notation

行って参りました。ありがとう。

2005-05-30 03:10:53 | 侃々諤々
今週末も酒浸りでした。
間にコマゴマ仕事してましたけど。

金曜の夜は先日のエントリで紹介した霞町ファンクのひとりのアンプラグドのはずが、行ってみたらメンバー全員いてバンドの音。
あまりにも緊張感のないライブでしたが、アレはアレで楽しい。

私が大学生の時に撮った映像用に作ってもらった曲を演奏してくれました。多分、ライブでやるのは久々ではないかと。サービスかしら?
思い出しすぎて変な感傷に紛れ込むところでした。
最近、趣味の映像やってないな。写真は撮ってるけど。
酔っぱらいついでにバンドメンバーに「今度おまえらのPV撮るのはどうかね?」と進言。多分やります。

客として来ていた、先日おじゃましていた夫妻の嫁から行きたかった木村伊兵衛写真賞の写真展のチケットをもらい、さらにはその写真展のポートフォリオも頂けました。ありがとう。来週辺り行ければ良いのですけど。

このネタはもうそろそろいいだろう。

2005-05-22 01:18:09 | 侃々諤々
ここ最近、鋭意連載していたネタををこちらのブログから移転します。
ぼちぼちオブラートに包んだ言い方にも限界がでてきましたし、今まで読んで頂いている方にこんなテキストを読ませるのははばかられます。
多分、程々に連載していくと思いますのでテキトーに検索して見つけてください。
どうしても読みたい方はmixi経由、もしくはjuraky@mail.goo.ne.jpまでご連絡を。

本【性交と恋愛にまつわるいくつかの物語】

2005-05-19 20:25:34 | 本読み
性交と恋愛にまつわるいくつかの物語
2005
高橋源一郎


先日、友人夫妻宅に行った際に借りてきました。彼らは途中までしか読んでいないとのこと。
多分、この人の本を読むよりも、この人が誰かの本へのコメント文章を読む機会の方が多いことは間違いありません。どこでも名前見かけます。
ちょっと手に取った本のオビでアオリを書いているのがこの人だったり、サクッと立ち読みしたコラムがこの人だったり。何かの怨念かとも思うほど。

内容はといえば、最初の短編はブサイクの盲信と無知(経験不足)による妄想と誤解を客観視して主観的に書く。書いてて自分でもよく分からないですけど、そんな内容です。他の短編もタイトル通り性交と恋愛にまつわるお話です。

タイトルのニュアンスだけ似た映画にウディ・アレン「 ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう」という映画があるのですけど、こちらはとても愉快。全く別物です。関係ありませんでした。

この本、エグいです。電車では読むのをはばかられるくらい。この本に出てくる気持ち悪い登場人物の思考が自分とかぶることがあるからでしょう。平野敬一郎「滴り落ちる時計たちの波紋」に収録されている「最後の変身」よりも。

俗だがよく理解できない言葉を並べまくられて、それだけをずっと読んでいると、変な催眠術にかかったように「それを知らない、もしくは肯定していないのはダメなことなのか?」という錯覚に陥ることがあります。あー、コワイ。

ロリコンの主人公の短編もありましたが、扱い方が阿部和重とは違う。なんというかリアル。阿部和重だとそれほど体温を感じなかったロリコンも、高橋源一郎が書くとどうも生々しい。なんか、嫌いじゃない。

でも、読み終わった後にその気持ち悪さがなぜか残らない。ものすごくデフォルメしちゃえば誰でもこうなる要素はあるな、と。そのバランスとってこそなんですけどね。
前にどっかで読んだ高橋源一郎の言葉で「経験していないことは書けない」というのがあったんですけど、そう考えてみるとホントっぽい。

maginal dub ムービーアップ

2005-05-12 01:12:09 | 侃々諤々
毎度遅ればせなのですが、先日のmarginal dub chapter 6のムービーをアップしました。
marginal
こちらよりどうぞ。

コレ行くと、ヘタなイベント行って不満満載になるのが困ります。


ところで、長年酷使しまくって減価償却されまくりの我が愛しのDVカメラSONY TRV-900も限界の様です。
今回の修理で最後かもしれません。五反田行ってきます。
PanasonicのAG-HVX200が発売されるまではがんばってみます。
夢のようなカメラが出るんですよ。レンズがデカイと良いんだけれどな。

