足立区には氷川神社がたくさんあります、
荒川があるからかなと思ったけど
今の荒川は明治の終わりから掘削された放水路。
古代より湿地帯だったからなのかな。
中へ入るとゴチャゴチャした神社だけど
外から見ると結構大きな神社に見える。
大きなイチョウが数本、みんなきれいに色づいていた。
改めて"玄関"から、とにかくいろいろなモノでいっぱいだ。
テントまである、緋毛氈を敷いたベンチの上を覆っていた。
万博で話題になっている日除け雨よけみたいだ。
拝殿にも看板やら幟やらいろいろな小物がいっぱい。
本殿も物置きの様相、ここの神主さんに収集癖があるみたい。
拝殿横には日本中の神さまが集まったみたいに、
恵比寿・大黒から始まって神さまの大集合。
隅の方に諏訪神社が鎮座ましましている、
ご神体はこの大きな岩、古代の人たちはありがたく拝んでいた。
この時期なのに茅の輪が、普通は6月末と12月末に神社で見られる。
さらにたくさんの地口行灯まで飾られていた。
これも普通は初午のときなどに稲荷神社で見られるもの。
ダジャレ好きの江戸っ子が競って考えたもので
足立区では今でも作っている店もある。
元の言葉は「後の後悔先に立たず」だけど
「あとの号外、先にたたず」と洒落ている。
data:PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影 12月 6日 江北氷川神社