百花園の花も少しずつだけど
季節に合わせて移り変わっています。
春の花が終わり初夏の花一色に、
下界でも暑い日が多くなってきました。
ユキモチソウもそろそろ終わりを迎えます、
白い球体は萎み仏炎苞は崩れ落ちてしまいます。
稚児ユリがかわいい姿を見せているけどこれも終わり、
このあとこの辺にはクマガイソウが異様な花を咲かせます。
ヒメウツギはまだ元気、真っ白い花を輝かせています。
タニウツギが咲いてきました、
続いてウツギやハコネウツギも咲いてきます。
カザグルマが咲いていました、花弁に見える萼が8枚。
クレマチスの仲間ですが日本の固有種です。
中国原産のテッセンは6枚、ヨーロッパで生まれたクレマチスは複数枚。
いずれも花弁に見えるのは萼片です。
藤もこの時点では最高潮だけど今ごろはもう・・・。
ミヤコワスレ、以前は画角いっぱいが花で埋まったけど
最近はすっかりスカスカになってしまった。
シャガ、最後の一株になってしまった。
これも以前はあたり一面を埋め尽くしていたけど
このごろは申し訳程度にしか咲かなくなってしまった。
百花園の草花にも栄枯衰勢があるようで
以前ほどの花は見られなくなってしまいました。
なんとも寂しい限りですが・・・。
data:EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 4月 19日 向島百花園