東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

久しぶりに向島へ

2021-01-26 | 散歩

  暮れに百花園へ行ったきり
  年末ギリギリに行こうと思っていたらコロナで閉園。
  以降行きたくても行けない状態が今も続く
  早咲きの桜のうわさもちらほら、ちょっと向島へ行ってみよう。

 

   あそこは東白髭公園の中と言ってもいいのかな
   隅田川神社の横を通ったら白梅が咲いていた、
   ちょっと寄ってみよう。
   ここはいつも遅いけどもう咲く時期なんだね。

 

 

   隅田川神社は 別名:水神さま
   古くは『浮島の宮』とも称していたようです。。
   隅田川がどれだけ増水しても川面に浮いているかのごとく
   水害がなかったことから、そう命名されたらしいですが。
   そして水神さまらしく狛犬ならぬ狛亀が頑張っていました。

 

 

   この亀、普通の亀ではありませんね
   耳があって牙もあるので「玄武」かもしれません。
   よだれかけは賽銭箱の代わり?、頭の上にも乗せています。

 

 

   狭い境内にはいろいろな社があるけど
   その片隅に和船の碇が置いてありました。
   隅田川のほとりなのでいろいろな船が、
   漁船とか江戸の胃袋を満たす運搬船が通ったのでしょう。

 

 

   花壇に行ってみました。
   柔らかな冬の日を浴びてスイセンがきれい。

 

 

   これはまた違う種類のスイセンですね、
   スイセンもいろいろな種類があるようで見て歩くのもいいものです。

 

 

   これはオモトでしょうか、
   冬枯れですっかり色がなくなった花壇で一人目立っていました。

 

 

   花かんらん?
   あれ、かんらんと言うのは標準語だったかな。
   田舎ではキャベツのことをかんらんと言っていました、
   調べてみたら花かんらんと花キャベツ両方出ていました。
   ただ花かんらんはブロッコリーを指すこともあるようです。
   そして「葉ボタン」と呼ぶこともあるようですね。

   いつもはきれいな花かんらんがずらっと並んでいるんだけど
   今年はこれ一個しか見られなかった。
   でも花かんらんという名前が通用することが分かって
   これはこれで一つの収穫となりました。

 

          data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 1月22日  東白髭公園

          

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多分きっと一番低い富士

2021-01-25 | 散歩

  富士塚もいろいろあって東十条とか駒込の
  それは大きく高く立派だけど真逆の富士塚も。
  ネットで見ると高さは0.5mから2.3mまでと諸説あるけど
  0.5はかわいそうだから1mくらいが順当なところかも。

 

   小右衛門稲荷神社。
   ベルモント公園のちょっと向こう、公園と同じように
   ここもこどもたちの遊び場、この日もどこかの保育園が。

 

 

   ここの鳥居は珍しい銅の鳥居、晴れた空に美しく映えます。

   この辺りは江戸時代の小右衛門新田。
   1616(元和2)年ごろに岩槻城に出仕していた武士
   渡部小右衛門とその仲間が拓いた土地。
   境内と接した墓地に渡部小右衛門の墓があるそうです。

 

 

   創建はおよそ600年前
   ご祭神は倉稲魂命(ウカノミタマノミコト)。

   社守は小山征一さん、静子さんご夫妻。
   お囃子の笛や太鼓を毎週水曜午後7時から指導していらっしゃるとか。

 

 

   拝殿の横に小右衛門富士。
   登山道には合目石が並んでいます、
   が、やけに間隔が狭いみたい・・・。

 

 

   登っていくと二合目、三合目、四合目と合目石が続きます、
   2,3歩進むと五合目まで行きそう。

 

 

   合目石が並びます、笑ってないでマジメに登りましょう。

 

 

   ふぅ~、やっと頂上に着きました。
   この岩が頂上だそうでこれを見るとこれまでの苦労が報われます!?。

 

 

   小右衛門富士の全景。
   登頂したいろいろな人の記録が残っています、
   0.5mという人もいれば2.3mといろいろ幅があるけど
   0.5はちょっとかわいそうなので私は1mと残したい。