赤子

2005-05-10 01:08:16 | 侃々諤々
先日、友人たちのライブのあとに、そのままその友人のT夫妻宅へ転がり込んで酒呑んで寝るということをやっておりました。
彼らの結婚式の二次会で選曲を担当し、Donny HathawayのYou've Got A Friendをすり切れるまでかけまくって祝福しまくったおかげか、ちゃんと酒でもてなして頂けました。
で、その翌日もT夫妻のまた友人のM夫妻(初対面)が3ヶ月くらいの赤ちゃんを連れて遊びに来るというのでそのまま居座ることに。

私、正直子供は苦手でした。
こういう書き方すればおわかりの通り、最終的にはもうデロデロ。デヘヘ状態でした。恐らく。
昼間から随分呑んでいたというのもありますが、それ以上に子供に呑まれました。
ありゃ凄い生き物ですよ。超期間限定かもしれませんが。
笑った!でウハウハ。
初めてですよ。
普段、ヘリクツをこねくり回すのが趣味なのですが、そんなことやってられません。
アホなことを口走りまくっていたでしょう。
素敵に育ってください。

これ、自分の子供だったら大変でしょうけど、相当報われるでしょうね。
ところで、一時間に一回のオムツ交換って普通なんでしょうか。

本【黄昏に歌え】

2005-05-06 02:00:02 | 本読み
黄昏に歌え
2005
なかにし礼



戦後の日本の代表的な作詞家で、説明もいらないと思いますので、説明は割愛します。
友人にCDをいろいろあげたお礼にもらった本です。
そうでもしなければ一生読まなかったでしょう。
しかし、何故彼女はこの本をくれたのか。イヤ、面白かったですよ。

偉大な作詞家の壮絶な遍歴と苦悩・・・かと思いつつ読み、大筋そうなんですが、後半どうもきな臭い。ある大手秘密結社のお話なんですね。それに加盟するまでもなく凄い人だったはずなんですが、そう言う人ほど入っちゃうのは何なんでしょう。あるギリギリのラインまで行ってしまうと必然なのでしょうか。私には縁がなさそうです。

秘密結社も宗教団体も入ることは個人の自由だから良いのだけれど、その価値観を押しつけられるのだけは我慢がならん。
好きなモノとか、行動とか、誰かに抑制されたり指示されるモノじゃないし。

この本、エロ描写が多いのですが、ダメ。エロくない。好みにも寄るのでしょうが、こういう明らかに俗っぽい高級なエロさ、もしくは燃えるいい女的な淫靡な感じというのに触発されない。もっとセンチメンタルにエロいの募集します。

でも、読み物としては面白かったです。大変な時代というのはあったのだな。でもこの小説の中で集まりたくはないな。

ユーザーサポートとその前後にあるもの

2005-05-05 03:08:44 | 侃々諤々
友達から頼まれてMacの面倒を見にいくことが良くあります。
今日も行ってきました。

頼まれる内容も私のMacバカッぷりを重々承知しているので些細なことから大きな問題まで様々。
「Macは何を買えばいいのか」「ネットに繋がらない」「爆弾が出る」「イラレの使い方が分からない」「そもそもインストールできない」「起動しない」様々です。
そう言うときに如何に迅速に対応できるかが勝負です。
まず、相手の環境を聞き・・・というところから始めたいのですが、やはり聞いてくる方は分からないから聞いてくるわけで、それが分かれば自力で解決するでしょう。
だから私たちサポート部隊は如何にそれを探り出すかということに精力を傾けます。

基本的に、皆さん買った状態のままで使っていることが多く、OSのバージョンも9.1だったり10.2だったり環境はまちまち。皆さんが最新の環境であれば苦労も少ないのですが、そうもいかない。最新の環境にはお金がかかるものです。何かを使い続けると言うことはお金がかかるものです。
しかし、できるだけお金がかからない方向で、迅速に、がモットーです。

なぜ、こんな一文の得にもならない事をするかと言えば、偏にMacが好きだからってことでしょう。
そして、Macを使っている人たちに、もっと快適に使って貰いたい。もっと好きになって欲しい。
信者と言われても構いません。だって、あなたも何かしらのファンでしょ?
ソレがない人間なんてホントにつまらない。

よく分からないものを使うのはいやだから知るというのもあります。何でもそうです。
車だってカメラだって楽器だってペンだってよく分からないものは気持ちが悪い。どんな思想で作られているのかくらい知っておきたい。
思想というのは技術者や生産者たちの思いであって、やはりそう言う何かを作る人たちは「上からグダグダ言われても少しでも良いモノを」とか「こう使って貰えたら嬉しい」とかいうのがあるはずです。それがなければモノなんて作りませんよ。
智慧の結晶であるモノを使うのであれば襟を正して使えということではなくて、少なくともどんなモノなのかということを知っていれば、自然とそれらに対する気持ちもビシッとします。
使い続ける、ということはそういうこともあるのではないかと。

