舎人(とねり)公園は花壇の周りの草地に
ニゲラが足の踏み場もないほどに咲き乱れている。
また、先年行ったときにはギガンチウムがいっぱい咲いていたが
今年は申し訳程度に数本の花が見られるだけだった。
アリウム・ギガンチウム。
「アリウム」という品種のうち、写真のような濃いピンク色の
ボール状の特徴的な花を「ギガンチウム」と呼ぶ。
アリウムには約700種の野生種があり、ニンニクやネギも同じ仲間ですね。
数年前は賑やかに咲いてくれたけど今年はこれだけ。
和名をハナネギといい、花弁が6枚ある小さな花が集合したものです。
バックを賑やかにしてくれていたのはハエトリナデシコ(ムシトリナデシコとも)。
ヨーロッパ原産で、江戸時代の末期に渡来した帰化植物です。
周りの草地にはところどころにユキノシタが。
小さな木だけどここにもブラシノキがありました。
そして何といっても多かったのがニゲラ、
絡み合ってジャングルみたいになっていた。
色もいろいろありますね、白、ピンク、紫、それらが混じったもの。
花が終わると大きな実になります、
実の中には黒いタネがあり香辛料として使われる、
そのため別名を「黒種草、黒種子草(くろたねそう)」と。
data:EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 5月 17日 舎人公園