   夏の山開きの日に登ったんだけど
   夏草に覆われて登山道さえ歩けませんでした。
   前出の社守の小山征一さんとちょっと話をしたんだけど
   「暑いし登山道の草刈りなんかできませんわ」とのこと。
   そうですよねぇと今度は"冬山"に挑戦、
   何度目かの登頂に成功しました、、、という
   おじさんのたわいないお話でした。

 

          data: PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影 1月15日  小右衛門稲荷神社

          

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千住大川町氷川神社の富士

2021-01-24 | 散歩

  拍子抜けだった閻魔様のお寺のあと
  ちょっと走って千住大川町氷川神社へ行ってみました。
  ここは荒川掘削のため移転しさらに水道幹線開通のためにも移転したという、
  あの富士塚も一緒に移転したんだなぁと妙な感心をしたり。

 

   鎌倉時代後期の1294(永仁2)年、土地鎮護のため素盞雄大神を勧請し、
   祠を建てたことに始まりました。
   荒川放水路開削工事に伴い、1915(大正4)年11月現在地に移り、
   旧社殿が老朽化したため、1967(昭和42)年9月に現社殿が造営されました。

 

 

   千住新橋南詰から西に300mほどの荒川南岸に鎮座していて、
   「千寿七福神めぐり」の布袋尊が祀られており、
   毎年正月には多くの参拝者で賑わうようです。

 

 

   拝殿手前には紙すき碑という碑があります。
   江戸時代後期の1843(天保14)年6月晦日、
   幕府の命により地すき紙を献上した際の記念碑で、
   かつてこの地域で紙すき業が盛んだったことを物語る貴重な史料です。

 

 

   この紙すき碑の台座に「几号水準点」があります。
   かつてあちこち走り回り見てきた「几号水準点」がここにもありました。

 

 

   もう一か所の入口、私はここから来たけど
   鳥居の向こうに富士塚が見られます。
   「おお、あったあった」、始めて来たので喜んだり。

 

 

   また別に鳥居があり脇には説明板もありました、
   石段があり合目石も見えるけどかなり険しそう。

 

 

   登山口には一合目の合目石、
   階段はここだけであとは岩だらけの登山道。
   かなり本格的で私は岩につかまりながら登りましたが。

 

 

   七合目までやってきました、
   まだ頂上は遠い見上げる高さです。
   手を岩にかけ一歩づつ岩を踏みしめて慎重に登ります。

 

 

   やっと頂上までたどり着いたとほっとしていたら
   あとから若いおねえさん二人がひょいひょいと登ってきて追い抜かれてしまった。
   若い人には敵わない、年齢を痛感した富士登山でした。

   この近くの登れる富士塚では一番険しいのではないのかな、
   岩につかまりながら足場を確かめほんとの登山みたいでした。
   懲りたわけではないけど標高1mの富士もあるので今度はそこへね。

 

          data: PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影 1月16日  千住大川町氷川神社

          

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ついでに農業公園へ行こうか

2021-01-23 | 散歩

  プリンタのインキタンクに赤信号
  "!"だったのが"×"に、いよいよ行かなきゃダメか。
  ついでに農業公園でも見て来るか、
  K'sデンキは農業公園との中間くらいにあります。

 

   何も~ない春です・・・
   梅も咲いているのは八重寒紅がほとんど
   まだまだ満開とは言いづらいし。

 

 

   混んでいるところを探してこれくらい、
   まだ五分咲きくらいかなぁ。
   鳥たちの姿は全くない。

 

 

   萼が緑色の白梅「月影」が開いてきました、
   今のところは八重寒紅しか見られないけど
   他にも種類だけはたくさんあるのでこれからに期待しよう。

 

 

   あまり派手に咲くこともなくひっそりと終焉を迎える冬桜、
   一番寒い時期を彩った冬桜、あとを他の桜に託して散っていく。

 

 

   一本しかない寒桜は今が満開かな、
   これも一羽の鳥も呼ぶことなくここまできてしまった。
   今年の鳥たちはどうしたんだろう、この日も全く姿を見せなかった。

 

