先日アンプを買い、JBLについてのエントリでぐたぐだ書き散らしたあげく、買ってしまいましたよ。
JBL 4305H WX。
思いの外早く納品されました。
これでやっとピュアオーディオのスタートラインに立つことができました。富士山で言えば、やっと富士宮駅に到着。
JBL伝統のブルーバッフル(青い前面パネル)に白いウーファー。天然木のエンクロージャー(上下左右のガワ)最高です。カッコイイ。
土曜・日曜と各々マイCD持参の友人と共に普段は買わないちょっと高いウィスキーを買い込んでの試聴大会。
「JBLでジャズを聴きながらシングルモルトのスコッチを飲む」と言うのは村上春樹直系としては外せません。ミーハーで悪いか。
ただやってみたかったことなので、ここはスルーでお願いします。
ということで、一通りCDやらレコードやらMP3を試聴してみました。
電気音楽('90以降)~ポップス('80~'06)~ソウル(主に'70)~クラシック('50~'06)~ジャズ('60~'70)を各レコード・CD・MP3で。
やはり、音が早い。ツイーター(高音域が出る小さい穴)のアッテネータ(音量調節)を絞り気味で使っています。もうちょっとウーファー(低音が出る大きな丸)が馴染んでくればもっと丸い音になると思われます。それまでは聴き疲れがありそうです。
もともとあまり低音好きではないので、これでも良いっちゃ良い。
やはり得意なのはジャズ。というか、アナログソースの60~70年代の音源。この辺はJBLクオリティ。
CDよりもレコード。超低音と超高音を重要視していない設計っぽいスピーカーなので、音域の狭いアナログレコードがはまります。暖かい。
一番キたのはジミー・スミスのオルガンとかマイルスのミュートしたトランペット。ちょっとくぐもった音が最高。
ともあれ、CDでもちゃんとした再現力です。「このCDにはこんな音が入っていたのか・・・」と再認識。今まで聞こえなかったスネア(ドラム)のブラシを掃く音とか、ベースをはじく指の音までも。スガシカオの「午後のパレード」のAメロのボーカルがダブルだったのに初めて気付きました。
そして低音の空間。奥行きがあります。今までのスピーカーだとスピーカーより前面~耳までの空間しかなかったのが、スピーカーの後ろにまで空間が広がっている。けど、ちょっとごちゃっとしてる。これはうちの柔らかい床のせいでしょう。
音の伸びが良い。部屋の一番端っこ(スピーカーから6mくらい)まで行っても音が痩せない。これはやはりきっちり出る中低音のおかげですね。
小さな音で聴いてもちゃんと鳴る。ある程度のスピーカーであれば、小さめの音で聴いても空間を作ってくれます。下手なのだと、ちょっとボリュームを絞っただけでラジカセになってしまう。
今回もリファレンスで使用した小山田圭吾氏のMusicがこんなに深い音だったとは。ショボイスピーカーでもそれなりに聞こえてしまう。ちゃんとしたスピーカーで聴けばもっと広がりがある。変態的なミックス狂です。
上記でおわかりの通り、正直なスピーカーです。あまり脚色は無いようです。
そして、総じて言えるのはソースは選ぶものの、自分の好きな音楽にハマる。これ最高。
しかし、世の中にはもちろんもっと良いオーディオシステムがゴロゴロあります。このエントリを読んで「黙れコゾウ!」と思う先達も山ほどいらっしゃるでしょう。でも私は分相応に「好き」で生きて行ければ良し。
今の私がちょっと無理をして買って楽しめるベストなチョイスだと思っています。
買ったばかりなのでベタ褒めなんですが、ホントに買って良かった。
いい大人がよってたかって大まじめで作った音を聴くいい大人は、やっぱり自分の満足できる環境で聴いて初めて彼らの気持ちが分かった様な気分になれる。お互いの自己満足がシンクロするほど幸せなことはありません。
JBL 4305H WX。
思いの外早く納品されました。
これでやっとピュアオーディオのスタートラインに立つことができました。富士山で言えば、やっと富士宮駅に到着。
JBL伝統のブルーバッフル(青い前面パネル)に白いウーファー。天然木のエンクロージャー(上下左右のガワ)最高です。カッコイイ。
土曜・日曜と各々マイCD持参の友人と共に普段は買わないちょっと高いウィスキーを買い込んでの試聴大会。
「JBLでジャズを聴きながらシングルモルトのスコッチを飲む」と言うのは村上春樹直系としては外せません。ミーハーで悪いか。
ただやってみたかったことなので、ここはスルーでお願いします。
ということで、一通りCDやらレコードやらMP3を試聴してみました。
電気音楽('90以降)~ポップス('80~'06)~ソウル(主に'70)~クラシック('50~'06)~ジャズ('60~'70)を各レコード・CD・MP3で。
やはり、音が早い。ツイーター(高音域が出る小さい穴)のアッテネータ(音量調節)を絞り気味で使っています。もうちょっとウーファー(低音が出る大きな丸)が馴染んでくればもっと丸い音になると思われます。それまでは聴き疲れがありそうです。
もともとあまり低音好きではないので、これでも良いっちゃ良い。
やはり得意なのはジャズ。というか、アナログソースの60~70年代の音源。この辺はJBLクオリティ。
CDよりもレコード。超低音と超高音を重要視していない設計っぽいスピーカーなので、音域の狭いアナログレコードがはまります。暖かい。
一番キたのはジミー・スミスのオルガンとかマイルスのミュートしたトランペット。ちょっとくぐもった音が最高。
ともあれ、CDでもちゃんとした再現力です。「このCDにはこんな音が入っていたのか・・・」と再認識。今まで聞こえなかったスネア(ドラム)のブラシを掃く音とか、ベースをはじく指の音までも。スガシカオの「午後のパレード」のAメロのボーカルがダブルだったのに初めて気付きました。
そして低音の空間。奥行きがあります。今までのスピーカーだとスピーカーより前面~耳までの空間しかなかったのが、スピーカーの後ろにまで空間が広がっている。けど、ちょっとごちゃっとしてる。これはうちの柔らかい床のせいでしょう。
音の伸びが良い。部屋の一番端っこ(スピーカーから6mくらい)まで行っても音が痩せない。これはやはりきっちり出る中低音のおかげですね。
小さな音で聴いてもちゃんと鳴る。ある程度のスピーカーであれば、小さめの音で聴いても空間を作ってくれます。下手なのだと、ちょっとボリュームを絞っただけでラジカセになってしまう。
今回もリファレンスで使用した小山田圭吾氏のMusicがこんなに深い音だったとは。ショボイスピーカーでもそれなりに聞こえてしまう。ちゃんとしたスピーカーで聴けばもっと広がりがある。変態的なミックス狂です。
上記でおわかりの通り、正直なスピーカーです。あまり脚色は無いようです。
そして、総じて言えるのはソースは選ぶものの、自分の好きな音楽にハマる。これ最高。
しかし、世の中にはもちろんもっと良いオーディオシステムがゴロゴロあります。このエントリを読んで「黙れコゾウ!」と思う先達も山ほどいらっしゃるでしょう。でも私は分相応に「好き」で生きて行ければ良し。
今の私がちょっと無理をして買って楽しめるベストなチョイスだと思っています。
買ったばかりなのでベタ褒めなんですが、ホントに買って良かった。
いい大人がよってたかって大まじめで作った音を聴くいい大人は、やっぱり自分の満足できる環境で聴いて初めて彼らの気持ちが分かった様な気分になれる。お互いの自己満足がシンクロするほど幸せなことはありません。