荒川自然公園の白鳥が亡くなって3年近くになる、
いつ行っても悠然と泳いでいた姿は忘れられないが
先日新しく白鳥がやってきた。
早速見に行ってみよう、どんな白鳥かな。
つがいで二羽、千葉県富里市にある動物飼育所からやってきました。
前にいたのと同じコブハクチョウです。
私はTwitterを見て飛んで行ったんだけど
ほとんどの人は知らずに来ていて「あ、白鳥がいる!」
ちょっとした撮影会になりました。
知らないところで二人だけでは寂しかろうと
コールダックというアヒルもやってきました。
右端に一羽いるけどみんな丘の上に上がっていたので
今度水の上にいるところを撮りたいですね。
新居は前の白鳥が使っていた小屋をそのまま使うようです。
ちょっと前になるけど池の水が抜かれきれいに掃除されました、
そのときはふ~んと見ていたけどこの日のための準備だったのですね。
一羽がやおら立ち上がり羽根をバタバタさせるあのポーズ、
だけどいかにせん大きい、羽根が開ききれない。
あれはやっぱりカモのほうがいいようですね。
さて、
"あの日"から10年の歳月が流れました。
テレビは競うようにあの日の様子を放送しています、
私たちは被災された人たちにちゃんと寄り添ってあげられたのだろうか。
私は何をしただろう。
花は 花は 花は咲く
わたしは何を残しただろう・・・
もっとやれることはなかったのだろうか、
もっとできることはなかったのだろうか。
あの時と同じように花が咲いてきました、
でも被災地の皆さんが見ている花は同じ花だろうか。
それ以前に見た花と同じに見えるように
わたしにはまだ為すべきことがあったのではないだろうか。
花は 花は 花は咲く
いつか生まれる君に
花は 花は 花は咲く
わたしは何を残しただろう
data: EOS70D/EF70-200 1:2.8 。 撮影 3月6日 荒川区・荒川自然公園