notation




先日、珍しく暑いうちから秋物の上物を買いました。しかも、かなりの即決で。
そんで来月辺りにスメドレーのマフラー。

高校生くらいまで服が大好きで、バカみたいにいろんなのを着ていたのですが、大学生くらいから雑誌も見なくなったし、現在まで同じものをこれまたバカのように毎日着続ける日々です。ですから、買うお店はいつも同じ。
で、ここ2年ほど代官山のfloat(最近名前が変わりました)というお店が気に入っていて、そこで気に入ったものがないと今シーズンはつまらんという勝手な判断。店主が高校生の頃に良く通っていたお店のお兄ちゃんに似ていて、店の雰囲気も好き。決して全身そこで買っているわけでは無いですし、自分の格好なんて恐らくそのお店のスタイルからは、かけ離れた保守派です。

その日は、友人と3人で今度3人で行く結婚式で、その中の女の子が着るドレスを捜すというのがテーマでした。
中目黒から渋谷までブラブラしていたのですが、代官山から並木橋に降りる途中のfoundflesというお店がお店の雰囲気がとても良かった。まだできたての様です。女の子のお店です。そこで友達に試着してもらったドレス(ワンピース?)がとても良い。シブイ。あれ、買わなかったら私買いますよ。で、彼女にプレゼントしますよ。嘘ですが。

クラシックでジラルドのテキスタイルみたいなちょっとクセのあるブラウスとかワンピースなんかを頑張ってない感じで着てくれたりすると参っちゃいますね。
最近、たまにそんな女の子を見かけるんですが、そういうの流行ってるんでしょうか。だとしたら、良いですね。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )






"もう夢中さ
 ベイビー、もう君のことで夢中なのさ、君のことで、ベイビー"

Curtis Mayfieldの"Tripping Out"です。
多分、カーティスの楽曲の中では"Mighty Mighty"と並んで好きな曲です。
ゴスペルでブリブリに鍛え上げたカーティスが俗すぎるこんな詩を書いたのは1980年のことです。
当時私は4歳。
その後、山下達郎がカバーとも言える"あまく危険な香り"を書いたのが1982年。

"あなたに取り戻す日々はもう無い
  そっと、目隠しをして通り過ぎる"

どちらもバカみたいな恋愛狂いの詩です。
そしてそのベースラインをカバーした1993年の小沢健二の"天使達のシーン"

"神様を信じる強さを僕に
  生きることをあきらめてしまわぬように"

またゴスペルへと帰っていく。
別に何を言いたいわけでもありませんが、そう思って聞けば、そう聞こえる。
思いもよらない自分の心を映す鏡になりかねません。
そんなところです。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




今週、親しくさせていただいている2組のめでたい席に呼んでいただきました。

で、火曜日に呑み友達の入籍記念食事会に顔を出し、金曜日は同僚の結婚式に呼ばれました。
火曜日は2次会で穏やかに酒を酌み交わしつつ勝手に沁みいり、金曜日は3次会で派手に暴れていた様です。お店の皆さん、ごめんなさい。ちょっとやりすぎました。翌日の上司談「大丈夫だったか?」とのこと。
両日ともなんだか分からないくらい酔っぱらい、なんだか分からない行動で家路につきました。

片方は「やっと結婚したのね」もう片方は「ホントに結婚したのか」なんですが、そんなことどうでもいいじゃありませんか。
その本人達が結婚すると決めたからにはまわりは何も言うことが無くそれを見守るだけで、その場に居合わせる事ができるのはとても幸せなことです。
今まで、幸いにも何組かの結婚を祝う席にいられる幸せに恵まれました。

その男達の言葉。
安いドラマの様な上手いこと言ったような科白よりも、その本人が考えた、考えたあげくに出てきたもの凄く使い古されたありきたりな言葉がビシビシ響きます。
日本語には、もの凄く微妙な難しい言い回しがたくさんあるのですが、それらを駆使してかっこつけた御託を並べるだけの言葉よりも、直接その場にいる人たちに伝えるための誠実な直接的な言葉が大好きです。
そう言う言葉が言える大人になるスイッチはどこにあるのでしょう。
「エスパー魔美」藤子不二雄ワールドオリジナル版買って喜んでる場合じゃないですね。
素直に「おめでとう」と思えるだけでも随分成長したと思います。

金曜日の結婚式の3次会で新郎が連呼していた「この中で1組!イヤ、3組!」に貢献できればよいのですが。


あなた達の行く先々に、幸せがネギ背負って来た様なバカみたいな足音が鳴り響きまくりますように。
それをあきらめてしまわぬ限り、その音が鳴り続けますように。
おめでとう。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




さて9.11は総選挙。
私のところに投票案内のハガキが届かなかったのです。権利を剥奪されるのは我慢ならんので選挙管理員会にキレ気味で電話しました。
「うち、ハガキ来てないんですけど?」
「じゃ、選挙日に手ぶらで行って貰って結構です。選挙人名簿には入ってますので。特に本人確認はしませんから。」
とのこと。
アホかと。本人確認しなくて何が選挙かと。
会場に行って住所と名前を言えば投票できちゃうらしいです。
代理投票楽勝ですね。明大を代理受験で済まそうとしたなべやかんと同レベルで当選できる可能性があります。
国民総背番号制はどこに行っちゃったんでしょうか。個人情報保護法なんて建前だけですよ。

まず、選挙制度を見直すべきではないでしょうか。一票の重みなんてこの状態じゃ無いですよ。
私の選挙権、1万円で買いませんか?某政治団体兼宗教団体さん。

コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )




