなりの満足。
猫はそれほど好きじゃないのでまぁいいとして。
犬が動いている様を見ているだけで結構幸せ。

内容とかは素晴らしく予定調和なので言うに及ばずです。
結構楽しめました。