SNOW WIND blog

我が愛車“PEUGEOT307SW”を中心に、日々のくらしを綴った日記です。

日本はどうなる?

2008-10-04 11:30:00 | 政治
麻生首相率いる自民党。どう考えても先行きは厳しいように思います。参議院を民主に牛耳られている以上、たとえ次の衆議院解散総選挙で勝っても結局はネジレ現象は続くわけですし。首相が二代に渡って任期半ばで辞任しました。正直ガッカリですが、本人達にしてみれば自分よりも前の代の尻拭いに疲れ果ててしまったのでしょう。サミットを無事に終らせたら辞任するのは福田さんもきっと前から考えていたのでしょう。「サミットを成功させたのに何で?」という声がありますが、サミットを終らせることしか頭に無かったんじゃないかと思います。
で、こんな形にした張本人の小泉は悠々自適の引退宣言。チルドレンは皆、置き去りです。あまりにも無責任すぎます。政治は劇ではありませんよ。格差社会を作り上げてその責任を追求されるから、そこから逃げたというのが正解でしょう。これから行われる政策は、きっとこれまでと逆になるハズです。残念ですが、赤字国債を発行してでも公共工事による景気対策を行わなければ、世界不況の波に一気に飲まれてしまうでしょう。
残念ながら北海道は、特に地方はもう終わりだと思います。道内地方の有力土建企業が次々と倒れていきます。皆、公共事業縮小のなかで新規事業に望みを託して、それが失敗、本業もダメ、という構図です。これまでの北海道の経済構造は完全に破綻したといっても良いのでしょう。
景気対策・・・・麻生首相はこれを第一に掲げます。対する民主党はこれに反対するでしょう。今は一日も早く景気対策を打ち出して、安心させるアナウンス効果が必要。アメリカの金融安定化法案が下院で否決されたのは、選挙で票が取れなくなるんじゃないかという議員の思いが出たもの。国全体のことは全く考えず自分の保身のためだけ。結果、さらにダウは下がりドルは売られ最悪の状況に。結局は、政治が経済をダメにしてしまっている。
日本でも民主党は同じことをやろうとしている。政権を取るために国民生活を蔑ろにする、そんなことを平気でやる民主党だったら、やっぱり任せることは出来ないなあ。今ならまだ間に合う。けれどここでいたずらに時間のみを浪費すれば、仮に政権を取ったとしても、もう手が付けられない状況になっている可能性は高いと思う。経済のグローバル化は一日で一気に波が押し寄せる。それが政治家には判っていないようです。
アメリカの政治も二流だけど日本もやっぱり二流だな・・。