お正月の縁起物「千両」「万両」は
皆さんご存知でしょうが
ほかに百両、十両、一両があります。
百花園で見ることができました。
一両、アリドオシ(蟻通し)とも呼ばれます。
地方によってはセンリョウ(千両)、マンリョウ(万両)とともに植え、
「千両万両有り通し」と称して正月の縁起物とします。
十両、ヤブコウジとも。
万葉集にも山橘(ヤマタチバナ)の名で詠まれたヤブコウジは、
古くから日本人に愛されてきた植物です。
百両、カラタチバナ(唐橘)の名前も。
赤い実が多いけど今回は白い実で、
別名は「百両金」。江戸時代に斑の入った変わり物の栽培が大流行し、
百両単位という高値で取り引きされたことから。
千両、別名としてクササンゴと。
赤い実が美しいので正月の縁起物として古くから生け花に利用されています。
万両、別名はヤブタチバナ(藪橘)とも。
「万両」という、いかにもたくさんのお金を彷彿とさせる名前で、
正月用の縁起木として親しまれています。
日本では江戸時代から栽培されており、たくさんの園芸品種がありますね。
さあ、新しい年もしっかり稼ぎましょう
千両万両稼ぎましょう。
data:EOS70D/EF70-200 1:2.8 L。 撮影 12月 26日 向島百花園
桜は無理として梅はまだかいな
ここで気になる梅の花、いつ咲くのかな。
農業公園の「八重寒紅」ツボミは大きくなっています、
1月半ばには咲くことでしょう。
向島百花園の「唐梅(とうばい)」。
今までは年末のギリギリに咲いてきたけど
今年はどうなんだろう、ツボミはもう開きつつあるんだけどね。
都々逸にもありますね、
「お酒飲む人花なら蕾、今日もさけさけ明日もさけ」
来たるべき年も私はこれを金科玉条のごとく守りたいと思います。
どうぞよいお年をお迎えください。