SNOW WIND blog

我が愛車“PEUGEOT307SW”を中心に、日々のくらしを綴った日記です。

正しい歴史認識とは?

2013-08-01 22:20:19 | 歴史
“やってもうた、麻生さん”的論調が多い発言ですが、よーく読んでみると彼の言いたかったことは「あの手法に学べ」ではなく「あの手法から学ぶことがある」という意味に捉えることもできます。舌足らずだったのかなと思います。その辺は彼らしいですね。

ワイマール憲法は非常に素晴しい憲法であったと学者の間では通説となっています。しかしながらその憲法の下でできたのはナチス政権でした。民主主義が民主主義を滅ぼしたとも言えますが、あの時代にドイツが苦しんだのは戦勝国による膨大な賠償金でした。戦勝国の行き過ぎた施策の結果、ドイツ国民の生活が困窮を極め、その結果としてナチスが誕生したということを考えると、戦勝国の行き過ぎた施策はやはり糾弾されるべきでしょう。

ナチスの徹底した大衆迎合の政治手法は、いまの韓国にも類似する点が多いと思います。「反日」を掲げると全てが許され支持を得ることが出来る、そういった風潮はナチスにそっくりだと思います。

この前のサッカーの試合で韓国が掲げた肖像画は「安重根」でした。韓国では英雄ですが、日本では暗殺者であり一介のテロリストという認識です。双方の国で、見方が180度違うことを思えば、正しい歴史認識などというものは存在しないというのははっきりわかると思います。どちらも「正義はわれにあり」ということになりますね。

日本が朝鮮を侵略し植民地としたのは事実です。が、それが悪いことかどうかは、当時の世界情勢を考えれば特には悪くないということになると思います。そういった点を踏まえた“真に正しい歴史認識”を持った上で反省すべきところがあれば真摯に反省するべきだと思います。それは、どちらの国にも言えることで、やはり世界の情勢に疎かった点は朝鮮は反省すべき点だと思います。

この手の話は長くなるので、まずはこの辺で。