 

   水鳥たちはどうかな、新芝川へ行ってみたらヒドリガモが来ていた。
   小さな川だけど水鳥を撮るとなると大きいね、水鳥は小さな点にしか見えない。

 

 

   鳴き声がするのでしばらく待っていたらオオバンがやってきた、
   ここに住みついているのかなこれだけはいつ行っても見られる。

 

 

   温室の外、ハーブ園にエリカが咲いていた。
   この花いいね、いろいろな種類があるけど今はこの種類だけ。

 

 

   西田佐知子の「エリカの花散るとき」が好きでどんな花かと思っていた、
   その歌を忘れるころになってやっとエリカの花に会うことができた。

   B面に入っていた曲で発売後しばらくして火がついて
   第14回の紅白歌合戦で披露した。
   この時の紅白は全編の映像が残る最古の紅白と言う話で
   古い昔のことだね、なお、ここしばらく紅白は見たことない。
   私としてはエリカの花が見られただけでよかったけど。

 

          data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 1月21日  都市農業公園

          

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鏝(こて)絵で有名な橋戸稲荷

2021-01-22 | 散歩

  千住大橋のたもと大川公園で休憩中
  辺りを見渡したら神社らしき屋根が見えた。
  あれこんなところに神社があったかな
  1,2分歩いてみたら橋戸稲荷神社に出合った。

 

   おやおやこれは結構な神社が、家並みに隠れて気がつかなかった。
   「橋戸稲荷神社」とある、調べてみたら
   創建は平安時代の延長4年(926年)とも室町時代の延徳2年(1490年)とも言う。
   社殿は江戸時代末期の建築。うち本殿は土蔵造で、
   扉内側に伊豆長八の鏝(こて)絵が施されており、足立区の有形文化財に登録されていると。

 

 

   拝殿は江戸末期の1862年建造。かっては重厚な瓦葺きだったが、
   東日本大震災後、銅板葺きに改められた。
   拝殿の扉の両脇には、本殿内扉に施された鏝絵(こてえ)のレプリカが飾ってあり、
   行けばいつでも見られるとも。

 

 

   拝殿前には狛犬ならぬ狛狐さんが元気に飛び回っている、
   左側のそれは元気過ぎたらしく鼻が欠けていたので撮らなかった。

 

 

   江戸末期に作られた拝殿には各所に見事な彫刻が施されている。

 

 

   拝殿上の懸魚の二匹の狐も伸びやかです。

 

 

   虹梁にも彫刻があるが、これは刀鍛冶だろうか。

 

 

   橋戸稲荷神社本殿は、区内唯一の土蔵づくり本殿として、
   昭和57年に足立区有形文化財(建造物)に登録されています。

   現在の本殿は 土蔵造りで扉を開くと左右に
   伊豆長八作の雌雄ニ匹の狐と稲穂の漆喰の彫刻が見られます。
   年に3回、2月3日・5月15日と祭礼のときだけ、
   本殿の扉が開かれお披露目されるそうです。

 

 

   本殿内側の鏝(こて)絵のレプリカが拝殿の扉にあります、
   鏝絵とは漆喰に彫られた彫刻ですね。

   伊豆長八は、幕末から明治期にかけて活躍した鏝絵の名手。
   江戸・東京を中心拠点としたため、関東大震災および
   第二次世界大戦の戦禍で作品の多くは失われてしまいました。

 

 

   絵は夫婦の白狐で、向かって右扉に雄狐・左扉に雌狐が子狐を抱き、
   背後に稲穂が配されている。
   子狐を見る母狐の慈愛溢れる眼差し、
   優美な白狐の姿態など、名工長八の技量が遺憾なく発揮された名作です。

   この神社、もとは千住河原の景勝地に本殿のみが建立されていたと伝わる。 
   江戸時代、千住が宿場になると、社の付近に上流の飯能・秩父・川越
   方面から物資が陸揚げされ、この辺りは、継場として栄えたと言われています。

 

          data: PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影 1月8日  橋戸稲荷神社

          

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