製品に対してメーカーとしての存在意義がどんどん薄れていく最近の生産体系。ホントに悲しいですよ。誇りを持って作られていないものは誇りを持って使えないってこと、分かってるんでしょうか。

ぶらり三浦半島

2005-05-04 03:19:38 | 侃々諤々
新しいレンズも買ったし、暇だと言うことでF3とiPodを持って午後からぶらぶら出かけてきました。

近所をぐるっとするつもりで車に乗ったのですが、むやみに良い天気と今日のiPodがシャッフルしてくれた一曲目が井上陽水の「United Cover」から「嵐を呼ぶ男」だったということもあり、コリャ海だなということで横浜新道から横浜横須賀道路、三浦半島の端っこを目指す。

横横を終点まで行って、久里浜の釣り場で何枚か。その後も何カ所かで止まって何枚か。
とにかく海沿いを。
三浦海岸を過ぎて暫く走り、脇道に入り車一台分しかない急勾配を下り劔崎という港町へ迷い込む。
多分自分が住むことは決してないでしょうけど、良い雰囲気。もうさびれまくり。うぐいすまで鳴いてるし、空にはトンビがとまっている。柴犬を連れたオッサン達が昼間からワンカップ呑んでだべる。
怖そうなので近づいて写真を撮れなかった臆病者です。

劔崎を後にして海岸沿いを走っているとデカイ風車。もちろん止まって写真。
2畳くらいしかないであろう展望台でいちゃつくカップルと家族連れというナイス被写体。

三崎を回る頃は殆ど夕暮れ時で今日の最後のカットを捜していると、小さな港の真正面に夕日が沈む切手のような景色を発見。
そこで撮って今日の写真は終わり。

今日は全部こないだ買った28mmでした。念のためで80-200mmと50mmも持って行ったんですが、ああいう場所だと広角の方が好きです。背景がいらないってことないし。諸先輩方の教え通り、F8より絞り込んで撮ってました。今日のテーマはパンフォーカスマニア。初めて使うレンズと今日装填していたのは超久々のリバーサル。上がりが楽しみです。
ということで、やっぱり広角を積んでる良いコンパクトカメラが欲しい。買うな、こりゃ。
ちょっと出かけるときにやる気満々のレンズやらでフルセットってのはちょっと綺麗じゃないですしね。

帰りはやっぱり猛烈な渋滞で、横浜に近づいたもののやりかけ仕事のデータを恵比寿にある会社に取りに行き、帰ってきて23時。
終始歌いっぱなしで、楽しい日です。マグロ食うの忘れた。

ニューレンズ

2005-05-03 02:33:36 | 侃々諤々
さて、殆ど衝動買いで新しいレンズを買いました。
Nikkorの28mm F2.8というもの。4本目です。
横浜のカメラのキムラで1万円くらい。そんなもんです。

同じような28mmのレンズを持っているのですが、それはオヤジから譲り受けたというか、半ば強奪してきたレンズで、しかもAI(Nikonの規格)じゃない。私のF3だと開放でしか測光できない。アイリスを絞ったときに露出計が連動して動かないんです。
今までは殆どカンで撮っていたんですが、プリント屋泣かせでもあるし、今更リバーサルへトライする身としてはドンズバの露出狙わなきゃいけません。

写真撮っていていつも思うんですが、風景とか静物を撮っても楽しくない。露出を決めてピントを合わせてフレーム切って・・・、とかそう言う手間に頭を使いすぎてしまうのがのがどうもねぇ。考えすぎる。じっくり吟味して、やっぱり予想通りの写真しかできない。
綺麗に写っていてもそれほど嬉しくない。
誰かの何かの動作の途中の1カットってのが好き。
知っている誰かのイイ顔が撮れたときが一番嬉しいです。

しかし、そのためには一眼レフのF3というのは少々イカツすぎる。
今、Rollei35というドイツ製のカメラが猛烈に欲しくなっています。先々週まで存在すら知らなかったんですけど。
超コンパクトなかわいらしさとドイツ風な無骨さと、意味があるのか分からなややこしいマニュアル操作。固定焦点のコンパクトで良いのではないかとも思うのだけれど、ルックス重視としては近いうちに手に入れたいカメラです。
このカメラ、女の子が持っていたら一発でヤラれます。病気ですか?そうですか。
やっぱりGRも欲しいなぁ。
以前、渋谷のビックカメラのDPEコーナーにGRをぶら下げた女の子が現像受け取りに来ていたのを見かけて、軽い妄想に陥りました。
そういうこともあるさ。