知らない間にiPod nanoが発表されていました。
コリャ売れるでしょう。欲しいですもん。
黒いのもある。超黒光り。指紋ベタベタでも気にせずバンバンいきたいですね。

先日のエントリで9月初頭に「新しいiPodがなんか出る」。という情報を自分からリークしていたのですが超迂闊。
今朝、出勤したら同僚に「出ましたね、新しいiPod」。
毎度の基調講演は欠かさず海賊ストリーミングで訳の分からない同時通訳を楽しみ、翌日は仕事にならなりません。
しかし、今回も見事な守秘っぷり。

コリャ良い。iPod60GBとiPod mini(ウーロン茶で当たった)がありますが、nano、買っちゃいそうです。
これだけ小さくて薄くて、しかも液晶はカラーでジャケもデジカメ画像も楽しめる。欲しいです。早く実物が見たいんですが、なかなかストアに行けません。
どうやらフラッシュメモリ(デジカメのメモリーカードみたいなもの)で、駆動部が無いから電池も長持ち、AIFFを再生しながら振りまくってもHDが壊れることはありません。

ところで、USではApple+MotorolaからiTunes内蔵携帯電話が出てますよ。
着うたフルな場合じゃありませんね。アレ、定額に入っていないとエライ目に遭うらしいですよ。
Motorola+iTunesとiPod nano、棲み分けが微妙ですが、どちらもバンバンいって欲しいモノです。

全部欲しいわ。

コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )




いとうせいこうの「プライベート・ソウル・ショウ」。ご存知でしょうか?

私がフリッパーズギターに夢中だった頃、私の5つ上の姉に聞かせて貰ったこの曲がとても衝撃的でした。

スチャダラより早い日本語ラップの開拓者:いとうせいこうの一人芝居台詞(ラップ)のワンワードの韻から急展開してビッグバンドなファンクのサビに行くという曲。
(スナックにて)"ママ、昔の武士が着てたのって甲冑・・・?カッチュ、アガッチュ、I got you~~~~!!!"って感じです。
多分、おもしろさは聴かないと分からないでしょう。
いわゆるイロモノにとらわれがちですが、そうでもない。普通にカッコイイかもしれない。

これ、最近姉から日野エフエム(ダウンロード可 これの16分40秒くらいからこの曲です)の"チン曲セレクション"というWMAで贈られてきたのですが、やっぱりレコードが欲しいのです。いまだに入手できていません。
どなたか、お持ちの方いらっしゃいませんか?


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




"森へお帰り、ここはあなたの住む場所じゃないの"

先日のロケは、ほぼ虫シリーズでした。
その虫たちも現地で捕獲。
クワガタ・カミキリムシ・バッタ・トンボ・玉虫・交尾中の蛾。自然凄ぇ。虫もりだくさん。
ちょっと草むらに入ればバッタが飛ぶ飛ぶ。見上げればなんかしら飛んでいる。トンボつかみ取り。

私、田舎育ちなもので「そう言えば昔はこうだったな」という思いがぐいぐいわき上がり、撮影そっちのけで移動するたびに虫とってました。何故かクルー全員が虫好きということもあり、アガるアガる。
しかし、大変でした。もちろんこちらの意図なんてお構いなしで動く動く。
よく見る昆虫写真の大変さが身にしみました。
映画「WATARIDORI」や「ディープ・ブルー」なんて恐ろしいほどの労力でしょう。でも撮れたときの「やった感」はスタジオ撮影とはまったく違います。単純に嬉しい。
完全に情が入ってしまっているので写真選定が困難です。どれもこれも捨てがたい。
そんな感じがカタログに出れば良いのですが。

虫というのは特殊ですね。
海の生き物から進化した脊椎動物とまったく違う。接写すると格好良すぎてエイリアンです。
昆虫は実は隕石に乗って他の星からやってきたという説があるのですが、あながち間違いではないかもしれないと思えてしまいます。いずれ進化した虫がスターシップ・トゥルーパーズみたいに反乱起こすんじゃないでしょうか。絶対数と特化しまくった種類が圧倒的に多い奴らは敵に回したくありません。

それはそうと、東京はほんとに虫がいないですね。虫よりも犬を見る方が多いくらい。いても蚊かゴキブリ。そういう虫たちがすめない様なところに住んでいるわけです。人間は特殊ですね。共生しようとしないで、追い出してまで自分のテリトリーを固めないと安心できないのでしょうか。


撮影で協力して頂いた虫たちはちゃんと森へ返しましたよ。ありがとう。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




夏はロケ。
クーラーが嫌いなので会社にいるのが苦痛です。極度の寒がりなので冬の暖房は必須です。
昨日今日と仕事のロケで終日外でした。千葉のとある自然全開な場所へ。
楽しい!コリャ楽しい!間違いない!
ロケ最高。

沼に行き、山に行き、寺に行きで、もうぐるぐる。
おかげでカメラマンさんが熱中症にかかってしまいました。スミマセン。
今回の私はデザイナー兼クリエイティブディレクターなんて胡散臭さ全開です。シャッターは切っていません。カメラマンさんに無茶を言うだけです。
良い写真が撮れています。
やっぱり撮りですよ。CGはもうやだ。

今回撮った写真が掲載されているカタログが11月頃に全国カメラ量販店で配布されれます。
アサヒカメラの広報担当さん、フィーチャーしてくれませんか?

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )