東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

農業公園外周に見る里桜

2020-04-12 | 季節の花
  農業公園には入れないけど
  外周の道にもたくさんの里桜があります。
  目を見張るような大きな八重桜がいっぱい、
  ソメイヨシノなどなどとは違った八重桜の美しさを堪能しましょう。


  

     一葉(いちよう)
     初めはピンク色だけど咲き進むと白くなってくるボケ加減が最高です。
     江戸時代以前に作出され荒川堤で保護されていたものが、
     江戸時代後期になって全国へ広がったと。




  

     御車返し(みくるまがえし)
     ひとつの木に一重と八重の花が咲く、古くからある桜。
     この桜の下を通った貴人が一重か八重かで争いとなり、
     牛車を返したという話に由来して名前がついたと伝えられています。




  

     苔清水(こけしみず)
     名前の由来は分からないようですが、荒川堤で栽培されていた品種らしいです。
     緑の葉の中に咲いていて何となく山奥の桜を思わますね。




  

     八重紅大島(やえべにおおしま)
     大島桜が八重になって色もピンクになりました。




  

     鬱金(うこん)
     花弁が香辛料で知られるウコン(鬱金)に似た萌黄色になることから。
     清酒「黄桜」はこの花にちなんで名づけられたという。




  

     薄墨(うすずみ)
     初め白色の花びらが次第に薄墨色に変わることからこの名に。
     でも長い間見ているけど薄墨色になったという実感は沸かないような・・・。




  

     弁殿(べんどの)
     もと荒川堤で栽培されていた品種ですが
     古書に曰く「日光山より出づる」とあるようですね。




  

     細川匂(ほそかわにおい)
     これも荒川堤で栽培されていた品種です、
     シベは旗弁状になる、この写真でも旗弁が多く見られます。
     芳香があることから「匂い」がつきました。
     似た名前で「駿河台匂」という桜もあります、残念ながら園内ですが。




  

     楊貴妃(ようきひ)
     江戸時代初期から名前を知られている名木です、
     荒川堤で保護されていたものが江戸時代に全国に広まったらしい。

     奈良の興福寺にいた僧侶「玄宗」が庭に咲くこの桜をこよなく愛したことから、
     僧侶の名前にちなんでその桜を楊貴妃と呼ぶようになったとか、
     また、豊満な八重咲きの花姿から中国の楊貴妃を連想させることから
     名づけられたなど名前の由来はいろいろですが
     とにかく「美しい!!」以外に言葉がありません。

          data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 4月4日 都市農業公園外周
          
コメント (2)
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